最新更新日:2024/12/10 | |
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堺科学教育フェスタ 東急コミュニティーこの夏、15年に一度の「火星大接近」が観測されます。地球のお隣の惑星である火星では、今も探査ロボットたちが火星上を移動しつつ、数多くのデータを収集・分析しています。 赤く輝く惑星から届く最新の映像で、火星の素顔に迫りました。 堺科学教育フェスタ (株)つぼ市製茶本舗はじめに、お茶の製造工程をビデオも見ながらに勉強しました。緑茶・ウーロン茶・紅茶は、お茶の葉を加工して作ったお茶の仲間です。茶の葉は、摘み取るとすぐに酸化して傷むので、すぐに蒸します。その後、何回ももんでは乾燥させ、形や大きさを整え、お茶が出来上がります。昔は、手作業で行っていましたが、今は、機械でほとんど作業をしています。 お茶には、色・味・香があり、その違いを楽しむことがお茶の味わいです。お茶は、適温で入れて早く飲むことが大切であることを知りました。 お茶をおいしくいれる方法として、お茶碗にお湯をいれて人数分の量を量り、一人3gの茶葉の量を使って、70度ぐらいのお湯を入れると、お茶のうまみ味や甘みが出て、とてもおいしいお茶を飲めますよと教えていただきました。 堺科学教育フェスタ 大醤(株)醤油には、独特の味・香り・色があり、ブースの外までいい香りが漂っていました。 香りの成分は、約300種類もあるそうです。原料は、大豆・塩・小麦・こうじ菌ですが、それを知っている子どもたちもいました。蒸した大豆、炒って砕いた小麦、濃い塩水、こうじ菌を混ぜ合わせてもろ味とし、約半年間空気を入れながらねかせるともろ味から醤油の元へと育っていくことを、材料や途中のもろ味を見比べながら学びました。 また、新鮮な醤油の色は光を当ててみると赤っぽく見えます。それが醤油の色です。しかし、使っているうちに空気にふれて、だんだん黒っぽくなるそうです。 さらに、小麦のデンプンが糖に変わる変化では、ヨウ素液と酵母を使った実験がありました。デンプンにヨウ素液を入れると青紫色になりましたが、酵母を入れた液を入れるとだんだん青紫色が消えヨウ素液の薄い茶色に変わりました。 クイズ、観察、実験があり、楽しいワークショップでした。 堺科学教育フェスタ ダイキン工業(株)冷たさを伝えやすい材料調べでは,木・プラスチック・銅・アルミ・ステンレスの5種類の中で予想したのちに実験を実施しました。結果は銅・アルミニウムの順で冷たさを伝えていました。 またどんな(フィンの)形が冷えやすいかを銅管だけのものとアルミニウムのフィン付のものとを比べました。銅管やアルミニウムのフィンの中の冷媒(熱を運ぶもの)を通してその周囲の空気の温度をどんどん下げていました。デジタル温度計の数字を見て、子どもたちは冷えの大きさにびっくりしていました。帰りに、エアコンの断面を切断されたものを見ながら、教えてくれた先生方に質問する子どもたちもいました。実験を通して、しっかりと学んでいました。 第70回堺市学校理科展覧会を開催しました各学校から出品された作品は、日常生活のふとした疑問から生まれた研究から興味を抱いた内容をさらに深く探究したものまで多様な分野にわたりました。また、製作物や生物標本も、長い時間をかけて作られたものが多く出品されました。 また、展示作品の中から、45点を優秀賞とし、入賞者に賞状とメダルを授与しました。また、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。 堺科学教育フェスタ ゼロワンネーブルハウス・西川リビング(株)参加した人たちは、実際に自分の身長や体型から、適切な高さの枕を自分で計算し、枕を作成しました。作成後は、実際にベッドで試してみて自分に合うよう微調整をして完成です。眠りについてのクイズもあり、眠りの大切さや知識を楽しく学習することができました。 堺科学教育フェスタ ゼロワンネーブルハウス・(株)幸和製作所この日体験できた歩行車は、上り坂では補助がはたらいて楽に上ることができ、下り坂になると自動でブレーキをかけてくれる、自動制御機能が付いたものです。 体験した子どもの、「これがあるとおばあちゃんが助かるわ。」