最新更新日:2024/10/04 | |
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小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」
令和5年1月11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修4年「水のすがた・水のゆくえ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における内容や4年生として大切にされている「関係付ける」という考え方、「根拠のある予想や仮説を発想する力」という問題解決の力、粒子領域の質的・実体的な見方(水のすがた)、地球領域の時間的・空間的な見方(水のゆくえ)について確認しました。 次に、自然事象を見せる導入例、安全上の注意点、実験のコツなど、授業の流れに沿って紹介しました。 受講者からは、「予備実験をたくさんできたので、イメージがわきました。授業でもスムーズにできそうです」「水を冷やす実験で過冷却が起こり、瞬間的に凍ったので驚きました」「昨年度はオンラインで同じ研修を受けましたが、集合型の今回は細かいことまでいろいろと教えていただき、質問もしやすかったので助かりました。うまくいかないことも含めて勉強になりました」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」
令和5年1月5日(木)、11日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「電流と電磁石」を実施しました。
まず、小学校学習指導要領における目標や子ども主体の問題解決活動の意義、本単元にかかわる指導内容について確認しました。 次に、単元全体の構成を考え、導入や単元展開中の活動を実際に行うことで、「子どもたちがどのような問題意識をもつのか。どう考えて解決活動を行うのか。」について考えました。 そして、永久磁石の性質を確かめた上で、電磁石の極に関する実験を行いました。さらに、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験を行い、調べる条件(コイルの巻き数、電流の強さなど)を意識させることの大切さを考えました。 最後に、電磁石を活用したものづくりの例として、電磁石つりざお、クリップモーターなどにふれました。 受講者からは、「導入で何が一番大切か、何をしっかり伝えるべきかが理解できました。」「予備実験ができて、とても有意義でした。電磁気の学習の系統性を踏まえ、しっかり指導していきます。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」
令和4年12月28日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や3年生として大切にされている「比較する」という考え方、「差異点や共通点を基に、問題を見いだす力を養う」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な視点について確認しました。 次に、導入の仕方を紹介しました。 そして、児童の立場に立って実験を行い、授業の進め方について研修しました。 受講者からは、「実際におさえる磁石の性質について、こんな実験ができるよ、こんな装置ができるよと教えていただいたことがよかったです。子どもたちは、とても磁石の学習を楽しみにしているので、このワクワクを持ち帰りたいです」「自分自身学生時代から理科が苦手で、なかなか楽しい授業ができていませんでした。今回の研修では、自分も楽しめたし、授業のイメージを持てたので、3学期がとても楽しみになりました。導入でたくさんの疑問を引き出したいです」「導入のカプセルとマジックの箱の実験をクラスでしてみようと思います。普段の生活でよく知っているものにも、まだまだ知らないことがあることに気づかせてあげたいです」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」
令和4年12月27日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」を実施しました。
