最新更新日:2024/09/05 | |
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小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」
令和6年8月28日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」を実施しました。
研修では、まず、小学校学習指導要領理科における理科の目標や本単元の内容について考えました。 次に、実際に流水実験を行い、「浸食・運搬・たい積」という流れる水のはたらき3要素について考えました。 そして、これまでの実践例をもとにして、問題づくりの紹介、流れる水の量や速さと流れる水のはたらきとの関係をとらえる実験を行いました。上流、中流、下流の石の大きさや形状の違いは流れる水のはたらきによるものであることをとらえるモデル実験なども行いました。 受講者からは、「初めて理科の教材研修を受けて、単元の進め方、準備物などたくさんのことを学ぶことができました。実験までの準備にこれまで苦戦していたので、今回の研修を通して見通しを持つことができました。また、比べたり、様々な方法で実感したりすることがすごく大切だと思いました。」「準備を全てしていただき、予備実験が体験できたので良かったです。子どもにとって実際に手を使って体験することが、楽しいと感じる理科の授業に欠かせないと改めて思いました。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」
令和6年8月20日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や、5年生で大切にされている「条件制御」という考え方、「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する」という問題解決の力などについて確認しました。 次に、導入の工夫について、体験しながら考えました。子どもたちに振り子について興味や問題意識を持たせたりするように、曲のテンポに合うように振り子を工夫したり、「1秒振り子」を作ったりする活動をしました。 その後、振り子が1往復する時間とふれはば、おもりの重さ、振り子の長さとの関係をとらえる検証実験を行いました。 最後にICTを活用して、実験データを整理し、共有しました。 受講者からは、「この研修を通して実験の喜びを感じました。子どもたちにも味わわせたいと改めて思いました。」「振り子の実験のやりやすい方法を教えていただき、とても勉強になりました。ICTを使って計算処理を簡単にする方法をぜひ使いたいと思いました。」「ふりこの授業の重要なポイントを知れて良かったです。理科専科なので校内で一緒に教材研究できる相手がいないので、他の先生と情報交換できることもありがたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。 令和6年度 テーマ別教育課題研修「個別最適な学びの実現に向けた授業づくり研修」
8月23日(金)に武庫川女子大学 教育学部 教育学科の藤本 勇二教授を講師先生にお迎えし、令和6年度 テーマ別教育課題研修「個別最適な学びの実現に向けた授業づくり研修」が実施されました。受講者の感想として「令和の日本型学校教育にある、「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体化とある中の、「個別最適な学び」の具体例を通し、学ぶことができました。学びのコンパスも絡めたお話であったため、両方の内容を深めることができました。主語が「子ども」であること。教師の見取りがとても重要なことなど、原籍校にもどり、発信に努めたいと思います。」「タブレットを使いながら授業をすすめるのは、授業以外のことをしそうだと心配していました。でも、もっと知りたいと思えば、自然と調べたくなるという行動にでてくるのは大人も子どもも同じで、子どもを信用して、取り入れてみようと思いました。」「先に答えを与えて、後で児童が解説となる資料を探して、自分なりの言葉で説明するという、今までと逆の流れの学び方もいいなと思いました。子どもたちが学びたくなる方法を模索していきたいです。」「今日の研修のポイントは、自立した学び手を育てるためには、自己調整ができる環境設定がまず大切だとより感じました。教師側は授業の仕方を一元化するのではなく、柔軟に個々に対応できる技術をたくさん持っておくことも大切だと改めて感じました。教師側も学び続けることも今後も大切にしていきたいと思います。」
令和6年度 栄養教諭・学校栄養職員研修(第2回)