という声も聞かれました。 堺科学教育フェスタ (株)誠文社空気鉄砲体験コーナーでは、4年生で学習する「空気と水」の教材を使用し、まとを狙って得点を競う活動を通じて「空気」の性質を体感することができました。工作コーナーでは、磁石やゴムの性質を利用したおもちゃを作成し、小学校で学習する理科の内容を元にした科学体験ができました。 「平成30年度 第70回堺市学校理科展覧会」を開催します本展覧会では、堺市内の小、中、高等学校、及び支援学校に在籍する児童生徒が学校へ提出した夏休み自由研究合計約20,000点の中から優れた作品(合計約800点)を展示します。 9月16日(日)には、優秀作品の表彰式並びに代表者3名による研究発表が行われます。 また、優秀作品の中から特に優れた作品を、大阪府学生科学賞や大阪府生徒児童発明くふう展、全国児童才能開発コンテスト科学部門等に推薦します。 児童生徒の力作を是非ご覧ください。 〔展示〕 平成30年9月15日(土)、9月16日(日) 午前10時〜午後4時30分 1Fギャラリー・ホール前 〔表彰式・研究発表〕 平成30年9月16日(日) 午前10時30分〜正午 1Fホール 〔実験コーナー〕 大阪府立大学IRIS・関西科学塾による実験コーナー 「彩の科学〜かくれた色を探そう〜」 平成30年9月16日(日) 正午〜午後3時 図書館棟・多目的スペース 堺科学教育フェスタ 日本技術士会近畿本部「(1)すごいぞ!日本の化学力」では、スライム作りを通して化学反応の不思議さを知り、科学に興味を持つように学習を進めました。 また、「(2)割り箸を使って橋をつくろう」では、三角形の構造のもつ強さを知りました。細やかで根気のいる作業にもかかわらず、参加した子どもたちは集中して取り組んでいました。 小学校理科教材研修会「4年 月や星」研修会は前半の部として、月や星の高度・方位の測定法、方位磁針、星座早見盤、月齢くんの実習を行いました。夜の月や星の観察を補うものとしてのNHKの学習コンテンツをはじめ、インターネット上で活用できるデジタル教材についても学びました。 後半の部では、研修会場をプラネタリウム「堺星空館」に移し、「今日の星空解説」を聞くとともに、子どもたちが夜空の観察を行える機会として、「堺星空館」で週末に実施している「天体観察会」の紹介がありました。最後に4年生対象の学習投影プログラムを鑑賞し、学習内容を事前に確認することができました。 受講者からは、「苦手な単元で、覚えてもすぐにわからなくなります。具体に教えていただき、わかりやすかったです。」「月の満ち欠けを表にしていただき参考になります。」「昼間に月を観察できることや、デジタル教材を活用することも大切なことを知りました。是非、やってみたいと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 堺科学教育フェスタ 堺いきもの情報館(堺市環境共生課)ミニセミナーでは、今年1月に特定外来生物に指定されたクビアカツヤカミキリのお話があり、その幼虫はサクラ・ウメ・モモなどの木の内部を食べ枯らしてしまうとのことでした。大阪府でも2015年から見つかっているそうです。 クビアカツヤカミキリ・ヒアリなどの標本があり、スケッチコーナーで注意深く観察しスケッチしている姿も見られました。また、堺いきものクイズコーナーでは、アライグマ・アメリカザリガニ・タマムシ・ニホンカナヘビなどのクイズがあり、子どもたちはクイズに挑戦し、ヒントを頼りに全問正解をめざしていました。 堺科学教育フェスタ 堺ディスプレイプロダクト(株)液晶ディスプレイを実際に拡大してみると「赤・緑・青」の光の3原色の色を見ることができ、色がこの3原色から作られていることを学習しました。暗いところで、「赤・緑・青」の光を集めると、「白」が出来ることも、実際に確かめることができました。 また、液晶ディスプレイにまつわる実験やクイズもあり、「偏光シート」の性質について楽しく学ぶことができました。クイズに正解するとさせてもらえる「ガチャガチャ」が、とても人気を集めていました。 |
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