最新更新日:2024/09/05 | |
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社会性と情動の学習(SEL)研修を実施しました
令和6年8月23日(金)、ソフィア・堺で、人間関係構築の能力を、意図的かつ計画的に育てるための手だてとして、社会性と情動の学習(SEL)の実施方法や指導法について実践的・具体的に学ぶことを目的に「社会性と情動の学習(SEL)研修」を実施しました。
当日は、福岡教育大学教職大学院 山田洋平准教授をお迎えして、学校現場で社会性を意図的・計画的に育成する意義や、行動実行までの過程と感情機能、そして、ワークも行いながら社会性と情動の学習の指導について学ぶことができました。 受講者からは「自分の気持ちがわからないからコントロールできないと聞いて、本当にそうだなと思いました。感情のラベリングと、その手がかりの見つけ方を教えてあげること、2学期から実践していきたいです。」「攻撃的な行動をとる人は、相手の気持ちは理解はできるが、心は痛まないというお話が心に残りました。被害児童の気持ちを丁寧に伝える指導をしてきましたが、それだけでは不足だとわかりました。ロールプレイングなどの活動を通し、相手の気持ちを理解するだけでなく、共感できる児童の育成に取り組みたいと思います。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(学校における教育相談)を実施しました
令和6年8月20日(火)、ソフィア・堺で、子どもや保護者との信頼関係を深めるための学校教育相談について、基本的な技能や実践方法の習得を図ることを目的に「学校教育相談研修(学校における教育相談)」を実施しました。
当日は、常磐会学園大学 佐谷力教授をお迎えして、聴き方の基本や様々な相談を受けた時の対応方法などについて教えていただき、ロールプレイを通して理解を深めました。 受講者からは「実践を交えた研修によりすごくためになりました。良い例、悪い例など取り上げてどこがいけないかなど自分たちで考え、意見を交わす場もありとても有意義な研修となりました。」「教育相談はサッカーではなく野球のようにという言葉が印象的でした。保護者の方の困りごとをまず聞いて、それからこちらの思いを伝えるようにしたいと改めて思いました。子どものためにという目標は同じなので、ちぐはぐにならずに協力していきたいです。」等の感想がありました。 ポジティブ行動支援(PBS)研修を実施しました
令和6年8月20日(火)、ソフィア・堺で、学校園や学級において児童生徒の望ましい行動を育てるポジティブ行動支援について、基本的な考え方や実践方法を学ぶことを目的に「ポジティブ行動支援(PBS)研修」を実施しました。
当日は、近畿大学 大対香奈子准教授をお迎えして、問題行動を理解するためのメカニズムやポジティブ行動支援の基本的な考え方と具体的な手立てについて教えていただきました。 受講者からは「普段子どもたちと関わっていて、問題行動が起こった時にどうしても叱っていたが、子どもにとって叱ることが正の強化ではないことに気づくことができたので、今日の研修を受けて本当に良い学習となりました。」「ポジティブ行動支援という言葉を初めて知りました。意思が弱いや自己管理能力が低いなど、個人攻撃の罠に陥らず、事実に目をむけ、そもそもの環境設定を見直すこと問題を解決していこうという考えは、まったくその通りだと思い、目から鱗の気持ちで聞かせていただきました。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(発達などについて)を実施しました
令和6年8月6日(火)、ソフィア・堺で、発達などの子どもの抱える諸課題について理解を深め、適切な支援方法を学ぶことを目的に「学校教育相談研修(発達などについて)」を実施しました。
当日は、関西福祉科学大学 加藤美朗教授をお迎えして、発達障害の概要をはじめ、ABA(応用行動分析)を基本とした支援計画や実践方法について教えていただきました。 受講者からは「子どもの問題行動について考える時、直前のきっかけと結果事象をセットで考えることが大切だということを教えていただき、2学期から、しっかり意識してみていこうと思いました。」「日々の教育活動の中では、経験値で判断し対応していることが多く、うまくいかないことは相手や環境に起因しているように考えがちになっているように思います。このような研修に参加することで、自分自身や所属する組織を客観的に振り返り、課題が分かり、また、知識や技能をアップデートする機会となります。」等の感想がありました。 危機対応研修を実施しました
