最新更新日:2024/10/04 | |
本日:53
昨日:48 年度総数:26503 累積総数:964228 |
中学校スキルアップ研修・「光と半導体」
令和5年11月22日(水)ソフィア・堺4階実験室において、中学校スキルアップ研修「光と半導体」を行いました。大阪科学技術センター(OSTEC)のご協力のもと、大阪教育大学名誉教授 中田博保先生をお招きして研修を実施しました。
研修では、まず、光の波長の違いによる光の色の変化について考えました。波長が短ければ青色に、長ければ赤色に近づくことが分かりました。分光シートで蛍光灯やLED、発熱電球の光がどのように分光しているのかを実際に確かめました。 次に、半導体について認識を深めました。半導体とは「金属と絶縁体の中間であり、電気をほどほどに流す物体」であることや半導体の結晶構造が分かりました。また、半導体の種類の違いによる光の色の違いを利用して、いろいろな色のLEDができていることも分かりました。 最後に、赤色、緑色、青色のLEDにどれだけの電圧をかければ発光するのかを実験で確かめました。 受講者から、「バンドギャップについて知ることができた。LEDにかける電圧の違いについても初めて知ることができた。」「専門的なお話を聞ける機会がないので、とても参考になった。」「少人数で体験できる研修なので、LEDの仕組みや活用の仕方がよく分かった。」などの声がありました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 教育相談事例研修
11月27日(月)ソフィア・堺で、「配慮の必要な子どもや保護者に対する支援を考える」と題して、堺市立第1もず園と第2もず園の児童発達支援管理責任者 中西加奈子氏、西留幸子氏にご講話いただきました。
児童発達センターの活動をお話しいただいたり、子どもの行動の背景を想像し、よりよい支援のあり方を考えるワークに取り組んだり、参加者による交流がありました。 参加者からは、「子どもの行動を読み取ることの大切さを振り返ることができた。」「行動一つ一つの理由を聞いたり、背景から考えたりしながら、子どもたちが安心して過ごせるよう言葉かけやかかわりなどを考えていきたい。」「子どもの『わかる』『できた』の経験の積み重ねを大切にし、保護者の方々と共有していきたい。」「児童発達支援センターの役割を知り、どのように繋がっていけばよいのかを確認することができた。」「グループ交流も参考になった。」等の感想がありました。 通級指導教室担当者研修 (第 5 回)
令和5年11月10日(金)、教育文化センター 研修室3にて、「 通級指導教室担当者研修(第5回)」を実施しました。通級指導教室の運営等について講師として特別支援教育士スーパーバイザー・山田充氏をお迎えしてグループワーク等を交えた研修でした。
受講者からは、「事例案を通して他校の先生と意見交換の機会を持ち参考になった。」 「山田氏のアドバイスを参考に今後の教育活動に生かしていきたい。」等の感想がありました。次回第6回は、12月1日(金)の予定です。 令和5年度テーマ別教育課題研修「話し合いを効果的に進めるファシリテーション(第2回)」
11月7日(火)に教育センター研修室3にて、「話し合いを効果的に進めるファシリテーション研修(第2回)」が行われました。この研修は、「学校園における様々な場(授業・討議会・職員会議等)において、合意形成を図るための技能の1つであるファシリテーションの理論と実践について学ぶ」ことを目的として実施しました。講師先生として 株式会社ひとまち代表取締役 ちょんせいこ 氏 をお迎えし、ご講演いただきました。
受講者の感想として、「聞き方を学ぶことは非常に大切だと改めて感じた。教師は、子どもたちの話を聞くときに自分の考えを乗せて話すことが習慣になっている傾向があるが、シンプルに話を聞きながら、話し手の話を広げていくことで議論が深まると気付いた。」「ファシリテーションスキルの大切さ、重要性が理解でき、多くの学びがあった。また実践演習もあり、現場での活用に役立つものであった。」などがありました。 令和5年度 研修主任研修(第2回)
10月31日(火)にフェニーチェ堺の大スタジオにて、「令和5年度 研修主任研修(第2回)」を開催しました。この研修は、校園内研修の運営及び内容の充実に向け、担当者の専門的知識を高め、実践的指導力の向上を図ることを目的として、実施しました。
当日は、講師先生として 株式会社ひとまち 代表取締役 ちょんせいこ 氏をお迎えし、「研究討議会におけるファシリテーションについて」という演題にて講演及びワークショップを実施しました。 受講者からは、「『ファシリテーターを交代でやること』『強みと課題を3つ絞って発表すること』など、次の研究討議会からやってみたいと思いました。」「授業の中での教師のファシリテーションは、今後必要になってくると思いました。そのためには、多くの先生が『ファシリテートする経験』とそれを学ぶ場(研修)が必要だと感じました。まずは校内研修でできる実践をしていこうと思います!」などの感想がありました。 小学校理科教材研修3年「電気で明かりをつけよう」
