最新更新日:2024/10/04 | |
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特別支援教育研修(第3回)
平成31年2月7日(木)ソフィア・堺において、「特別支援教育研修(第3回)」を実施しました。
第3回は、校園内支援体制づくりにおける特別支援教育コーディネーターの役割を中心に研修しました。 はじめに、第2回の研修で作成したアセスメントに基づく「個別の指導計画」を各学校園でどのように活用したか等について交流しました。受講者は「校内委員会で検討した。学年で共有し、組織的に対応した。」等、自校の実践について活発に話し合いました。 次に、東浅香山小学校の特別支援教育コーディネーターである若林教諭から校内支援体制づくりについて実践報告がありました。東浅香山小学校では「学習支援対策委員会」として校内委員会を開催し、担任が気になる児童について相談できる場として、また実態把握をもとに個別の支援の手だてやどのような学びの場が必要か等を検討する場としています。支援を必要とする児童を全教職員で情報共有するため、共有フォルダにあらかじめ情報を入力するなど工夫し、実効性のある校内支援体制をめざして取り組んでいます。 最後に、実践報告に対する助言とともに「校内支援体制の構築と専門機関との連携」と題して、関西国際大学 中尾繁樹 教授からご講話いただきました。的確なアセスメントのために実態把握の視点を増やすこと、分析の精度を高めること、聴く力や伝える力、共感する力が大切であること、教員の立場でなく困っているAさんの立場で見るといった教員の意識をかえること、情報を共有し組織的に対応すること、そして対応した後の評価をすることも必要であるとご教示いただきました。 受講者からは「個を見て考えることの重要性をあらためて感じました」「組織としての支援体制の重要性について再認識しました」等の感想がありました。 |
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