最新更新日:2024/10/04 | |
本日:3
昨日:103 年度総数:26837 累積総数:964562 |
2022年度関西大学との地域連携事業 幼児の運動能力を高める運動遊び研修会「保護者と子ども対象の講習会」
11月19日(土曜)、堺市と関西大学の地域連携事業として、北区のふくろうの森学園にて講習会を開催しました。大阪国際大学短期大学部幼児保育科の玉井久実代准教授から、親子で体力アップにつながる楽しい運動遊びの紹介があり、参加してくださった皆様と存分に体を動かす時間を共有することができました。とても温かい雰囲気のなか、親子でコミュニケーションをとりながら楽しく体を動かし、つもり遊びや親子鬼ごっこなどをして、多様な動きの獲得につながる運動遊びについて知ることができました。
幼児の運動能力を向上させるためには、遊びを中心とした身体活動を生活全体の中に確保していくことが大切です。家庭等でも子どもの多様な動きの経験や、体の動きを調整する力などを高められるように、ぜひ運動遊びの工夫に取り組んでみてください。 小学校理科教材研修3年「電気で明かりをつけよう」
まず、豆電球と乾電池とソケット付き導線を使って、豆電球に明かりがつく時とつかない時の原因について考えました。豆電球や導線が切れていたり、電池の電圧が下がっていたりして、回路に電流が流れないときに点灯しないことを、活動を通して研修しました。
次に、指導内容や単元の系統性について確認しました。 そして、3年生の子どもになったつもりで、自動車模型の豆電球が点いたり消えたりする様子を見て、子どもたちがもちそうな疑問を考えました。そこから、乾電池と豆電球をどのようにつなげば点くのか、どのようにつないだ時は点かないのか、などについて、実際に子どもたちが活動するように実験しながら考えました。子どもが身の回りの物で金属だけが電気を通すことを実感を伴って理解する指導についても考えました。 受講者からは、「比較という3年生の理科の考え方のテーマに迫る具体的な授業の仕方が知れてよかった。」「教科書の内容のプラスαを知ることができ、学年に持ち帰ってやってみます。理科の入り口、楽しく取り組めそうです。」などの感想がありました。 教育センター能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」
令和4年11月9日(水)、11日(金)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修5年「ふりこのきまり」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や5年生として大切にされている「条件制御」という考え方、「予想や仮説を基に、解決の方法を発想する」という問題解決の力、エネルギー領域での見方として、量的・関係的な視点で捉えることについて確認しました。 次に、児童が興味を引く自然事象の見せ方、導入の仕方を紹介した後、児童の立場に立って実験を行い、結果の共有方法についても研修しました。 受講者からは、「私自身がすごく不思議に思える体験ができました。実際に実験をしてみて、注意しないといけないことや児童への声かけについても考えることができました」「教科書に載っていない方法もたくさん知ることができ勉強になりました。教材研修ではいつも実験をさせていただけるので、授業の見通しがもて助かります」「データの共有、とても参考になりました。PCを活用して実践してみます」「教えていただいた教材を実際に授業で使おうと思います。子どもたちも興味をもってくれそうなので、実践した結果を報告させていただきます」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。 11月18日(金)ドリルパーク基本操作研修
11月18日(金)の午後に教育センターセミナールーム1にて、ドリルパーク基本操作研修を行いました。堺市では、全児童生徒がデジタルドリルである「ドリルパーク」を使用できます。デジタルドリルの特徴である「児童採点機能」や「リアルタイム進捗確認」などを実際に子ども役と先生役に分かれて体験をしながら活用方法を学びました。
11月18日(金)教職員向けリテラシー研修
11月18日(金)にTemasのオンライン機能にて「教職員向け情報リテラシー研修」を行いました。
11月7日に行われた一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事の久保田様の講演を録画したものを配信しました。学校における著作権の扱いについて(著作権法35条)気を付けることなどを実際のケースを織り交ぜながら説明いただきました。 動画を視聴した先生からは「一度話を聞いただけではわからないところもあるので、資料をしっかり読み込みたいと思います。」「ケーススタディーを2事例紹介していただきましたが,更にどのような事例があるのか知りたいです。」という感想がありました。 11月11日(金)ドリルパーク基本操作研修