令和5年11月15日(水)、堺市教育センター(ソフィア・堺)実験室1において、小学校理科教材研修3年「電気で明かりをつけよう」を実施しました。
まず、暗い部屋の中で豆電球と乾電池とソケット付き導線を使って明かりをつけました。その明かりは、とてもきれいです。少しの工夫で子どもたちの学習への興味や関心、意欲を高められることを実感しました。 次に、指導内容や単元の系統性について確認し、「豆電球がつく時とつかない時の比較や問題意識の醸成」について、具体的な実験を通して考えました。 そして、単元における指導のポイントについて研修しました。 1つめは、導入の工夫です。自動車模型の豆電球が点いたり消えたりする様子を見たり、懐中電灯の中身を見たりすると、子どもたちがどんな疑問を持つのかを考えました。2つめは、事実の整理です。多様な事実をどのように整理すると、子どもたちが回路の意識を持つことができるのかを考えました。3つめは、仲間分けの工夫です。身の回りの物を、電気を通す物と通さない物に仲間分けする方法を考えました。 受講者からは、「電気の学習の第一歩ということで、子どもたちが電気に興味をもてるような教材を作って考えさせていきたいと思いました。豆電球の仕組みなど知らなかったことが知れて良かったです。」「実際に実験をさせていただいて、指導のイメージができました。子どもの疑問から授業をつくっていきたいと思います。」などの感想がありました。 教育センター能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 教育相談実践研修(第2回)を実施しました
令和5年 11月17日(金)ソフィア・堺において、「教育相談実践研修(第2回)」を実施しました。
今回は、教育相談グループ 公認心理師 藤田佑理子 相談員が講師となり、「不登校が気になる子どもの見立てと支援」をテーマに、演習を交えながら研修を行いました。 受講者からは「保護者も教員もつい焦ってしまい、子どもにプレッシャーをかけているのでは・・・と思う。じっくりリソースを見つけながら、関わっていきたいと思った」「家庭訪問の注意事項について話を聞けたので、職員間で共有していきたい」等の感想がありました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(4)
11月14日(火)堺市立三国丘幼稚園
■研究テーマ 「幼児の人とかかわる力をはぐくむには」 〜幼児の主体性をはぐくむ環境づくりを通して〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 常磐会短期大学 ト田 真一郎教授 3・4・5歳児全てのクラスで保育を公開しました。各年齢に応じた環境のなかで、クラスごとに子どもたちが自分のやりたい遊びに遊び込む様子が見られました。討議会では、子どもたちの主体的に活動する姿や、その中で友達を模倣したり協力したりする姿を振り返り、教師の支援や保育の中で大切にしたいことについて話し合いました。ト田教授からは、幼児の人とかかわる力を育むには自己肯定感が大切であり、その土台をもとに他者への尊敬が生まれ、話す力・聞く力を持つ子どもへと育つとお話があり、小学校への接続にもつながる協同的学びを実現するためにも、遊びの面白さがどのような流れで発展していくのかを考えることが重要であるなどのご示唆をいただきました。 令和5年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(3)
10月25日(水)堺市立白鷺幼稚園
■研究テーマ 学びに向かう力の土台を育む 〜遊びこむ経験を重ねる中で〜 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 神戸大学 北野 幸子 教授 全てのクラスで保育を公開しました。先生や友達と一緒にお店屋さんごっこや、どんぐりなどの秋の自然物を使った遊びを楽しむ様子が見られました。討議会では、子どもたちにどのような学びの姿があったか、学びに向かう力の土台になる姿が見られたかについて話し合いました。北野教授からは、経験の積み重ねが学びの土台となることや、その前提として、情緒の安定、安心、居心地の良さがないと学べないことなど多くのご示唆をいただきました。 参加者からは、 ・各年齢に合わせた言葉がけ、保育の仕方がわかり、明日からの保育に活かそうと思う。 ・他園の先生方と情報を共有し子ども達や園について、保育のあり方等の話ができてとても良かった。 ・子どもが自然物を使いながら熱中して遊ぶ姿や学びとる力をみて自園の保育に活かしたいと思った。 ・「育ってほしい子どものイメージ」をもつ教師ほど子どもの学びをサポートできることを学んだ。 等の感想がありました。 教育ICT化担当集合研修 2学期
11月7・8・9日午後にソフィア・堺研修室で、各小・中学校の教育ICT化担当(授業でのタブレット活用を中心になって進める教員)の集合研修を行いました。
