最新更新日:2024/11/29 | |
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小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」
令和6年4月10日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修6年「ものが燃えるしくみ」を実施しました。
研修では、まず小学校学習指導要領解説から「子ども主体の問題解決活動」の重要性について確認しました。 次に、導入において、児童が単元全体にかかわる問題意識をどのようにしてもつのかについて考えました。今年度から教科書が改訂され、キャンドルランタンが導入の主教材になっています。キャンドルランタンのろうそくを燃やすことから、ものが燃えることと空気との関係に着目した考えをつくり出す取り組みを紹介しました。 そして、「ものが燃えることと、空気の入れ替わりや空気の通り道にどんな関係があるのだろうか。」「空気の成分の中で、ものを燃やすはたらきのある気体は何だろうか。」「燃焼前と燃焼後の空気の成分は変わるのだろうか。」という子どもの問題を解決するための検証実験を行いました。また、火気を扱う危険な活動や実験が多いので、その際の注意点について実験をしながら考えました。 受講者からは、「今までの導入と違い、次の実験とのつながりがよく分からず、困っていましたが、ランタンを使用する導入の仕方が分かって良かったです。」「実際に実験器具を使って全体の予備実験ができたので、すごく勉強になりました。単元の流れも分かりやすかったです。」「とても、参考になりました。明日からの理科の授業、初めてのことでドキドキしていました。特に問題解決が大切だということを授業に生かしたいです。」などの感想がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
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