最新更新日:2024/12/03 | |
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校 英語)
令和2年2月4日(火)、授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校1年英語「My Project 2『パートナーを紹介しよう』」の単元の第1時の授業)を実施しました。
授業は単元構成を伝えて学習の見通しを持たせた後、1学期に行ったMy Project 1(自分のことを話そう)の学習を振り返り、スピーチする際に意識すべきことを確認することから始まりました。3年間の英語学習のゴールとして「自分で決めたテーマに関して3分スピーチができること」をめざし、My Project 1のスピーチよりさらにレベルアップしたスピーチになるようにするにはどうすればよいかについて、自己の課題点を考えました。また、インタビューのモデルとなるビデオを見たあと、質問内容や答え方等について話し合い、各自がパートナーにどのようにインタビューするかについて考えました。 授業後の協議会では、生徒が学習に主体的に取り組めるようインタビュービデオや生徒の実態に応じたワークシートの準備、ねらいに迫るためのさまざまな指導の工夫等、コア・ティーチャーから授業についての思いが伝えられました。また、最終のゴールを明確にすること、単元をつなげること、生徒どうしをいかにつなげるか等について話し合われました。 受講者からは「単元の見通し方、ワークシートの作成方法、言語活動、評価方法について勉強になりました」「3年間、見通しをもって授業を展開しているところが印象的でした」等の感想が聞かれました。 授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校算数)
令和2年2月3日(月)、授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校4年算数「分数の大きさとたし算、ひき算」の単元の第6時の授業)を実施しました。
「帯分数のたし算のしかたを『仮分数にして考える』『整数部分と分数部分に分けて考える』等を活用し、同じ単位のもので考えることができる」を目標に授業を展開しました。 授業後の協議会では、レディネステストにより詳細に児童のつまずきを分析した上で、「量感を伴った分数学習」をめざしたいというコア・ティチャーの思いが述べられました。マス図、分数ブロック、数直線、ペットボトル等、量を可視化して意識させるための教具等を準備し、児童が学びやすい環境を整えていたこと、また単元全体のつながりを意識し、児童自身が学んだことをつなぎ新たに問題解決できるよう学習を進めていたこと等が話し合われました。 受講者からは「子どもに量感をつかませたいという先生の想いが強く伝わってきました」「多様な考えをつなげて学んでいる様子を見ることができて、とても勉強になりました」等の感想が聞かれました。 特別支援教育研修(第3回)
令和2年1月31日(金)ソフィア・堺において、「特別支援教育研修(第3回)」を実施しました。
はじめに、大阪大谷大学 小田 浩伸 教授から「特別支援教育コーディネーターの役割」及び「外部機関との連携」について講話いただきました。 小田教授からは第1回での講話をより深め、根拠に基づく多面的なアセスメントや相談機能の充実、安心できる集団づくりや授業改善の推進等についてご教示いただきました。特別支援教育コーディネーターに求められる専門性のみならず、求められる感性にまで話が及びました。また、子どもたちの状況に合わせ、教育・医学・心理・福祉・労働等さまざまな分野と連携するためには各機関の情報を収集しておく必要があることも指摘されました。 後半は、各受講者が1・2学期の取組について記入した特別支援教育コーディネーターPDCAサイクルシートをもとに、小グループで発表し合い、今年度の取組について振り返るとともに、次年度に向けての改善策について交流しました。 受講者からは「自立活動や他関係機関との連携の重要性を再確認できました」「他校の先生方との交流が大変有意義でした」等の感想が聞かれました。 初任者・発展研修 (3年次) 閉講式
令和2年1月30日(木)に初任者・発展研修(3年次)閉講式を行いました。本市では「堺市初任者・発展研修」を3年間の研修として継続的に行っています。本日は、その「初任者・発展研修」の総まとめの閉講式でした。