令和6年8月27日(火)15:00〜16:45栄養教諭・学校栄養職員を対象に 教育センタ―研修室1、2にて「学校給食における衛生管理及び学校での食育の推進に係る専門的事項について学び、栄養教諭及び学校栄養職員の資質の向上を図る」をテーマに、大阪公立大学 大学院生活科学研究科 早見 直美 准教授を講師に研修を行いました。受講者からは、『カイ2乗検定やクロス集計の方法について学ぶことができたので、自分の学校でとっているアンケートでも活用し、ほかの先生方に数字を使って説明していきたいと思いました。』 や 『"クロス集計など、大事だとわかっているのですが、なかなか踏み出せない1歩を踏み出すことができました。アンケートをとり評価に生かすことができるようになったと実感できた研修でした。今後活用していきたいと思います。ただ、1度では覚えきれないと感じたので、もう何度か教えていただける機会があると大変助かります。ありがとうございました。』『アンケートの集計方法、解析方法など知らないことを知るよい機会でした。実際児童アンケートを集計・解析してみて有意差のあった項目については2学期の授業に盛り込もうと思っています。こういう授業設定をしていくことで確実に児童がよりよく変化していけることが目に見えるといいなと思います。解析には、かなり時間がかかることがわかりました。こんな素晴らしい方法を知ったので今後はアンケート集計に取り入れて食育に活用していきます。』等の感想がありました。
令和6年度 中堅教諭等資質向上研修(8年次対象)選択必修研修3(社会体験研修)
この夏季休業中に中堅教諭等資質向上研修の選択必修研修として、社会体験研修を実施しました。受講者の感想として「学校教員では、なかなか経験できない体験をさせてもらいました。未就学児からお年寄りまで、多様な年代の方と関わり、その年齢に応じた接し方などたくさん勉強させてもらいました。仕事の体験では、開店前のロッカールームの清掃やプールの監視、ジム体験を行いました。社員、スタッフの皆さんは、プールのレッスンからお客さんの受付(フロント業務),ジム施設の管理など多様な仕事を全てこなされていることに素晴らしさを感じました。幼小児の水泳レッスンでは,10名以下の少人数に対して,1名のコーチが指導に当たっていました。小学校の水泳授業ではできかねない1人1人に対してきめ細かな指導を見学できたことが良かったです。収益のことも考えなければならない仕事なので、コロナ禍の影響の話を聞いたときは衝撃を受けました。コロナ禍から今に至るまで、たくさんの苦労や工夫をお聞きすることができ、大変貴重な時間となりました。ありがとうございました。」 (スポーツクラブNAS)
「Day1という初心を忘れないという考え方は今年度で10年目を迎える私にとって忘れられない言葉になり、いつまでもその考え方を心に留めて、働き続けないといけないと感じた。教えていただいたことで取り入れていきたいことは、「15分の黙読」である。効率的であり、会議の無駄を省くとことができる。また、レジュメだけで理解してもらうために想定される質問を考えたり、工夫する能力も身につけたいと感じた。1番印象に残っているのは「Leadership Principles」である。「LP」があることで社員が共通認識をもって仕事ができることがメリットだと感じた。私は中でも「お客様中心」「信頼を得る」を意識したい。私にとってのお客様は生徒であり、保護者であり、同僚だと考え、その人たちから信頼を得るために日々考えて行動していきたいと考えた。」 (アマゾン合同会社) 「博物館を運営していくために想像以上にたくさんの人が関わっていることを知った。多くの人に楽しんでもらうために展示の仕方やイベントなどを企画して工夫していることを知った。今後の自分の授業でも話し方や授業の進め方等、生徒たちを引き付けられるように工夫していきたい。」 (堺市博物館) 「健康福祉プラザの取り組み、障害をもつ方の生活の実態や思いを知ることで、多様性を尊重し、多面的に物事を見ることの大切さを実感しました。また、今回学んだことを他の教員や児童にも積極的に伝えていきたいと思いました。」 (堺市立健康福祉プラザ) 「第76回堺市学校理科展覧会」を開催します
堺市では、市内の小学校、中学校、高等学校、支援学校の児童生徒及び教職員の理科研究を奨励し、研究交流の場として、第76回堺市学校理科展覧会を開催します。
本展覧会では、各校から出品された優れた作品約750点を展示します。 9月15日(日)には、特に優れた作品約45点について表彰式及び代表者3名による研究発表が行われます。 また、優秀作品の中から特に優れた作品を、大阪府学生科学賞や大阪府生徒児童発明くふう展、全国児童才能開発コンテスト科学部門等に推薦します。 児童生徒の力作を是非ご覧ください。 〔展示〕令和6年9月14日(土)、9月15日(日) 午前10時〜午後4時 1Fギャラリー・ホール前 〔表彰式・研究発表〕 令和6年9月15日(日) 午前10時30分〜正午 1Fホール 〔実験コーナー〕 大阪公立大学による実験コーナー 令和6年9月15日(日) 正午〜午後3時 図書館棟1F・多目的スペース |
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