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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「化学探究」

令和6年8月8日(木)、堺市教育センターにおいて、科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「化学探究」を実施しました。
教科書の化学分野との接続を示しながら、子どもが「探究的な学び」を実現するための実践的指導力の向上をめざす研修を行いました。
「液体窒素の入った空き缶についた液体の正体」「アクリル樹脂用接着剤に浸したフェルトについた白い物質の正体」「アルカリ電解水の正体」「金属樹をつくろう」などの探究課題に対して、受講者が仮説を立てて、実験を行いながら、実際に探究活動を体験しました。
受講者からは、「探究学習のアイディアをたくさんいただき、とてもためになりました。」「液体酸素の燃焼など、理屈ではわかっても、直感的には意外なことが起こる実験を体験させてもらえて良かったです。」「液体窒素など普段なかなか使用することがない実験材料を使用することができ、実験や授業デザインの参考になりました。」などの感想が寄せられました。

教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。

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科学教育研修「大仙公園いきものみっけ」

令和6年8月1日(木)、堺市都市緑化センター及び大仙公園において、科学教育研修「大仙公園いきものみっけ」を実施しました。本研修は、環境共生課と教育センター共催で実施しました。

大阪公立大学大学院農学研究科の平井規央教授に、研修を実施して頂きました。
まず、堺市都市緑化センターにて生物指標としてのチョウ類、トンボ類、水棲昆虫などについて観察のポイントを学びました。
次に、虫取り網やケースを持って行き、大仙公園や都市緑化センターで昆虫採集を行いました。
まとめの時間には、参加者が採取した昆虫について平井教授からその名前や習性などを教えてもらい、学びを深めることができました。

受講生からは、「2学期に、大仙公園に町探検に来ます。秋みっけをかねているので、『10月に昆虫が多い』と聞き、楽しみになりました。平井先生が丁寧に説明してくださり、昆虫が面白いと思いました。来年はもっと積極的に昆虫を捕まえたいです。」「子どもたちのワクワク感を実感でき、あっという間の時間でした。採集した昆虫の名前や特徴を解説していただき、とても楽しい時間でした。」などの感想が寄せられました。

教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。
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科学教育研修「校庭でできる植物観察」

令和6年7月30日(火)、8月2日(金)、堺自然ふれあいの森において、同所の職員を講師に、科学教育研修「校庭でできる植物観察」を実施しました。
まず、単葉と複葉、互生と対生、全縁と鋸歯縁、常緑と落葉などの、葉の見分け方について学びました。
次に、実際に堺自然ふれあいの森の中をめぐり、様々な植物の生育している環境や、注意すべき植物などについて観察しました。
最後に、下準備の済まされたナンテンの葉を使って葉脈標本を作りました。

受講生からは、「植物の葉の見分け方について、詳しく教えていただきました。校庭に生えている植物の見方が変わりそうです。実際に森の中を歩いてたくさんの発見をしたり、葉脈標本を作ったりと、楽しい実習でした。子どもたちにも、自然に触れる楽しさ、自然のふしぎや面白さを伝えていきたいと思います。」「植物観察ということで、様々な花や木、草を見るのかと考えていましたが、葉だけでもいろいろな見方があって、とても楽しかったです。低学年の生活科で活かしていきたいです。」などの感想が寄せられました。

教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。
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小学校理科教材研修6年「水よう液の性質」

令和6年7月23日(火)、7月24日(水)ソフィア・堺4階実験室1において、小学校理科教材研修6年「水よう液の性質」を行いました。
研修では、単元の中心になる6つの実験を、教科書の流れに従って行いました。
受講者からは「理科の授業は、準備と予備実験が必要だと改めて思いました。安全に実験を行うためにルールを守ることも大切だと思いました。理科が好きな子に育てたいです。そのために、自分がまずよく知っておくこと、調べおくこと、安全に配慮することなどを心掛けたいです。」「去年、うまくいかなかったところをもっと上手に指導したくて参加しました。指導のポイントを教えていただき、ありがたかったです。」「子どもたちがワクワクするだろうと想像できた分、危険を避けるための声掛け、工夫もたくさんあることを知り、しっかり準備することが本当に安全につながるのだと改めて感じました。」などの感想がありました。