まず、中谷 省三 教育長より「初心忘るべからず」の心構えで日々自己啓発・自己研鑽に努めること、社会人・教育公務員として信用失墜行為につながる行動は許されないことについての講話がありました。 次に、教職員人事課 佐古田 主任管理主事より、3年間の成長についてのふりかえりをグループで共有し、不祥事や体罰、個人情報の取り扱いなどについての講話がありました。グループの話し合いでは、「授業で子どもたちの意見がでるまで待てるようになった。」「見通しをもって教材研究できるようになった。」と自己の成長についての同僚の意見に共感している姿がみられました。 最後に、教育センター 福岡指導主事より堺市教員育成指標を活用したふりかえりワークや、4年目以降の行動についての講話がありました。グループの話し合いでは、「今まで先輩に教わっていたので、今後は後輩を助けていきたい。」「個人ではなくチームで取り組んでいきたい。」など、受講者は来年度に向けて決意を新たにしていました。 学校マネジメント研修(第3回)
令和2年1月10日(金)ソフィア・堺において、主幹教諭・指導教諭等を対象に「学校マネジメント研修(第3回)」を実施しました。
はじめに、第1回の研修で実施した「教員育成指標」に基づく自己チェック表の集計結果の分析から本研修の目的を明確にするとともに、各自の今年度の取組レポートをもとに小グループで交流しました。また、それぞれの交流内容について本日の研修講師である兵庫教育大学 浅野良一教授から助言いただきました。 次に、浜寺中学校 大岡正子指導教諭、津久野中学校 渡邉千晶主幹教諭、野田小学校 梅本康子主幹教諭の3人のシンポジストから実践報告がありました。浅野教授からは主幹教諭・指導教諭の役割遂行に向けて、それぞれの実践報告からOJTを通してのティーチング・モデリング・メンタリングの重要性や「学校経営ビジョンの翻訳」「強みを生かした取組」「ピンチをチャンスに生かす」など、様々な視点について教示いただきました。 受講者からは「具体的な実践に触れることができ、自己の日々の取組に当てはめながら振り返ることができました」「『攻めの仕事』『三遊間のゴロをとる』『はい(YES) よろこんで』が心に残りました」等の感想がありました。 授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校 社会)
令和元年12月11日(水)金岡南中学校において、中学校社会科のコア・ティーチャー柿原教諭による、3年 公民的分野 第4章 「私たちの暮らしと経済」の公開授業を実施しました。本時の授業のねらいは、価格の働きやその限界について、自分の生活と関連付けたり調べたりすること、価格の決まり方を需要と供給の法則から説明することです。
授業では、スーパーで販売されているお寿司を取り上げ、需要と供給の関係を考えていきました。生徒たちの生活に身近な物であることから、授業開始直後から、価格の働きについて活発に意見を交わす生徒たちの姿がありました。単元目標である「資源の最適配分を実現するための家計・企業・政府の経済主体や価格の働き」の理解につながるよう意見や考えを共有しつつ、疑問などを丁寧に解決していきました。 授業後の協議会では、授業者の授業に込めた思いや生徒の現在の状況を踏まえて、どのような資質・能力を育成していくか、を中心に討議を進めました。また、単元を見通した授業の展開についても柿原教諭が話されました。 受講者からは、「単元全体を見通すことの大切さを改めて実感したので、活かしたい。」や、「生徒に説明させる、納得するまで根気強く考えさせる場面があり、子どもにとっての深い学びにつなげようとしていることが分かりました。」といった感想が聞かれました。 授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校 理科)
令和元年12月12日(木)美原西中学校において、中学校理科のコア・ティーチャー齊藤教諭による、3年「地球と宇宙『太陽系の天体』」の単元の公開授業を実施しました。