研修では、初めに、単元の導入の仕方の紹介、安全面の徹底、素材の教材化について考えました。 次に、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認しました。 そして、示温シールや示温インクなどを用いて、温度変化を可視化して、金属、水、空気のあたたまり方の違いについて確かめる実験を行いました。既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立てさせることや、結果と考察、まとめの違いについて意識して指導することが、子ども自らの問題解決活動を深めるポイントであることを確認することができました。 受講者からは、「授業づくりの参考になることばかりで、子どもたちにいろいろな実験をさせたいと思いました。」「驚きがたくさんあって、私と同じように子どもたちにもおもしろいと思ってほしいと思いました。安全に実験ができるように、実験準備はもちろんのこと、しっかり学級経営をしなければと思います。」「子どもの思考の流れをしっかりイメージして指導したいと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター能力開発課科学教育グループでは、これからもこのような研修などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集のお知らせ
「令和4年度堺科学教育フェスタ」(プラネタリウム観覧なし)2次募集をします。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」の1次募集において、プラネタ観覧希望なし(定員200名)の申込が定員に満たなかったため2次募集を行います。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 定員:合計84人(1グループにつき5人まで) 申し込み受付期間:令和5年1月16日(月)13時〜 1月23日(月)9時 当選結果:当選の方にのみ1月25日(水)までにメールで通知 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申込の方はこちらからアクセスできます。 ※申し込みには「堺市電子申請システム」の登録が必要です スケジュール案は、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 令和4年度 第2回幼保小合同研修会
1月10日(火曜)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)で第2回幼保小合同研修会を開催しました。
小学校92校、就学前教育・保育施設121園が参加し、前半は、大阪大谷大学教育学部 小田浩伸教授から「支援を要する子どもの就学に向けて〜子ども理解に基づく支援方法と学校園全体での支援に向けて〜」のご講演があり、多様なニーズのある子どもの理解と支援に関して、教育・保育における合理的配慮とUD(基礎的環境整備)等について、幼小の連携の重要性とともに学ぶことができました。 後半は、就学前教育・保育施設が小学校別のブースを回るという形式で、情報交換会を行いました。園での子どもの活動から小学校での教育活動への円滑な接続が行えるように交流を進めることができました。 参加者からは、講演では、「幼児期から就学を見通した支援の仕方や集団作りについて、ポイントを押さえながらわかりやすくお話していただき、参考になりました。」「子どもの成長を見届けるためにも小学校以降と連携していくことが大切なので、進めていきたい。」「多様なニーズがある子どもが増えてきている今、保育のカリキュラム等も見直していく必要がある。」等の感想がありました。また、情報交換会では、「子どもたちがスムーズに就学に向かえるようサポートしていきたい。」等の感想がありました。 「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。参加には事前申し込みが必要です。
「令和4年度堺科学教育フェスタ」を開催します。
子どもたちの科学への興味関心を高め、堺のまちへの誇りと愛着を深めることをねらいとして、堺市の産業を支える優れた専門家たちが、体験を通して子どもたちに科学の楽しさを伝えます。 ホールでは、善ちゃんの笑ってためになるサイエンスショー、プラネタリウムでは特別番組の無料投影があります。 ※新型コロナウイルス感染症拡大予防のため、対策を講じたうえで実施しますが、状況により会場でのイベントの中止、または定員や時間の変更を行う場合があります。 日時:令和5年1月28日(土) 午前10時 〜 午後4時 ※後日、一部動画配信予定 会場:堺市教育文化センター(ソフィア・堺) 堺市中区深井清水町1426番地 申し込み受付期間:令和4年12月1日(木)〜 12月23日(金)23時30分 定員:合計900人(1グループにつき5人まで) 参加には「堺市電子申請システム」での事前申し込みが必要です。申し込み多数の場合は抽選します。 申し込み方法はこちらのポスターをご覧ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望あり)の方はこちらからアクセスできます。 ※プラネタリウムの観覧時間帯をよく確認してから応募ください。 「堺市電子申請システム」(プラネタ観覧希望なし)の方はこちらからアクセスできます。 スケジュールは、こちらをご覧ください。変更される都度、データと日付を更新します。 お申し込みをお待ちしています。 第12回サイエンスクラブを実施しました
