最新更新日:2024/09/20 | |
本日:104
昨日:141 年度総数:25228 累積総数:962953 |
小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」
令和5年1月11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における内容や4年生として大切にされている「関係付ける」という考え方、「根拠のある予想や仮説を発想する力」という問題解決の力、粒子領域の質的・実体的な見方(水のすがた)、地球領域の時間的・空間的な見方(水のゆくえ)について確認しました。 次に、自然事象を見せる導入例、安全上の注意点、実験のコツなど、授業の流れに沿って紹介しました。 受講者からは、「予備実験をたくさんできたので、イメージがわきました。授業でもスムーズにできそうです」「水を冷やす実験で過冷却が起こり、瞬間的に凍ったので驚きました」「昨年度はオンラインで同じ研修を受けましたが、集合型の今回は細かいことまでいろいろと教えていただき、質問もしやすかったので助かりました。うまくいかないことも含めて勉強になりました」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」
令和5年1月5日(木)、11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」を実施しました。
まず、小学校学習指導要領における目標や子ども主体の問題解決活動の意義、本単元にかかわる指導内容について確認しました。 次に、単元全体の構成を考え、導入や単元展開中の活動を実際に行うことで、「子どもたちがどのような問題意識をもつのか。どう考えて解決活動を行うのか。」について考えました。 そして、永久磁石の性質を確かめた上で、電磁石の極に関する実験を行いました。さらに、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験を行い、調べる条件(コイルの巻き数、電流の強さなど)を意識させることの大切さを考えました。 最後に、電磁石を活用したものづくりの例として、電磁石つりざお、クリップモーターなどにふれました。 受講者からは、「導入で何が一番大切か、何をしっかり伝えるべきかが理解できました。」「予備実験ができて、とても有意義でした。電磁気の学習の系統性を踏まえ、しっかり指導していきます。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」
令和4年12月28日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や3年生として大切にされている「比較する」という考え方、「差異点や共通点を基に、問題を見いだす力を養う」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な視点について確認しました。 次に、導入の仕方を紹介しました。 そして、児童の立場に立って実験を行い、授業の進め方について研修しました。 受講者からは、「実際におさえる磁石の性質について、こんな実験ができるよ、こんな装置ができるよと教えていただいたことがよかったです。子どもたちは、とても磁石の学習を楽しみにしているので、このワクワクを持ち帰りたいです」「自分自身学生時代から理科が苦手で、なかなか楽しい授業ができていませんでした。今回の研修では、自分も楽しめたし、授業のイメージを持てたので、3学期がとても楽しみになりました。導入でたくさんの疑問を引き出したいです」「導入のカプセルとマジックの箱の実験をクラスでしてみようと思います。普段の生活でよく知っているものにも、まだまだ知らないことがあることに気づかせてあげたいです」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」
令和4年12月27日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」を実施しました。
研修では、初めに、単元の導入の仕方の紹介、安全面の徹底、素材の教材化について考えました。 次に、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認しました。 そして、示温シールや示温インクなどを用いて、温度変化を可視化して、金属、水、空気のあたたまり方の違いについて確かめる実験を行いました。既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立てさせることや、結果と考察、まとめの違いについて意識して指導することが、子ども自らの問題解決活動を深めるポイントであることを確認することができました。 受講者からは、「授業づくりの参考になることばかりで、子どもたちにいろいろな実験をさせたいと思いました。」「驚きがたくさんあって、私と同じように子どもたちにもおもしろいと思ってほしいと思いました。安全に実験ができるように、実験準備はもちろんのこと、しっかり学級経営をしなければと思います。」「子どもの思考の流れをしっかりイメージして指導したいと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集のお知らせ
「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集をします。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」の1次募集において、プラネタ観覧希望なし(定員200名)の申込が定員に満たなかったため2次募集を行います。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 定員:合計84人(1グループにつき5人まで) 申し込み受付期間:令和5年1月16日(月)13時〜 1月23日(月)9時 当選結果:当選の方にのみ1月25日(水)までにメールで通知 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申込の方はこちらからアクセスできます。 ※申し込みには「堺市電子申請システム」の登録が必要です スケジュール案は、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 令和4年度 第2回幼保小合同研修会
1月10日(火曜)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)で第2回幼保小合同研修会を開催しました。
小学校92校、就学前教育・保育施設121園が参加し、前半は、大阪大谷大学教育学部 小田浩伸教授から「支援を要する子どもの就学に向けて〜子ども理解に基づく支援方法と学校園全体での支援に向けて〜」のご講演があり、多様なニーズのある子どもの理解と支援に関して、教育・保育における合理的配慮とUD(基礎的環境整備)等について、幼小の連携の重要性とともに学ぶことができました。 後半は、就学前教育・保育施設が小学校別のブースを回るという形式で、情報交換会を行いました。園での子どもの活動から小学校での教育活動への円滑な接続が行えるように交流を進めることができました。 参加者からは、講演では、「幼児期から就学を見通した支援の仕方や集団作りについて、ポイントを押さえながらわかりやすくお話していただき、参考になりました。」「子どもの成長を見届けるためにも小学校以降と連携していくことが大切なので、進めていきたい。」「多様なニーズがある子どもが増えてきている今、保育のカリキュラム等も見直していく必要がある。」等の感想がありました。また、情報交換会では、「子どもたちがスムーズに就学に向かえるようサポートしていきたい。」等の感想がありました。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。参加には事前申し込みが必要です。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。
子どもたちの科学への興味関心を高め、堺のまちへの誇りと愛着を深めることをねらいとして、堺市の産業を支える優れた専門家たちが、体験を通して子どもたちに科学の楽しさを伝えます。 ホールでは、善ちゃんの笑ってためになるサイエンスショー、プラネタリウムでは特別番組の無料投影があります。 ※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、対策を講じたうえで実施しますが、状況により会場でのイベントの中止、または定員や時間の変更を行う場合があります。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 ※後日、一部動画配信予定 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 申し込み受付期間:令和4年12月1日(木)〜 12月23日(金)23時30分 定員:合計900人(1グループにつき5人まで) 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申し込み方法はこちらのポスターをご覧ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望あり)の方はこちらからアクセスできます。 ※プラネタリウムの観覧時間帯をよく確認してから応募ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望なし)の方はこちらからアクセスできます。 スケジュールは、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 第12回サイエンスクラブを実施しました
令和4年12月10日(土)に大阪公立大学において、IRIS(大阪公立大学理系女子大学院生チーム)の4人による科学実験とワークショップがありました。
まず、「未来の博士」育成ラボ生(中学生、高校生)と一緒に4つのグループに分かれて科学実験を行いました。各グループが4つの実験(1.バナナのDNA抽出実験2.植物の色素抽出実験3.肺、横隔膜のモデル実験4.表面張力、浮力の実験)をローテーションで体験しました。バナナのDNA抽出実験では、実際にDNAを抽出することができ、生命の神秘にふれることができました。肺・横隔膜のモデル実験では、PETボトルと風船で肺のモデルづくりを行いました。呼吸の際、肺が広がるイメージをもつことができました。実際に自分の手を動かして作業することで、学びがさらに深まりました。 次に、サイエンスクラブ生や「未来の博士」育成ラボ生の質問にIRISが答えるワークショップがありました。大学生活の楽しさや、院生として研究に打ち込むことの難しさ、魅力などの生の声を聞くことができました。普段、なかなか接することができない研究の世界を身近なものに感じることができました。 様々な実験を通して、IRISのメンバーからたくさんのことを学ぶことができました。 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。 |
|