本時の授業のねらいは、太陽系の惑星の大きさや運動を時間的・空間的に把握し定量的に考察することで表現できること、その中で宇宙の広がりや時間的なつながりを意識することができることです。授業では、生徒が前時で作成した太陽系の各惑星モデルをグラウンドで公転させることで、ねらいに迫ることができました。また、生徒が主体的に宇宙の広がりや時間的なつながりに気づく場面も見られました。 授業後の協議会では、授業者の授業に込めた思いに視点をあて、受講者がそれぞれの気づきをグループや全体で交流し合いました。 受講者からは、「生徒が自分たちで考えて能動的に学べていたと思います。」「生徒の興味関心を引き出しながら深めていく授業でした。」などの感想が聞かれました。 「新規採用者研修〈養護教諭1年次〉」本研修は、新規採用養護教諭を対象に人間尊重の視点を基本として継続的な研修を実施し、実践的指導力や使命感とともに、自ら資質向上に努め、学び続けようとする意欲のある教員の育成をめざして実施しています。本講座は、複数の指導養護教諭から実践報告や指導・助言を通して、養護教諭としての職務を遂行するために必要な基礎的教養、専門的知識を習得し、今後の実践に活かしたり、謙虚さと向上心を持って、実践と経験を積み重ねるとともに、『学び続ける教員 共に高め合う教員』としての資質を養ったりすることを目的に実施しました。 英彰小学校 小倉 ヒロミ指導教諭と八下中学校 中村 安希子指導教諭から実践報告があり、その後、新規採用者と質疑応答や日々の保健指導について情報交換をしました。 中学校区の養護教諭のつながりをもつこと、保健指導計画の立て方、チームの一員としての同僚性の築き方や保護者の方への性教育についての啓発の仕方などを学ぶことができました。 中堅教諭等資質向上研修(キャリアアップ研修)「選択必修講座1(授業づくりに関わる研修)」
令和元年 9月10日(火)、26日(木)、10月10日(木)、11月 12日(火)、28日(木)、12月10日(火)、ソフィア・堺において、中堅教諭等資質向上研修(キャリアアップ研修)「選択必修講座1(授業づくりに関わる研修)」(6回とも同内容)を実施しました。
本研修は、新学習指導要領の全面実施を目前に「主体的・対話的で深い学びの実現」に向け、中堅教諭等として授業づくりをどう進め、また同僚やチーム学校としてどう連携していけばよいか等、職務を遂行するうえで必要とされる資質の向上を目的に実施しました。 はじめに、自らの授業について45の項目でチェックし、それを15の観点でレーダーチャートに表し、可視化して振り返りました。 次に、小グループで比較的できている点を共有し、また不十分な点について項目や観点を絞り、資料等も活用しながら、改善策を話し合いました。 中堅教諭等として、授業づくりにおける様々な課題に気づき、解決に向けて「悩むこと」、学校チームで「相談すること」、そのことが改善の取組の「一つのきっかけになること」等を学びました。 「堺市初任者・発展研修〈中学校2年次〉」
令和元年10月29日(火)ソフィア・堺において、「堺市初任者・発展研修〈中学校2年次〉」を実施しました。
本研修は、初任者教員を対象に人間尊重の視点を基本として継続的な研修を実施し、実践的指導力や使命感とともに、自ら資質向上に努め、学び続けようとする意欲のある教員の育成をめざして実施しています。本講座は、「主体的・対話的で深い学び」をめざした授業づくりについて理解を深めることを目的に実施しました。 五箇荘中学校 福元 仁美指導教諭に模擬授業をしていただきました。受講者は、模擬授業を生徒の気持ちになって受けた後、個人やグループで生徒の姿や気持ちを考え、授業の工夫についてふりかえりました。その後、福元指導教諭から、授業づくりで大切にしていることについて講話いただきました。最後は、事前課題をふまえて明日からの授業づくりで実践したいことを記入し、ふりかえりとしました。 「生徒に課題について考えてみたい、友だちと話したいと思わせる導入は大事だと思った」「グループワークを取り入れると新しいことに気付くことができる」「理由を生徒に問い返すことが効果的だ」などの気づきがありました。 学校事務職員研修
令和元年10月15日(火)ソフィア・堺において、学校事務職員研修を行いました。本研修は学校事務職員として必要な幅広い見識と実践力の習得を図ることをねらいとして実施しています。
今回は、「チーム学校として事務職員ができること〜子ども支援に欠かせない事務職員になろう〜」と題して、一般社団法人こもれび 水流添 綾 代表理事に講演いただきました。水流添代表理事は社会福祉士及び精神保健福祉士の資格を持ち、スクールソーシャルワーカー(SSW)として活動されています。 はじめにSSWの活動について説明があり、SSWについての理解を深めました。 次に、不登校を例にあげ、不登校の理由に潜む問題について受講者一人ひとりが考えることで、学校生活の中からみえる子どもの問題の背景をひもときチームアプローチによる支援体制づくりの重要性について学びました。 また、中学校区ごとに交流する中で担任とは異なる事務職員の立場でできること等、チーム学校としての学校事務職員の役割について、改めて考える機会となりました。 受講者からは「チーム学校と言われている中で、事務職員に求められている姿を具体的に知ることができました」「子どものためにできることを自分の立場で実践しようと思います」等の感想が聞かれました。 教頭研修(第2回)