3日間に分けて、各区の担当が中学校区ごとに集まり、ICTを活用した授業実践の共有、クラウドを用いた共同編集機能を使用して、めざす子どもの姿を共有しました。 受講者からは「小学校との交流の場があり、とても有意義な研修になりました。ICTを活用していくうえで、小学校との連携や話し合いができ、今後の指導に向けて、よりよい研修となりました。」「話をする中で、めざす子どもの姿として「ICTが必要だと思う場面に正しく活用できる」と言語化できました。この基準を自校へ持って帰り、共有していこうと思いました。」という感想がありました。 GIGAスクール構想における情報モラル指導研修
10月20・24・27日、11月2日に、ソフィア・堺研修室で教員向けの情報モラル指導研修を行いました。
研修では、情報モラルを指導するうえで大切なこととして、「児童・生徒が自分事としてとらえられること」「知識だけではなく、自身で判断する力を育成すること」を確認し、ワークショップを通して、今後の授業や教育課程にどのように生かしていくかを考えました。 受講者からは、「学校での道徳の時間などで活用したいと思います。」「単にダメなことを伝えるのではなく、みんなで考えることが重要だと感じました。」などの感想が寄せられました。 教育相談実践研修(第1回)を実施しました
令和5年10月26日(木)ソフィア・堺において、「教育相談実践研修(第1回)」を実施しました。
教育相談実践研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に行う、5回セットの研修です。 今回は、教育相談グループ 公認心理師 藤田佑理子 相談員が講師となり、「オリエンテーション・教育相談技法の基礎」をテーマに、リソースとエゴグラムからみる自己理解や、教育相談の考え方、教育相談の基本的な技法について、演習を交えながら行いました。 受講者からは「日頃の実践を振り返ることができ、やってきたことは間違っていなかったのかなと、他校の先生との交流で再確認できました」「ペーシング、難しかったですが、意図的に使えるようにして行きたいです。元気がもらえる研修でした」等の感想がありました。 11月2日 幼児教育研修
11月2日(木)ソフィア・堺で、「トキメキ、ヒラメキ・イメージ、気づき・発見・できた!が生まれる保育環境づくり〜自園の特色を活かして〜」と題し、大阪総合保育大学教授 瀧川光治氏からご講話いただきました。多くの資料を基にしながらのお話で、参加者同士での交流もありました。
参加者からは、「子どもたちのトキメキや発見には、保育者の環境づくりや仕掛けづくりがいかに大切であるかということがよく分かり、日頃の保育でも活用していきたいと思った。」「魅力的な環境づくりについて、月齢に合わせて壁面も使い準備したり、廃材を用いて常に制作ができるコーナーを用意したりと取り入れたいことがたくさんあった。」「保育環境づくりに活かせそうな具体的な内容をたくさん学び、参加者同士話し合ったので実践していきたい。」等の感想がありました。 GIGAスクール構想 管理職等研修
10月13日(金)に、ソフィア・堺、ホールにて、小・中学校を対象にGIGAスクール構想管理職等研修を行いました。
法政大学キャリアデザイン学部・坂本旬教授を講師に迎え、「GIGAスクール構想におけるデジタルシティズンシップ教育〜メディアリテラシーの育成について〜」と題して、デジタルシティズンシップを含む情報活用能力の育成について講演して頂きました。 デジタルシティズンシップとは、デジタル技術の利用を通じて社会に積極的に関与し、参加する能力のことで、情報を主体的に読み解くメディアリテラシーとさまざまなメディアとの向き合い方を自ら計画するメディアバランスの重要性や、国内や海外でのデジタルシティズンシップ教育の実践事例などについて、お話しいただきました。 受講者からは、「デジタルシティズンシップという考え方を知り、教科に分け隔てなくその根っこにおく必要があると思った」などの感想が聞かれました。 幼児教育実践交流セミナー(第2回)
令和5年10月26日(木)、幼児教育実践交流セミナー(第2回)を開催しました。
はじめに、5月〜7月に行われた施設間交流の様子の報告と、情報交換を行いました。写真等も使いながら実際に参加できなかった方々にもわかりやすく研修内容が紹介され、公開保育体験談も語られました。それから、今後の施設間交流について担当指導主事から説明し、各グループでの情報交換も行いました。 最後に、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「園で取り組む人材育成〜ミドルリーダーの役割を考える〜」と題して、講話がありました。 参加者からは、「園内研修をすることで、保育の質の向上につながり、園の雰囲気も良くなり、子どもにとって良い環境がうまれる。子どもが主体的になる保育をすすめていける環境をしっかりつくっていきたい。」「園内研修は、短い時間でも少しずつ学べる職場環境をつくっていくことが大切だと感じた。」「グループ交流では、色々な業務はあるけれど「子どものために」という意見に原点に戻る思いがした。」「中村先生のご講話からは、時代や子どもを取り巻く生活の変化に柔軟に応じながら、保育の中で大切にしたいことを職員集団で工夫しながら探っていくことが大切ということを学んだ。」などの感想がありました。 |
|