令和6年8月5日(月)、堺市産業振興センターで、子どもの自殺予防についての知見を深めるとともに、自殺予防のための校内体制のあり方や万が一の際の適切な対応について学ぶことを目的に「危機対応研修」を実施しました。
当日は、九州産業大学・窪田由紀先生をお迎えして、学校における自殺予防としてすべきことやできること、児童生徒の自傷行為に気付いたときの対応についてお話いただき、ロールプレイも交えながら理解を深めることができました。 受講者からは「精神的にしんどくなってしまう生徒に対して「甘えだ」と言うことや、本当にしんどいときはSOSを出せないことなど、多くの教員が知っておくべきことを話してくださり、自分も認識を改めて持ち直すことができた。」「相談できる力、というワードがとても印象的でした。自分には力があるという、一つの大きな一歩が相談する前からあるんだという勇気づけ方があるのかとハッと目からうろこでした。こういう視点が大事なのだと気づかされました。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(依存について)を実施しました
令和6年7月30日(火)、堺市産業振興センターで、スマートフォンやゲームなどへの依存について理解を深め、適切な支援方法を学ぶことを目的に「学校教育相談研修(依存について)」を実施しました。
当日は、関西医科大学・医師・池田俊一郎先生をお迎えして、依存についての基礎知識をはじめ、子どもたちの身近な依存症とそのような子どもを取り巻く環境、子どもから出されるSOSの受け止め方、そのための日頃の関わりなどについてお話いただきました。 受講者からは「ゲームなどの依存のお話だけでなくSOSの出し方講座も聞けて、苦手な子が思い浮かぶのでぜひ伝えたいと思いました。」「子どものSOSの受け止めには、日ごろのかかわりが重要と先生が最初の方にお話ししてくださって、ドキッとしました。保護者の次に私たちが子どもと近い距離で接しているので、気づける大人の一人になりたいなと思いました。子どもの行動パターンの深層を知っているのと知らないのとは、大きく違ってくると思います。子どもが相談してきたときの、返し方や距離の持ち方は、普段でも気をつけていきたいです。」等の感想がありました。 学校教育相談研修(不登校について)を実施しました
令和6年7月30日(火)、ソフィア・堺で、不登校などの子どもの抱える諸課題について理解を深め、適切な支援方法について学ぶことを目的に「学校教育相談研修(不登校について)」を実施しました。
当日は、公認心理師・久保幾史先生をお迎えして、不登校児童生徒の現状や不登校対応の変化、そのような中で何を大切に不登校対応にあたるのか、ということについて教えていただきました。 受講者からは「不登校と一言で言っても、子どもたちが抱えている問題は多岐に渡っているんだと感じました。『焦らない』で『こころのエネルギー』を貯めて、まずは、家庭内自立ができるようにサポートすることの大事さを感じました。」「不登校について理解が深まりました。見捨てていないという意識や家庭訪問の重要性などとても勉強になりました。」「家庭訪問のポイントも参考になりました。半年後に不登校になりそうな子のサインを見落とさないように心配りをしていきたいと思いました。」等の感想がありました。 初任者・発展研修(小学校)「体育実技」
8月19日(月)午前9時30分〜12時30分の日程で、大浜体育館にて、小学校初任者対象の研修「体育実技研修」が行われました。
本市の小学校教員で組織された「堺市学校体育指導研究会議」の先生方を講師に、実践的な内容の研修がおこなわれました。受講者は、実際に体を動かしスポーツの楽しさを味わいつつ、指導者の視点での基本的な指導のコツを学ぶことのできる構成になっていました。学習指導要領の7つの内容のうち「体つくり」「器械運動」「ボール運動」「表現」が扱われました。 受講者の感想として「身体を動かすことを積極的に楽しむことができ、そこで明るい表情で温かい言葉がけをしてくださったことで、より意欲的に安心して取り組むことができることを子どもたちの目線になって感じることができました。」「1学期に授業をしていて、体育の授業に全く自信をもてず、これでよいのかと悩んでいました。本日の講師の方々は、とても楽しそうに授業をしてくださり、私は、体育の授業をしているときに、自分が楽しめているか、ということを考え直すきっかけになりました。」などがありました。児童の立場での体験を通して多くを学び、講師の先生の指導姿勢からもたくさんの学びを得ている研修でした。講師の先生からも「みなさんの笑顔で、私たちも元気がもらえました」というメッセージがありました。 関係機関連携研修を実施しました
