最新更新日:2024/12/03 | |
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ピア・サポート概論研修を実施しました
平成29年8月24日(木)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、臨床心理士 梅川康治 先生を講師にお迎えして、ピア・サポート概論研修を実施しました。
本研修は、子どもたちが、子ども同士で支えあう学級・学校園づくりをめざしピア・サポートを実践する際の基本的な考え方や技術を学ぶことを目的として行っています。 ピア・サポートプログラムの概論や、トレーニングについて講義と演習を中心に研修を進めました。まず、自己理解や他者理解を促すワークやコミュニケーショントレーニング、課題解決スキルの向上をめざしたワークなどを行いました。次に実践事例について活動例が示されました。学校における実践事例を知ることで、教育活動に生かすための理解を深めました。 受講者からは、「今日教えて頂いたことを参考にして、子どもたちが上手に協働していけるような環境を作っていきたいと思います。」、「本日の内容を明日から会う子どもたちと一緒にしていこうと思います。」、「子ども達の力でより良い人間関係や生活を作っていけるような力をつけてあげたいと思いました。」等の感想がありました。 教育相談事例研修2を実施しました
平成29年8月23日(水)、堺市産業振興センター4階セミナー室4において、兵庫県立大学 准教授 竹内和雄 先生を講師にお迎えして、教育相談事例研修2を行いました。
本研修は、昨今急増しているネットによるトラブルについて理解を深め、相談事例をもとにして、その対応方法や、問題点についての知見の習得を図ることを目的に実施しています。 まず、スマートホンやネットについての基礎知識や子どもたちのネット接続の現状について知りました。そして、子どもたちにとって馴染み深いアプリであっても、使い方を間違えると大きな危険があることについて学びました。また、リアル(現実世界)からの逃避としてネットに依存するという子どもたちの姿から、「スマホの問題は心の問題」として捉えることが大切だと学びました。 受講者からは「子どもたちが簡単に動画をアップできるので、その点からのトラブルも考えて見ていかないといけないなと思いました。」、「子どもたちには、自分の行動に伴う責任(危険)について伝えていきたいと感じた。」、「“スマホの問題は心の問題”という言葉が心に残りました。リアルに子どもたちとつながることを大切にしていきたいです。」等の感想がありました。 関係機関連携研修を実施しました
平成29年8月22日(火)、堺市産業振興センター4階セミナー室4において、大阪府立大学 教授 山野則子 先生を講師にお迎えして、関係機関連携研修を実施しました。
本研修は、学校園が他の機関と連携しながら、問題解決をはかる際、どのようなことに気を付けながらケース会議などを進める必要があるのか、他機関との有効な連携の進め方について学ぶことを目的としています。 まず、ソーシャルワークの視点より学校に専門職が入る意味について学びました。学校に専門職が入り協働することで、多面的に物事を見ることができるようになります。次に、子どもにかかわる機関の特徴について学びました。関係機関のそれぞれの強みや弱みを知ることで、どんな時にどのようにつなぎ、生かすことが必要になるのかを具体例から学びました。 受講者からは「多くの連携機関をよく知る必要性を感じた。」、「職員で共通理解し、視野を広げ“子どもたちのために”という思いを忘れず、取り組んでいきたいです。」、「校内だけで問題解決しようと考えず、様々な角度から問題に対応していくことのヒントを頂いた。」等の感想がありました。 ABA(応用行動分析)活用研修を実施しました
平成29年8月21日(月)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、近畿大学 准教授 大対香奈子 先生を講師にお迎えして、ABA(応用行動分析)活用研修を実施しました。
本研修は、指導に従わない、級友とトラブルになる等、気になる行動の多い子どもに対してABA(応用行動分析)を活用し、問題行動への対処に必要な基本的な考え方や技術を習得することを目的に実施しています。 研修では、まず「問題行動」が何かを明らかにするために、行動を客観視し具体的に記述する練習をしました。そして、「問題行動」が起こる前後の状況を見て、行動が起こる理由を考えました。また、見落としがちな「今できている行動」に注目することの大切さを学びました。 受講者からは、「具体的にワークシートに書きながらお話を聞くことができたので、2学期以降、すぐに取り組むことができます。」や「適切な行動を増やすことで問題行動を減らすなど、多くのことを教えて頂き有難うございました。」など、たくさんの感想がありました。 子ども理解研修を実施しました
平成29年8月21日(月)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、和歌山大学 教授 米澤好史 先生を講師にお迎えして、子ども理解研修を実施しました。
本研修は、愛着障害・愛着について課題のある子どもへの理解を深め、学級や学校園の中で取り組むことができる適切な支援方法について学ぶことを目的としています。 まず、愛着形成の機能を学び、愛着(障害)について抱かれやすい誤解を解きながら、愛着について課題のある子どもへの理解を深めました。次に、子どもを理解する際に混同しがちな発達障害と愛着障害の違いについて、認知・行動・感情の3つの視点を軸に学びました。最後に、「愛情の器」のモデルに沿って、子ども一人ひとりの愛情の受けとり方の違いについて理解を深めました。 受講者からは「もっと様々な観点から子どもたちを見取らなければいけないということを改めて考えさせられました。」「今まで行っていた指導や支援について、理論づけられ納得することばかりで、とても勉強になりました。」等の感想がありました。 ストレスマネジメント教育研修を実施しました