令和4年12月10日(土)に大阪公立大学において、IRIS(大阪公立大学理系女子大学院生チーム)の4人による科学実験とワークショップがありました。
まず、「未来の博士」育成ラボ生(中学生、高校生)と一緒に4つのグループに分かれて科学実験を行いました。各グループが4つの実験(1.バナナのDNA抽出実験2.植物の色素抽出実験3.肺、横隔膜のモデル実験4.表面張力、浮力の実験)をローテーションで体験しました。バナナのDNA抽出実験では、実際にDNAを抽出することができ、生命の神秘にふれることができました。肺・横隔膜のモデル実験では、PETボトルと風船で肺のモデルづくりを行いました。呼吸の際、肺が広がるイメージをもつことができました。実際に自分の手を動かして作業することで、学びがさらに深まりました。 次に、サイエンスクラブ生や「未来の博士」育成ラボ生の質問にIRISが答えるワークショップがありました。大学生活の楽しさや、院生として研究に打ち込むことの難しさ、魅力などの生の声を聞くことができました。普段、なかなか接することができない研究の世界を身近なものに感じることができました。 様々な実験を通して、IRISのメンバーからたくさんのことを学ぶことができました。 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。 2022年度関西大学との地域連携事業 幼児の運動能力を高める運動遊び研修会「保護者と子ども対象の講習会」
令和4年12月10日(土曜)、堺市と関西大学の地域連携事業として、西区のしあわせの丘こども園の皆さん(4歳児の親子対象)と講習会を開催しました。大阪国際大学短期大学部幼児保育学科の玉井久実代准教授から、親子で体力アップにつながる楽しい運動遊びの紹介があり、とても温かい雰囲気のなか、親子でコミュニケーションをとりながら楽しく体を動かし、縄跳びを使った遊びや参加者のみんなでつくる遊びをして、多様な動きの獲得につながる運動遊びについて知ることができました。
講習会中、子どもたちは、忍者になったり、何かをイメージしたりしながら遊びましたが、子どもたちの「楽しい、もっとしたい」の気持ちを膨らませながら、用具や場、かかわり方、言葉がけを工夫することで動きのレパートリーも増え、子どもの運動能力の向上につながることを学びました。 普段は経験しない動きを取り上げるなどの工夫により、子どもたちの生活や遊びのなかで自然に体づくりをすることができます。体の基本的な動きをバランスよく総合的に身に付けることができるよう取り組んでみてください。 小学校理科スタンダード研修3
令和4年12月7日(水)、ソフィア・堺4階実験室において、今年度3回目の小学校理科スタンダード研修を行いました。
まず、二学期の理科の授業の成果と課題について学年グループ内討議を行いました。短時間ではありましたが、活発な意見交流ができました。 次に、堺版授業スタンダード小理を軸とした理科授業を充実させるポイントについて説明しました。 また、理科授業でICT端末を有効に活用するための方法例も紹介しました。思考ツール、Xチャート、画像合成などを実際に体験してもらいました。 最後に、各学年の3学期単元について効果的な指導の在り方を考えました。 参加者からは、「他の学校の先生方と交流することができたので,とても参考になりました。また,授業づくりを指導主事の先生方とできたことも非常に有益でした。」「子どもたちの興味・関心を最大限に引き出せるような手立てを教えてもらいました。子どもたちから『楽しい、ふしぎ、わかった』の声を出さられるようにしたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 令和4年11月28日 新規採用養護教諭研修(第9回) 「指導養護教諭に学ぶ養護教諭に求められる資質・能力」
堺市教員育成指標の観点「自己研鑽」「養護教諭の専門性」を目的として、「新規採用養護教諭研修」を実施しました。
本研修は、2名の指導養護教諭から、自身の豊富な経験と高い専門性に基づいて、受講者のニーズや困り感、課題意識に応じて、指導助言いただきました。 養護教諭として職務を遂行するために必要な教員としての資質、基礎的教養、専門的知識について知見を広げることができました。様々な子どもの実態に応じて、子どもの健康課題についてのアプローチや取り組みは多々あることを認識することができました。 子どもの健やかな成長に寄与していくことが、養護教諭としてのやりがいにつながっていくことを、受講者同士のグループワーク、研修講師の指導養護教諭と学校保健体育課の指導主事のパネルディスカッションから学ぶことができました。 研修グループでは、これからも「新規採用養護教諭研修」として、先生方を支援していく研修を行っていきます。 第74回堺市学校理科展覧会 研究発表
