最新更新日:2024/09/05 | |
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第3回幼児教育実践交流セミナー
1月25日(火)「令和3年度 第3回幼児教育実践交流セミナー」を開催しました。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、オンラインでの開催となりました。 常磐会短期大学の中村妙子准教授より、各グループが実践に役立つ事例集としてまとめた事例について、そこから見える子どもの見方や保育で大切にしたい環境構成や援助など、解説と講評をいただき、2年間の取組の成果を確認することができました。 第3回は、オンラインでの研修となりましたが、グループごとの交流もでき、参加者どうし、まとめや振り返りを行うことで、充実した研修になりました。 最後には、中村准教授より、「幼児教育の質向上につながる担い手となり、自園や地域で活躍し、幼児教育の意義を発信したり、施設間交流を行ったりして、学びを続けてほしい。」と、期待のことばもいただきました。 新任保育者等を対象とした実践に役立つ事例集は、完成次第、ホームページに掲載予定です。 中学校理科スキルアップ研修・科学教育研修「中学校3年 天体」
令和4年1月14日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、中学校理科スキルアップ研修・科学教育研修「中学校3年 天体」を実施しました。
はじめに、中学校学習指導要領における理科の目標、単元目標、小学校からの系統性を確認し、天体の授業で使える実験器具の研修を行いました。 次に、6階屋上に移動し、プラネタリウム「堺星空館」解説員から天体望遠鏡の仕組みについて説明を受けた後、天体望遠鏡の操作実習を行いました。 最後に、2階プラネタリウム「堺星空館」で今日の星空や太陽の日周運動、惑星や超新星爆発の映像や授業の導入に使える興味深い解説がありました。 受講者からは、「天体望遠鏡の使い方を、分かりやすく説明していただき、少し使ってみようと思いました。」「ミニ透明半球や天体望遠鏡の組み立て方、使い方など授業で役立ちそうだと思いました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修6年「てこのはたらき」
令和4年1月7日(金)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修6年「てこのはたらき」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や6年生として「より妥当な考えをつくりだす」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な見方について確認しました。 次に、釘抜きや大型てこを使って、加える力の位置や大きさによる手ごたえの違いを実感し、実験用てこを使い、てこがつり合うときの規則性を確かめました。また、身の回りには、てこの規則性を利用した道具がたくさんあることや、てこの規則性が日常生活の様々な場面で活用されていることを確認しました。 受講者からは、「実験の仕方、子どものひきつけ方など色々なことを知れてよかったです。」「実体験からの学びを体験することができ、子どもの気持ちを知る手がかりになりました。」「子どもが『どうなるんやろう!?』と疑問をもつような授業をしていきたいです。」「子どもと一緒に考えたいと思う内容がたくさんありました。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 令和3年度 第2回保幼小合同研修会
第1回保幼小合同研修会は、緊急事態宣言下による中止となりましたが、1月7日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)にて、第2回保幼小合同研修会を開催することができました。
小学校92校、幼児教育施設103園が参加し、前半は、大阪大谷大学教育学部 小田浩伸教授より「支援を要する子どもの就学に向けて」ご講演があり、子ども理解とその対応、「わかる」保育・授業づくり、子どものやる気を引き出す教師の役割等、学ぶことができました。 後半は、幼児教育施設が小学校別のブースをまわるという形で、情報交換会を行いました。入学に向けて子どもの気持ちが高まるように、また、園での子どもの育ちが小学校で活かされるように、それぞれの施設でできる準備を確認しあうなど、子どもの成長をつなぐための交流を深めることができました。 参加者からは、講演では、「事例が豊富にあり、学びが多かった。」「学習環境を整備する大切さを改めて学ぶことができた。」等の感想があり、情報交換会では、「就学にあたって、どのような準備をされているか等、話を聞くことができてよかった。」「具体的な話し合いができたので、入学後に役立てたい。」等の感想がありました。 小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」
令和4年1月7日(金)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修4年「もののあたたまり方」を実施しました。