平成29年8月9日(水)、堺市産業振興センター4階セミナー室4において、兵庫県立大学大学院 教授 冨永良喜 先生を講師にお迎えして、ストレスマネジメント教育研修を実施しました。
本研修は、子どもが自らのストレスに対処できるように指導するうえで、必要とされる基本的な考え方や技術を習得することを目的に実施しています。 まず、実際に自身のストレス反応などのチェックを行いました。次に、グループでの話し合いを通じて、ストレスの元となる出来事に対して心でどのようにつぶやくかにより、生じる気持ちが変わることを学びました。そしてリラクセーションや傾聴のワークを行い、すぐに実践に生かせる技法についても学びました。 受講者からは、「リラクセーションを体験すると、心がスーッと洗われたようだった。今後授業に取り入れてみたい。」や「交流や体験活動があり、実感の伴った学びが得られました。」など、たくさんの感想がありました。 学校教育相談研修2を実施しました
平成29年8月9日(水)、堺市産業振興センター4階セミナー室4において、大阪成蹊大学 教授 米田薫 先生を講師にお迎えして、学校教育相談研修2を実施しました。
本研修は、よりよい教育活動の基盤となる学級づくりに必要な知識や技能について研修を行い、実践的な指導力を養うことをめざして実施しています。 よりよい学級をめざすために必要なことについてポイントを押さえた上で、「自他理解を深め、ふれあいのある人間関係を築く中で自己成長を図る技法」である「エンカウンター」について、実際に体験しながら学びました。 受講者からは「相手と話し、聞き、相手のことを知ることが、安心感や居場所づくりになるということを体感しました。是非実践に生かしたいです。」「体験することでイメージがよくつかめました。短い時間から少しずつ取り組んでいきたいと思います。」等、たくさんの感想がありました。 学校教育相談研修1を実施しました
平成29年8月8日(火)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、常磐会学園大学 教授 佐谷力 先生を講師にお迎えして、学校教育相談研修1を実施しました。
本研修は、子どもや保護者との信頼関係を深めるための学校教育相談に必要な技能の基本や実践方法の習得を図ることをめざして実施しています。 前半は、保護者からいじめ相談の電話がかかってきた場面のロールプレイをペアで行いました。教職員役の受け答えから感じた印象を保護者役の人がフィードバックするなどし、話を聴くときのポイントについて体験を通して学びを深めました。後半は、かかわりの基本である「うなずき」「くりかえし」「共感」「受容」のそれぞれに具体例が示され、「保護者との信頼関係づくり」について理解が深まりました。 受講者からは、「傾聴する姿勢、相手の話の聴き方の再確認ができた。」「自分の話し方や態度をふりかえって次に活かしたくなりました。」「研修の内容も具体的で、できそうなことだったので、早速2学期から活かしていきたいと思います。」等の感想がありました。 アンガーマネジメント研修を実施しました
平成29年8月3日(木)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、大阪人間科学大学 教授 大野太郎 先生を講師にお迎えして、アンガーマネジメント研修を行いました。
本研修は、感情のメカニズムを知り、「怒り」の適切な表し方やコントロールの方法について学び、学校園での指導に活かすことを目的に実施しています。 まず、感情の発達の観点から「怒り」という感情について学び、どのような時に「怒り」が生じるのか学びました。そして、ワークシートを使ったりDVDの教材を視聴したりして、実際の指導にどう活かすかを学びました。 受講者からは「生徒の怒りに対応する方法をたくさん聞けてよかった。」、「怒りのコントロールの方法について、本当にわかりやすく、2学期から学校でも取り入れてみたいと思いました。」等の感想がありました。 危機対応研修を実施しました
平成29年8月1日(火)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、名古屋大学 教授 窪田由紀 先生を講師にお迎えして、危機対応研修を行いました。
本研修は、子どもの自殺予防についての知識や見識を深めるとともに、自殺予防のための校内体制のあり方や、万が一の時の対応において気を付けなければいけないことについて学ぶことを目的に実施しています。 まず、子どもの自殺の実態をデータから読み解き、自殺予防教育として学校園で取り組めることについて学びました。また、自殺の危険因子や自殺直前のサイン、事後対応のポイントや他の自治体での取組について知りました。 受講者からは「自殺や自傷行為の後、どこまで触れていいものか、難しかったが、必ず声かけが必要と分かった。」、「自殺予防教育は普段から学校全体で行う必要があると学びました。」等の感想がありました。 教育相談事例研修1を実施しました
平成29年8月1日(火)、堺市立堺高等学校1号館5階多目的ホールにおいて、臨床心理士 久保幾史 先生を講師にお迎えして、教育相談事例研修1を実施しました。
本研修は、不登校や発達などの子どもの抱える諸課題について、適切な支援方法を知り、指導効果を高めるために、事例を通して理解と対応を学び、実践的な指導力を身に付けることをめざして実施しています。 前半は、事例を織り交ぜながら様々なタイプの児童生徒にかかわるときのアセスメントの視点について話がありました。それを踏まえて後半では、ペアで事例について話し合いをしながら、教育相談を進める上で大切なリソースについて学びました。 受講者からは、「問題にばかり目を向けがちだが、一旦その問題から離れて、その子の良い所や得意なことにも目を向けていくことの大切さがよく分かりました。」や「今後の指導・相談に生かしていきたいと思いました。」等、たくさんの感想がありました。 |
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