最新更新日:2024/09/13 | |
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小学校理科教材研修4年「電気のはたらき」
令和5年5月24日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「電気のはたらき」を実施しました。
小学校理科では、3〜6年生すべての学年において電気にかかわる学習を行います。 研修では、まず電気単元の系統性について考え、本単元の直接的な先行経験となる3年「電気で明かりをつけよう」の学習内容を確認しました。 次に、導入における問題作りの場面について考えました。モーターにプロペラを付け、ペットボトルを台にした扇風機を作り、電池とスイッチをつないで扇風機を回す活動から気づきや疑問から問題を見いだし、問題を解決していく単元全体の展開について考えました。 子どもたちは、プロペラの回転の向きや、風が動く向きに気づいたり、もっとプロペラを速く回したいと考えたりすることから「回路を流れる電気の向きとモーターの回る向きとの関係」「電池の数とモーターの回る速さとの関係」に着目します。子ども主体の問題解決活動を進めるためにどのような実験が有効であるのかを具体的に体験し、考えました。 受講者からは、「気づいたことから問題意識につなげることの大切さを学ぶことができました。予備実験をすることで、子どもたちの様子を想像しながら受講できました。」「単元構成を学校に戻って考え直そうと思います。特に直列つなぎと並列つなぎのところを子どもの思考の流れに沿った授業にしたいです。」などの感想がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
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