研修では、はじめに単元の導入の仕方の紹介、安全面の徹底、素材の教材化について考えました。次に小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認しました。 そして、示温シールや示温インクなどを用いて、温度変化を可視化して、金属、水、空気のあたたまり方の違いについて確かめる実験を行いました。既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立てさせることや、結果と考察、まとめの違いについて意識して指導することが子ども自らの問題解決活動を深めるポイントであることを確認することができました。 受講者からは、「導入から単元のまとめまで予備実験をしながら考えることができたので、授業の際のビジョンを持つことができた。」「実際に子どもの気持ちになって示温インクやサーモシールの変化を観察することができたので、大変指導の参考になった。」「教科書に載っていない実験や導入を知ることができ、また自分では気づけなかった見方や注意点も知ることができた。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修5年「もののとけ方」
令和4年1月5日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、小学校理科教材研修5年「もののとけ方」を実施しました。
初めに、小学校学習指導要領における理科の目標や単元目標を確認した後、本単元で児童が初めて使用する電子てんびんやメスシリンダーなどの実験器具や道具の使い方の説明を行いました。また、「理科室の使い方」や実験の充実にむけて大切にしてほしいことなども確認しました。 その後、食塩が水にとけていく様子を観察し、「ものが水に溶ける」とはどうなることなのかを考える導入の実験や、既習の内容や生活経験に基づきながら、根拠のある予想や見通しを立て、食塩やミョウバンの粒を水の量や温度を変えて溶かす実験などを行い、結果と考察、まとめの違いについて意識しながら、授業の展開を確認しました。 受講者からは、「どのくらいでとけるかなどを自分で体感できたのがすごく役立ちました。」「興味づけなど授業づくりの参考になりました。何より準備がとても大変なのが気になりましたが、学年で工夫が必要だと思いました。」「子どもを引き付ける方法や実験の注意点が分かったので、授業に生かしていきたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」
令和4年1月5日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室2において、小学校理科教材研修3年「じしゃくのふしぎ」を実施しました。
はじめに、小学校学習指導要領理科における目標や3年生として大切にされている「比較する」という考え方、「差異点や共通点を基に,問題を見いだす力を養う」という問題解決の力、エネルギー領域での量的・関係的な視点について確認しました。 次に、導入の仕方を紹介した後、児童の立場に立って実験を行い、授業の進め方について研修しました。 受講者からは、「導入のカプセルはぜひやってみようと思います。頭で分かっていても実際やってみると驚きがありました。子どもたちが楽しみながら『なんで?』と思えるようなワクワクする授業をしていきたいです」「教科書の内容だけでなく、子どもたちの幅広い意見や疑問になるべく答えられるよう、様々に知識をもつことが必要だと思いました。初めて知ることもあって、すごいと思い、また楽しいと思いました。磁気カードはびっくりしました」「導入で不思議を見せ、自分たちも不思議を発見し、問題を見出し解決していくという、深い学びにつながる授業のあり方を学ぶことができました」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的問題解決の力を養っていきたいと考えています。 第5回堺サイエンスクラブを実施しました
令和3年12月11日(土)大阪府立大学において、第5回活動として、「未来の博士」育成ラボの科学体験に参加しました。
サイエンスクラブ生と育成ラボの中高生を6グループに分け、大阪府立大学理系女子大学院生チーム「府大IRIS(アイリス)」の皆さんに指導してもらい、15種類の身近な調味料等を使って10円硬貨を磨き、ピカピカにできる順番を調べました。その後、10円硬貨が元のきれいな状態になる仕組みを説明してもらいました。 府立大学の先生方や大学院生の皆さんから丁寧に指導してもらい、参加者からは、「予想とは違う結果で驚きました。」「いろいろ混ぜたらどうなるのかなと気になりました。」「とても楽しく、身近なものばかりなので、家でもまたやってみようと思います。」「他の硬貨でもできるのか調べてみたいです。」などの感想がありました。 全員が、科学への興味関心を高めることができました。また、育成ラボの中高生との合同活動でしたが、協力して楽しく活動を終えることができました。 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
「箱カメラを使ってきれいな写真を写す実験」
堺市立泉ヶ丘東中学校 3年生生徒作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)箱カメラを自分でつくり、レンズの大きさや光を通す穴の大きさを変えて、写真の写り方を比べました。レンズを小さくして、光を通す穴は中くらいの大きさにすると、一番きれいに写りました。 「香水」 堺市立堺高等学校 3年生生徒作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)匂いの科学に興味をもち、数種類の植物から匂いの成分を適切に抽出する方法を研究しました。実際にミントを育てて、天然の物質だけで香水を作成しました。匂いの成分を針状結晶として取り出し、物質同定や収率も求め、科学的に香水を製造しています。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
ジオラマ標本をつくりたい!!」