11月11日(金)の午後に教育センターセミナールーム1にて、ドリルパーク基本操作研修を行いました。デジタルドリル「ドリルパーク」の基本的な操作(自動採点機能、宿題配信機能など)を体験しながら研修を行いました。問題を解くことで、子どもの学習の履歴や、得意なところ、苦手なところがグラフ化されてわかる「個人カルテ」機能についても学びました。
研修を受けた先生からは「活用できるように工夫していきたいと思いました。」という感想がありました。 教育相談事例研修(第2回)
11月8日(火曜)、教育センター企画相談課の藤田佑理子・高森美紗公認心理師を講師に、第2回教育相談事例研修を行いました。第1回の研修後に参加者からいただいた多くの事例に対して、具体的な考え方や、グループワークでの共有を通して対応の仕方などを学びました。
参加者からは、「自分の経験したような事例もたくさんあり、それにひとつひとつ解説を付けて支援方法をあげてくださったので、とても参考になった。また、グループワークもあり、他園の先生方とお話しする機会もあったので、様々な意見を聞くことができたので良かった。」「変化や結果がすぐに表れなくても、園児の表現や行動に言葉を添え続けることが、長い人生を見通した時にその子の糧になると信じて関わっていきたいと思った。」などの感想が聞かれました。 教育相談実践研修(第3回)を実施しました
令和4年 11月4日(金)ソフィア・堺において、「教育相談実践研修(第3回)」を実施しました。
今回は、教育相談グループ 公認心理師 高森 美紗相談員が講師となり、「要因が多い複雑なケース(見立てと支援)」をテーマに、演習を交えながら研修を行いました。 受講者からは「今日のように活動をたくさん取り入れた研修は、とても学べます」「講義の内容を活かして関わってみたいと思いました。どうすれば良い関係を築くことができるのか考えていきたいと思います」等の感想がありました。 令和4年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(4)
10月31日(月)堺市立三国丘幼稚園
■研究テーマ「主体的に遊びや生活に向かう子どもをめざし て〜遊びを深める・広げる環境構成を 考える〜」 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 文部科学省初等中等教育局 横山 真貴子 幼児教育調査官 3・4・5歳児全てのクラスで保育を公開しました。子どもたちが自分の好きな場所で、安心して環境にかかわり、遊び込む様子が見られました。園からは、遊びの広がりや深まりを考えるために、その段階を可視化し、子どもの内面を読み取りながら日常的に記録をしているという話がありました。横山幼児教育調査官からは、保育は子ども理解から始まるとお話があり、子どもをよく見るということは、子どもから学ぶという姿勢を必要とすること、子ども中心の保育への転換と保育者の計画、評価、反省等の自覚的過程が必須であることなどのご示唆をいただきました。 参加者からは、 ・園児が自分で遊びを見つけて主体的に遊んでいる、職員が協力しながら全体を見て流動的に動いている、禁止の声かけがほとんどなく自由に遊べているなど勉強になった。 ・改めて子ども理解の大切さと見方、姿勢について考える機会になった。子ども理解のための「芽シート」が素敵だなと思った。 ・個別最適な学びを進めていくにあたり、保育者がどのように環境整備し、一人ひとりの幼児に声かけしていくのかを見せていただけた。 ・3歳から5歳の子どもたちの自発的な様子を見て、その行動を小学校になっても続けられるにはどうしたらいいか支援方法を考えていきたいと思った。 等の感想がありました。 令和4年度 堺市立幼稚園(研究実践園)における公開保育(3)
10月29日(土)堺市立白鷺幼稚園
■研究テーマ「小学校以降につながる学びのめばえ 〜主体的に遊ぶ姿から環境のあり方や 教師の援助について考える〜」 ■公開 3・4・5歳児クラス 指導助言 大阪教育大学 中橋 美穂 教授 3・4・5歳児の全てのクラスで保育を公開しました。これまでの遊びの続きができるように環境が整えられ、各年齢に応じて、一人ひとりが自分のしたい遊びを存分にしたり、遊びに必要なものをつくって遊びを進めていったりしながら楽しむ様子が見られました。討議会では、環境のあり方やどのように小学校につなげていけばいいのかについて交流を深めました。中橋教授からは、小学校に行っても自分の力を発揮して取り組めるような力を育てていくことや見通しを持った遊びの計画がカリキュラムマネジメントにつながっていくこと、ドキュメンテーションを通して保育の可視化を進めていくことなど多くのご示唆をいただきました。 参加者からは、 ・環境の大切さ、教師が環境の1つであること、異年齢のかかわりの中での育ちが重要であることなどを学んだ。 ・他園の保育を知ることができ、先生方とも交流でき、とても有意義な時間になった。 ・子どもたちがワクワクして明日もまたやりたいと思える環境とその援助について、今後も職員間で話し合い、考えていきたいと改めて思った。 ・先生方の子どもたちへの優しい言葉がけや見守りがとても勉強になった。 ・公開保育を見た後の意見交換の時間、講師の先生の講演内容がとても参考になった。 等の感想がありました。 11月7日(月)教職員向け情報リテラシー研修