令和元年10月8日(火)ソフィア・堺において、「教頭研修(第2回)」を実施しました。
今回は、桃山学院教育大学 深野康久 特別客員教授を講師として招聘し、ケースメソッドを通して、教頭が取り組む人材育成について研修を行いました。 前半は、中学校の学校経営に関する事例をもとに人材育成の視点で読み取れる学校課題について検討しました。学年を構成する担当教員の思いを受け止め、教頭としてそれぞれの教員にどのようにアプローチするか熱心な議論が行われました。 後半は、深野特別客員教授から学校の組織課題の解決には、人材育成の視点が重要であることが示され、校長を補佐する立場である教頭として、「個別に人を育てる人材育成」と「組織力を高めるための全体を育てる人材育成」について考えを深めました。 一人ひとりの教員は分掌長や学年主任等、多くのリーダーとの関わりの中で学ぶことも多いため、ミドルリーダーの育成に注力しつつ、全体の人材育成を図っていくことが重要であることを学びました。 校園長研修(第2回)
令和元年10月1日(火)ソフィア・堺において、「校園長研修(第2回)」を実施しました。
今回は、桃山学院教育大学 深野康久 特別客員教授を講師として招聘し、ケースメソッドを通して人材育成について研修を行いました。 前半は、中学校の学校経営に関する事例をもとに演習を行いました。この事例から読み取れる学校課題や学年経営の長所や問題点について、受講者一人ひとりがまず考え、その後人材を育成する視点に立って、教職員にどうかかわり、どう対応するか等について話し合いました。本事例は現実性・具体性があり、また課題の視点が多岐にわたり、小グループでの交流が活発に行われました。 後半は、深野特別客員教授から本事例についての解説とともに事例をもとにした人材育成について講義いただきました。人材育成は日頃の仕事の中で行われること、「校園内研修」を人材育成のきっかけやしかけとすること、校園内研修はまず課題生成とビジョンづくりから始めること等教示いただき、校園長として人材育成をどのように進めていけばよいかのヒントを得ました。 「インターンシップセミナー(第2回)」
令和元年9月22日(日)ソフィア・堺において、「インターンシップセミナー(第2回)」を実施しました。
はじめに、研修グループ太田指導主事から「インターンシップを始めるにあたって」と題して、ワークショップを行いました。参加者は、「私のめざす教師像」「授業中の教室での立ち位置」などについての話し合いを通して、自己のインターンシップ活動についての展望をもちました。 次に、教育相談グループの渡邉指導主事から「子ども理解」と題して、話がありました。「子ども理解とは何か」「見立てを持つこと」「子どもとの話し方、聞き方」について、参加者は話し合いました。 参加者のアンケートでは、「自分のなりたい教師像を文字に書き出すことで、改めて自分の目標を確認することができました」「子どもの指導や支援のためには、まず子どもを理解することが大切だと改めて気づきました。子どもに興味をもち、様々な方法(子どもに合った方法)で子どもを知っていきたいと思います」などの感想がありました。 第3回インターンシップセミナーは2月16日、午前10時〜正午にソフィア・堺で実施いたします。 第13期「堺・教師ゆめ塾」(第2回)人権教育課 間野 指導主事から、「学校実習に向けて」と題した講義がありました。間野指導主事からは、「学校実習に向けて、教育の基盤である人権という観点から、ありのままの自分でいられる『多様性の尊重』、全ての子どもが『安心感』をもてる『傾聴』」の話がありました。 「私はこの講座を受けて、当たり前とは何なのかをもう一度考えなければならないと思いました。自分のたった21年間の当たり前が、自分のクラスの何十人もの児童の一人ひとりと同じはずがないため、教員自身も子どもと関わる中で一人の人間である児童について、気づいたり、受け入れたりするべきだと思いました。児童に教える立場になる以上、もっと広い視野をもって多くの人と関わり人権について学びたいと思いました」等の感想がありました。 これからの7か月間、ゆめの実現に向け、自ら課題意識を持ち、教師としての力量を仲間とともに高め合うことを期待しています。 |
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