令和6年7月29日(月)、ソフィア・堺で、学校園が他機関と連携しながら問題解決を図る際の、より効果的な連携の進め方について学ぶことを目的に「関係機関連携研修」を実施しました。
当日は、精神保健福祉士・中山美和先生にお迎えして、堺市内の様々な関係機関の紹介や学校園との連携におけるSSWの役割についてなど、テーブルトークを取り入れながら教えていただきました。 受講者からは「スクールソーシャルワーカーさんとの連携の仕方や、スクールソーシャルワーカーさんと保護者とのつながり方などが分かり、とてもよかったです。教員だけでは子どもや保護者に対してのサポートができない時など、外部機関とつながるとよいことが分かりました。」「子ども相談所と子育て支援課の違いなど、ぼんやりとしか理解していなかったものがわかりました。まずは校内での方向性、目的をもつことが大切だとわかりました。」等の感想がありました。 令和6年度 初任者・発展研修(中学校)「授業開発3」
令和6年8月21日(水)9:30〜12:00中学校初任者を対象に 教育センタ―研修室1、2、3、セミナールーム1にて、「学びのコンパスの視点に基づいた授業を開発する。子どもが自ら進める学び・1人1台端末の活用」をテーマに各教科の指導主事を講師として2学期の研究授業に向けて学習指導案を作成したり、実践報告したりをしました。初任者からは「教材を学ぶ価値を子どもたちに実感させることが大切でそのために授業の導入部分にもしっかり力を入れたいと思った。また、教科書の本文だけでなく、その教材と似た文章と比較させたり、教材の構成をまねて文章を書かせたりするなど、教科書以外の文章の活用も積極的に行ってみたいと感じた。」「指導案を指導主事に見て頂き、アドバイスをいただいたり、同期と情報交換等をできたので非常に良かった。指導案を用いて、どのように授業をもっていけばよいのか道筋が見えたので、今後の授業づくりにもしっかりと意識しながら、活かしていきたいと思いました。」 等の感想がありました。
幼児教育研修
8月22日(木)教育文化センターで「幼児期の教育・保育における遊びを通した学び」と題し、名古屋学芸大学教授 津金 美智子氏からご講話いただきました。この研修は小学校の先生方の参加もありました。子どもの姿から幼児期の学びの特性や遊びを通して学ぶとはどういうことか、わかりやすくご教授いただきました。
就学前教育・保育施設の先生方からは、「大人が一方的に教え込むのではなく、心動かされる体験の中で感覚的に学ぶことを保育の中で重視したいと思った。」「子どもの気づいたことに耳を傾けて今後はこどもと同じ目線で発見を楽しめるようにしたい。」「園で遊びに没頭する経験も小学校の学びの力へと繋がっているということを発信していきたい。」また、小学校の先生方からは、「子どもの姿を事例を通して見取っていくことでどの場面でどんなことが育っているのかがよく分かり、繋がりを捉えやすかった。」「幼児期の教育を理解することで、よりよい小学校教育へとつながっていくと思った。スタートカリキュラム作成や生活科の授業づくりで生かしていきたい。」「自発的な活動としての遊びを通して育まれてきたことを教えていただき、学びの連続性を意識した教育内容や指導方法を工夫していきたい。」等の感想がありました。 科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「化学探究」
令和6年8月8日(木)、堺市教育センターにおいて、科学教育研修・中学校理科スキルアップ研修「化学探究」を実施しました。
教科書の化学分野との接続を示しながら、子どもが「探究的な学び」を実現するための実践的指導力の向上をめざす研修を行いました。 「液体窒素の入った空き缶についた液体の正体」「アクリル樹脂用接着剤に浸したフェルトについた白い物質の正体」「アルカリ電解水の正体」「金属樹をつくろう」などの探究課題に対して、受講者が仮説を立てて、実験を行いながら、実際に探究活動を体験しました。 受講者からは、「探究学習のアイディアをたくさんいただき、とてもためになりました。」「液体酸素の燃焼など、理屈ではわかっても、直感的には意外なことが起こる実験を体験させてもらえて良かったです。」「液体窒素など普段なかなか使用することがない実験材料を使用することができ、実験や授業デザインの参考になりました。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 令和6年度 初任者・発展研修(小学校2年次・中学校2年次及び支援学校・支援学級2年次)「不登校児童生徒の理解と支援」