教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「地学野外実習」

令和6年8月2日(金)、大和川上流(柏原市)において、科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「地学野外実習」を実施しました。
研修では、岡本 義雄先生(元大阪教育大学附属高等学校天王寺校舎教諭)をお招きして実習を行いました。ハンマーやルーペなどを活用して大和川の河川敷に見られる火成岩や堆積岩を観察しました。
受講者からは、「私個人としては苦手な分野でしたので、専門的なご指導を受けることができて、贅沢な研修の機会をいただくことができました。」「暑い中でしたが、大和川について多面的な理解ができたと思います。石というものの奥深さに魅了されました。」「地学分野は興味を持たせにくい分野なので、自分自身が岩石の面白さに気づくという観点と、導入を考えるうえで大変参考になりました。このような野外実習は、大変貴重な体験になりました。」といった感想がありました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。

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科学教育研修「小学校電気単元」

令和6年8月2日(金)、ソフィア・堺4階実験室2において、科学教育研修「小学校電気単元」を実施しました。
研修では、3年「電気で明かりをつけよう」、4年「電気のはたらき」、5年「電流と電磁石」、6年「発電と電気の利用」の電気エネルギーに関わる4つの単元の系統性について、実験しながら考えました。
まず、小学校学習指導要領理科編の目標や内容から、子どもたちの電気エネルギーについての資質・能力が発達段階に応じて、どのように深まっていくのかを考えました。
次に、3年生〜6年生の「電気単元の肝」となる1の実験を行い、理科の指導における直接体験の大切さを実感してもらいました。
受講生からは、「毎年指導していることでありながらも、忘れていることや初めてのこともたくさんあり、実験をしてとても楽しかったです。」「子どもたちの気持ちもよく分かりました。試してみたいことがたくさん見つけられました。」「実験しながら3年から6年までの電気単元を系統立てて学べたので、とても分かりやすかったです。その子どもやそのクラスに応じてどこまで説明するかを考えて授業したいと思いました。教える側がしっかり知識を持っておくことがとても大切だと再認識しました。」などの感想が寄せられました。

教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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小学校理科教材研修3年「電気で明かりをつけよう」

令和6年7月30日(火)、堺市教育センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修3年「電気で明かりをつけよう」を実施しました。

まず、暗い部屋の中で豆電球と乾電池とソケット付き導線を使って明かりをつけました。その明かりは、とてもきれいです。少しの工夫で子どもたちの学習への興味や関心、意欲を高められることを実感しました。
次に、指導内容や単元の系統性について確認し、「豆電球がつく時とつかない時の比較や問題意識の醸成」について、具体的な実験を通して考えました。
そして、単元における指導のポイントについて研修しました。
1つめは、導入の工夫です。自動車模型の豆電球が点いたり消えたりする様子を見たり、懐中電灯の中身を見たりすると、子どもたちがどのような疑問を持つのかを考えました。2つめは、事実の整理です。多様な事実をどのように整理すると、子どもたちが回路の意識を持つことができるのかを考えました。3つめは、仲間分けの工夫です。身の回りの物を、電気を通す物と通さない物に仲間分けする方法を考えました。
受講者からは、「単元の授業の流れがとても分かりやすかったです。今日体験しながら学んだ指導のポイントをもとに授業づくりに取り組みたいと思います。」「授業の具体的なイメージができました。安全配慮すべき事項と導入から活動への準備物も分かりました。たくさん五感を働かせて考えられるような単元展開にしたいです。」などの感想がありました。

教育センター能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」

令和6年7月24日(水)、堺市教育センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「とじこめた空気や水」を実施しました。

はじめに、「とじこめた空気や水」の指導内容を確認しました。
次に、いろいろな大きさや形状のビニール袋などに空気を閉じ込めて押したり、飛ばしたりしました。子どもたちの興味・関心をかき立て、意欲的に発展的な学習ができるのかを考えるために、受講者の先生方は子ども目線で空気の弾性についての活動をしました。
そして、空気鉄砲、注射器を使った活動例、「水の弾性」についての実験をしました。それらの活動や実験を通して、子どもたちの思考が途切れることなく連続発展するためには、どのような点を留意すればよいのかを考えました。

受講者からは、「理科が好きな子どもがたくさんいますが、『学び』につながる『遊び』という点には自分の指導が至らなかったと思いました。体験活動を通して、本質的な学びを子どもたちにさせたいと改めて思いました。2学期の学習で、本日教えていただいたことを生かして授業づくりを考えます。」「専門的に理科の授業づくりを学べて、自分自身の学びが非常に深まりました。特に、子どもへどのような体験をさせるかは、しっかりと練っていきたいと思います。断片的ではなく、単元を通した授業づくりを大切にしたいと思いました。」などの感想が寄せられました。
教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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