11月7日(月)にTeamsのオンライン機能にて「教職員向け情報リテラシー研修」を行いました。
一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会専務理事の久保田様より、教育と著作権について講演いただきました。講義の最後には質疑も行いました。研修を受けた先生からは「定期的に同じ話を聞いておくことが,大切に感じました(再確認できると思います)」や「何気なく使用していたものが,法的にひっかかることなのか,大丈夫なのか,確認しなければ・・・という視点が教職員に必要なことが再確認できました」という感想がありました。 第74回堺市学校理科展覧会 特別賞<朝日新聞社賞・産経新聞社賞>
令和4年度 第74回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物11,170点が出品されました。出品作品の中から優れた作品45点を優秀賞とし、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。
特別賞を受賞した作品を紹介します。 <朝日新聞社賞>…最も創意工夫に富み独創的な作品 「蚊から身を守れ!ヒトスジシマカとぼくの戦い」(大阪府学生科学賞 大阪府知事賞受賞) 堺市立登美丘西小学校 5年生児童作品(写真上) (作品についての説明用紙より引用) 蚊にさされないように身を守り、蚊をやっつける方法を調べました。まず蚊を知るため、産卵、ボウフラから蚊への成長を観察しました。蚊に刺されない色々な方法やかゆみ止め効果について、僕が実験台になって調べました。その他にも蚊の好きな色やボウフラが発生しやすい水なども調べました。蚊を二酸化炭素のおとりでやっつける効果は弱かったですが、ボウフラをやっつけるのには塩がもっとも高い効果があると分かりました。 <産経新聞社賞>…環境に関する作品の中で最も優れたもの 「三原台のサクラがあぶない クビアカツヤカミキリのひがい調査」(大阪府学生科学賞出品) 堺市立三原台小学校 4年生児童作品(写真下) (作品についての説明用紙より引用) 三原台のサクラのクビアカツヤカミキリのひがいの様子を調査しました。全てのサクラの木を一本ずつ調べ、データをまとめました。 幼児教育実践交流セミナー(第2回)
令和4年10月27日(木)、第2回幼児教育実践交流セミナーを行いました。
園内研修のための情報提供の後、グループに分かれて、「今までに取り組んできた園内研修の中で、最も学びが深かったのは、どのような研修でしたか?」という内容で話し合い、ワールドカフェ方式で参加者同士の共有を図りました。その後、常磐会短期大学の中村妙子准教授から「子ども理解〜ドキュメンテーション作成にあたっての留意点〜」と題して、ご講話いただきました。 個々に感じていたことを共有することで、どんな園内研修であると参加しやすいのか、学びが楽しくなるのかなど視点が広がり、実り多い研修となりました。 小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」
令和4年10月19日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修5年「流れる水のはたらき」を実施しました。
研修では、まず、小学校学習指導要領理科における理科の目標や指導内容について考えました。そして、流水実験を実際に行い、「浸食・運搬・たい積」という流れる水のはたらき3要素について考えました。 その後、問題づくりの紹介、流れる水の量や速さと水のはたらきとの関係をとらえる実験、上流の石と下流の石の違いをとらえる実験などを行いました。また、ICTの有効な活用方法などについても研修しました。 受講者からは、「どのように指導しようかと迷っていましたが、受講して実験の仕方や授業の道筋が見えました。」「どんな実験でも条件制御の意識をもたせることが大切さだということを学びました。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修6年「大地のつくりと変化」
令和4年10月12日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修6年「大地のつくりと変化」を実施しました。
まず、小学校理科の目標や本単元の内容、地球領域の単元の系統性等について考えました。 次に、子どもがどのように問題意識をもって学習を進めていくのかを、子ども達と同じように実験や観察をしながら考えました。石の標本を観察した後、地層が水の働きによってどのようにできるのかについてモデル実験で確かめました。 そして、木の葉化石の原石から化石を発掘したり、火山灰と砂の違いを双眼実体顕微鏡で観察したりしました。 受講者からは、「実験で子ども達に伝えられる感動を自分でも味わうことができて、子ども達に教えるときの見通しをもつことができました。」「実物をなかなか見せにくい単元の中で、工夫して伝えられることはたくさんあるのだと思いました。」などの感想が寄せられました。 教育センター 能力開発課 科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 |
|