令和6年8月19日(月)10:30〜12:00小学校2年次対象 15:00〜16:45中学校2年次及び支援学校・支援学級2年次を対象に 教育センタ―研修室1、2にて「不登校の未然防止、不登校児童の適切な支援に向けて、正しい理解と実践的な指導力について」をテーマに、スクールカウンセラースーパーバイザー 久保幾史氏を講師に研修を行いました。受講者からは、『不登校児童生徒の理解と支援について、学級にいる児童を頭に浮かべながら聞きました。1学期の自分は児童とどのようにかかわっていたか。どのような対応ができていたか。足りなかったところは何か。自己の言動を振り返ることができました。児童と、その保護者とのつながりを持ち続けることを大切に、2学期以降もかかわっていきたいと思います。』 や 『無理に学校に来る必要はないということや他の選択肢について伝えはしていたが、勉強をする場の確保はなかなかできていないなと思う。学校では、不登校になりそうな生徒が、少しでも学校に前向きに過ごせるように声掛けを積極的に行っていきたい。不登校の生徒,または傾向のある生徒に対して様子を見るという選択肢はないということである。』『不登校の生徒に対してどのように対応していくべきか様々な考えを知ることができた。自分のクラスでも不登校になり得る生徒に対し、ただ見守るではなく未然に防ぐための手立てはたくさんあると感じた。その際に家庭訪問などの継続的な関わりが大切だと認識することができた。』等の感想がありました。
科学教育研修「大仙公園いきものみっけ」
令和6年8月1日(木)、堺市都市緑化センター及び大仙公園において、科学教育研修「大仙公園いきものみっけ」を実施しました。本研修は、環境共生課と教育センター共催で実施しました。
大阪公立大学大学院農学研究科の平井規央教授に、研修を実施して頂きました。 まず、堺市都市緑化センターにて生物指標としてのチョウ類、トンボ類、水棲昆虫などについて観察のポイントを学びました。 次に、虫取り網やケースを持って行き、大仙公園や都市緑化センターで昆虫採集を行いました。 まとめの時間には、参加者が採取した昆虫について平井教授からその名前や習性などを教えてもらい、学びを深めることができました。 受講生からは、「2学期に、大仙公園に町探検に来ます。秋みっけをかねているので、『10月に昆虫が多い』と聞き、楽しみになりました。平井先生が丁寧に説明してくださり、昆虫が面白いと思いました。来年はもっと積極的に昆虫を捕まえたいです。」「子どもたちのワクワク感を実感でき、あっという間の時間でした。採集した昆虫の名前や特徴を解説していただき、とても楽しい時間でした。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 科学教育研修「校庭でできる植物観察」
令和6年7月30日(火)、8月2日(金)、堺自然ふれあいの森において、同所の職員を講師に、科学教育研修「校庭でできる植物観察」を実施しました。
まず、単葉と複葉、互生と対生、全縁と鋸歯縁、常緑と落葉などの、葉の見分け方について学びました。 次に、実際に堺自然ふれあいの森の中をめぐり、様々な植物の生育している環境や、注意すべき植物などについて観察しました。 最後に、下準備の済まされたナンテンの葉を使って葉脈標本を作りました。 受講生からは、「植物の葉の見分け方について、詳しく教えていただきました。校庭に生えている植物の見方が変わりそうです。実際に森の中を歩いてたくさんの発見をしたり、葉脈標本を作ったりと、楽しい実習でした。子どもたちにも、自然に触れる楽しさ、自然のふしぎや面白さを伝えていきたいと思います。」「植物観察ということで、様々な花や木、草を見るのかと考えていましたが、葉だけでもいろいろな見方があって、とても楽しかったです。低学年の生活科で活かしていきたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 |
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