最新更新日:2024/10/04 | |
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第76回堺市学校理科展覧会を開催しました
9月14日(土)、15日(日)の両日、第76回堺市学校理科展覧会を開催し、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物11,680点の中から優れた作品計740点を展示しました。
各学校から出品された作品は、日常生活のふとした疑問から生まれた研究から興味を抱いた内容をさらに深く探究したものまで多様な分野にわたりました。また、製作物や生物標本も、長い時間をかけて作られたものが多く出品されました。 展示作品の中から、45点を優秀賞とし、入賞者に賞状とメダルを授与しました。また、優秀賞の中から特別賞8作品を選定しました。そして、優秀賞を受賞した低学年、高学年、中学生のそれぞれ代表1名が研究発表を行いました。 科学教育研修「木の実を使った工作」
令和6年8月28日(水)、堺市教育文化センター研修室において、科学教育研修「木の実を使った工作」を実施しました。
研修では、NPO法人いっちんクラブの方々を講師にお招きし、「身近にある自然素材で何が作れるのか」をテーマにして実際に作品を製作しました。 指導する際の注意点や工作に向いている素材、応用する際のヒント等、作品を作りながら学ぶことができました。 受講者から、「木の枝や野菜の種などがこんなにかわいく活用できることを初めて知りました。また、ボンドの使い方や注意点などを学ぶことができたので、授業で活用していきたいです。」「実技を交えた研修は、本当に学びになり、ありがたいです。」などの声がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修6年「大地のつくりと変化」まず、小学校理科の目標や本単元の内容等について考えました。 次に、子どもがどのように問題意識をもって学習を進めていくのかを、子ども達と同じように実験や観察をしながら考えました。また、地層の形成や火山の噴火などを、モデル実験で確かめました。 そして、木の葉化石の原石から化石を発掘したり、火山灰と砂の違いを双眼実体顕微鏡で観察したりしました。 受講者からは、「この単元への私自身の興味があまりなかったのですが、いろんな実験を通して、面白さを感じることができました。子どもたちがその面白さを感じることができるよう、頑張ってみたいです。」「たくさんの試料をいただいたので、実際の授業で使わせていただきます。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修4年「ものの温度と体積」
令和6年8月20日(火)ソフィア・堺4階実験室1において、小学校理科教材研修4年「ものの温度と体積」を行いました。
はじめに、「ものの温度と体積」の単元における問題解決の流れを確認しました。 次に、この単元の授業の流れに沿って、実験しながら授業の展開を考えました。導入の実験では、ポリエチレンの栓やせっけん水などを使った実験を行いました。 また、空気や水の温度と体積の関係について調べるために、試験管やフラスコ、ガラス管やビニル管などを組み合わせた実験を行いました。 受講者からは「実験のポイント、体験すると分かる問題点、予備実験の大切さ、楽しさが分かりました。」「楽しく研修を受けさせてもらい良かったです。この単元の授業をするのが楽しみです。」「導入も、いろいろな方法でできたので、とても参考になりました。学校で準備の時間がゆっくり取れないので、とても良かったです。今日、自分が楽しめたことを子どもたちに伝えて、楽しく分かりやすい授業を頑張ります。」などの感想がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 「第76回堺市学校理科展覧会」を開催します
堺市では、市内の小学校、中学校、高等学校、支援学校の児童生徒及び教職員の理科研究を奨励し、研究交流の場として、第76回堺市学校理科展覧会を開催します。
本展覧会では、各校から出品された優れた作品約750点を展示します。 9月15日(日)には、特に優れた作品約45点について表彰式及び代表者3名による研究発表が行われます。 また、優秀作品の中から特に優れた作品を、大阪府学生科学賞や大阪府生徒児童発明くふう展、全国児童才能開発コンテスト科学部門等に推薦します。 児童生徒の力作を是非ご覧ください。 〔展示〕令和6年9月14日(土)、9月15日(日) 午前10時〜午後4時 1Fギャラリー・ホール前 〔表彰式・研究発表〕 令和6年9月15日(日) 午前10時30分〜正午 1Fホール 〔実験コーナー〕 大阪公立大学による実験コーナー 令和6年9月15日(日) 正午〜午後3時 図書館棟1F・多目的スペース 小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」
令和6年8月28日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」を実施しました。
研修では、まず、小学校学習指導要領理科における理科の目標や本単元の内容について考えました。 次に、実際に流水実験を行い、「浸食・運搬・たい積」という流れる水のはたらき3要素について考えました。 そして、これまでの実践例をもとにして、問題づくりの紹介、流れる水の量や速さと流れる水のはたらきとの関係をとらえる実験を行いました。上流、中流、下流の石の大きさや形状の違いは流れる水のはたらきによるものであることをとらえるモデル実験なども行いました。 受講者からは、「初めて理科の教材研修を受けて、単元の進め方、準備物などたくさんのことを学ぶことができました。実験までの準備にこれまで苦戦していたので、今回の研修を通して見通しを持つことができました。また、比べたり、様々な方法で実感したりすることがすごく大切だと思いました。」「準備を全てしていただき、予備実験が体験できたので良かったです。子どもにとって実際に手を使って体験することが、楽しいと感じる理科の授業に欠かせないと改めて思いました。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」
令和6年8月20日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や、5年生で大切にされている「条件制御」という考え方、「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する」という問題解決の力などについて確認しました。 次に、導入の工夫について、体験しながら考えました。子どもたちに振り子について興味や問題意識を持たせたりするように、曲のテンポに合うように振り子を工夫したり、「1秒振り子」を作ったりする活動をしました。 その後、振り子が1往復する時間とふれはば、おもりの重さ、振り子の長さとの関係をとらえる検証実験を行いました。 最後にICTを活用して、実験データを整理し、共有しました。 受講者からは、「この研修を通して実験の喜びを感じました。子どもたちにも味わわせたいと改めて思いました。」「振り子の実験のやりやすい方法を教えていただき、とても勉強になりました。ICTを使って計算処理を簡単にする方法をぜひ使いたいと思いました。」「ふりこの授業の重要なポイントを知れて良かったです。理科専科なので校内で一緒に教材研究できる相手がいないので、他の先生と情報交換できることもありがたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
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