最新更新日:2024/12/03 | |
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中学校理科スキルアップ研修「物理探究(おとなのための電子工作入門)」
令和6年11月20日(水)、ソフィア・堺4階実験室1において、中学校理科スキルアップ研修「物理探究(おとなのための電子工作入門)」として、大阪公立大学大学院より太田正哉教授を招聘し、ワークショップを実施しました。
研修では、ブレッドボードを用いて電子回路を実際に組み立てました。 ブレッドボードとは、電子部品やリード線を差し込むことで電子回路の実験や試作ができる、はんだ付けが不要な基板です。ショート警告回路を組み入れた乾電池を電源として、まずは、「LED点灯回路」を組み立て、それに可変抵抗やCdSセル(光の強さで抵抗値が変化する電子部品)を組み入れました。また、時計などにも使われる「7セグメントLED」の構造を確かめ、任意の数字を表示させました。このような活動を通して、参加者は、回路図と実際の電子基板との関係や相違点を学び、電気についての理解を深めました。 受講者からは、「回路図のみでは、だまされてしまう直列や並列の見分け方や考え方を知ることができてよかったです。」「今まで電気のイメージが付いていなかったが、少しわかるようになった気がする。回路を立体化すると分かりやすく、生徒にどう伝えるのか参考になった。」などの声がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 |
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