9月17日(土)、18日(日)の両日、第74回堺市学校理科展覧会を開催しました。
18日(日)は、1階ホールで表彰式・研究発表会を行いました。優秀賞45点の入賞者には、教育監と教育センター所長から賞状とメダルを授与しました。 さらに、優秀賞の中から特別賞7作品の受賞者には、大阪公立大学学長、堺科学教育振興会会長などから賞状を授与いただきました。 その後、小学校低学年・高学年、中学生の部の各代表児童生徒が研究発表を行いました。発表後、大阪公立大学 辰巳砂学長から講評をいただきました。 辰巳砂学長からは、「研究発表は研究の内容を理解していない人にもわかるように伝える必要があります。3名共自分の研究内容を他の人にわかるように伝えられていました。とても素晴らしいです。」と褒めていただきました。また、観察力が優れていること(低学年の部)、大量の調査・データをもとに深く研究していること(高学年の部)、大学の先生でも簡単に理解できないくらい最先端の研究であること(中学生の部)等それぞれの研究について講評がありました。 講評の最後は理科展全体の作品について、「選にもれた作品も含めて今年も素晴らしい研究・作品ばかりでした。」と感想を述べられました。 能力開発課 科学教育グループでは、理科展などの科学催事を通して先生方を支援するとともに子どもたちの科学的な問題解決の力、科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 小学校低学年の部 代表(写真左)新金岡小学校 3年児童「ようこそ私のベランダへ クロアゲハ、ナミアゲハチョウ、モンシロチョウ」 小学校高学年の部 代表(写真中央)登美丘西小学校 5年児童「蚊から身を守れ!ヒトスジシマカとぼくの戦い」 中学校の部 代表(写真右)長尾中学校 1年生徒「災害時の停電をなくせ!電線をつながなくても電気が使える研究 パート3〜最終〜」 第12回サイエンスクラブを実施しました
令和4年11月26日(土)に泉北高等学校において、泉北高等学校の先生やサイエンス部の高校生による科学実験体験がありました。
まず、「チリメンモンスターを探せ・葉脈しおりをつくろう」を行いました。「チリメンモンスターを探せ」では、チリメンモンスター(チリメンジャコの中に入っている小さな生き物たち)を探す活動をしました。写真を手がかりに、小さな生き物探しに熱中していました。 次に、「虹をつくろう・浮沈子をつくろう」を行いました。「浮沈子をつくろう」では、浮力と重力のバランスを考えながら、試行錯誤して浮沈子を完成することができました。 そして、「ルミノール反応・象の歯磨き粉」という演示実験を観察しました。鑑識に使用されるルミノール反応の強い発光や、象の歯磨き(過酸化水素水の分解)実験における大量の泡の噴火には、大きな歓声が上がりました。 様々な観察・実験を通して、高校生の先輩たちからたくさんのことを学ぶことができました。 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。 11月28日(月)堺市GIGAスクールコミュニティ セミナー(Teamsによる音読練習)
11月28日(月)16時頃に堺市GIGAスクールコミュニティにて、オンラインセミナーを行いました。
堺市GIGAスクールコミュニティとは、先生方が普段の授業実践における悩みや授業づくりについて先生同士で主体的にコメントをし合うコミュニティです。 今回は30分という短時間でTeamsの機能である音読練習(課題の英文を音読したものをビデオで撮影し提出すると、AIが発音を自動で採点してくれます)の操作方法についてMicrosoftの方よりレクチャーを受けました。研修の様子はビデオにして後日でも視聴できるようにしています。 今後もこのようなセミナーを定期的に開いていく予定です。 教育相談実践研修(第4回)を実施しました
令和4年 12月1日(木)ソフィア・堺において、「教育相談実践研修(第4回)」を実施しました。
今回は、教育相談グループ 公認心理師 藤田佑理子相談員が講師となり、「いじめ予防と事後対応(見立てと支援)」をテーマに、演習を交えながら研修を行いました。 受講者からは「演習で他の先生方の考えを聞ける機会があるのがいいです。自分とは違う視点や発想を知れ、自分の考えを振り返るよいきっかけになります」「話し合う方法、技術が少しずつ実技の中でできるようになった場面を指摘してもらえたのが嬉しかったです」「不安を訴える子どもたちに、本日のスケーリングクエスチョンを実践してみたいと思いました」等の感想がありました。 |
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