堺市立美原西中学校 2年生生徒作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)たくさんの人に、自然の中で生きている姿の昆虫たちを知ってもらいたいと思い作りました。使用した昆虫は、堺自然ふれあいの森でスタッフの方に協力していただき、採取しました。 「活性炭による食紅の吸着研究」 堺市立三原台中学校 3年生生徒作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)余った食紅を台所排水に流した場合に、色は除去できるのか、もし海まで流れていった場合でも除去できるのかが気になりました。活性炭が水の浄化に使われていることを聞いたことがあったので、活性炭で食紅を吸着できるのかを、実際に実験をして確かめました。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
「テニスラケットの違いとボールの飛び方についての研究」
堺市立金岡北中学校 2年生生徒作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)ソフトテニスの前衛に適したラケットについて、ラケット全体の重さ、テンションの違い、重心、グリップの太さの違いで、ボールの飛び方や打ちやすさに変化があるかを調べました。 「転倒の条件を探る!!」 堺市立中百舌鳥中学校 2年生生徒作品〔写真中〕 (作品についての説明用紙より引用)傾斜の角度や摩擦の大きさを変えた傾斜台に様々な形状の立体を置き、鉛直線が底面からはみ出す角度を求め、転倒しやすい立体と転倒の条件を探りました。 「オカヤドカリの色覚に関する研究〜オカヤドカリが見る世界〜」 堺市立中百舌鳥中学校 2年生生徒作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)海の近くに住むオカヤドカリの見える色を4種類の実験で調べました。海の中で吸収される赤が見えない可能性や、外敵から身を守るために黄色にはあまり近づかない可能性があるのではないか、と考えました。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
令和3年度 第73回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物13,107点が出品されました。出品作品の中から優れた作品45点を優秀賞とし、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。
優秀賞を受賞した中学生・高校生の作品を紹介します。 「あなたは外出時にエアコンを消すべきか」 堺市立三国丘中学校 1年生生徒作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)エアコンをつけたまま外出したときと消して外出したときの消費電力をいろいろな条件で調べることで、外出時間が何分以上であればエアコンを消すべきかを考えました。 「水面に広がる波紋の世界〜波の形と速さについての考察〜」 堺市立三原台中学校 1年生生徒作品〔写真中〕 (作品についての説明用紙より引用)水面にできる波について、2つの波がぶつかったときの様子、障害物に波がぶつかるとどうなるのか、液体の種類を変えると波がどうなるのかを調べました。 「無いなら作れ〜消毒液編」 堺市立金岡南中学校 1年生生徒作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)「消毒液が定価で売られるようになった時代に、自作しても意味ない」と思われるかもしれませんが、様々な記事を見て、面白く親しみやすい消毒液の作り方はないかと考え、お酒から消毒液を作りました。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
「手のり文鳥の飼育日記」
堺市立上神谷小学校 6年生児童作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)5月末に文鳥のひながかえりました。人の手で育てると、手乗り文鳥になると聞いたので、自分で育てることにちょうせんしました。親鳥にも慣れて、人にもちゃんと慣れるようにするには、半分半分で育てればいいと考えました。 「ずっと一本橋に乗っていられない理由」 堺市立さつき野小学校 6年生児童作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)家に、バランスをとって体幹を鍛えるスラックラインがあります。スラックラインに乗ってバランスをとれる時間で父に勝つために、スラックラインの上手な乗り方を調べました。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
「微生物を見てみよう!」
堺市立三原台小学校 6年生児童作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)寒天培地に発酵食品や手の菌などをぬりつけ、目に見えないものを増やして観察しました。また、食べ物をくさりにくくすると言われている食品を、納豆と一緒に培養し、菌を増やさない効果はあるのかを観察しました。 「地域にいる虫の研究」 堺市立はるみ小学校 6年生児童作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)3年生の時、近所にどんな虫がいるのかが気になったので調べました。4年間、たくさん虫とりに出かけ、見つけた虫の写真を撮り、図鑑にまとめました。身近な所にも、知らなかった虫やめずらしい虫がたくさんいることがわかりました。 第73回堺市学校理科展覧会 優秀賞
「種子島の研究〜宇宙留学で過ごした一年間〜」
堺市立東百舌鳥小学校 6年生児童作品〔写真上〕 (作品についての説明用紙より引用)5年生の時に過ごしていた種子島について、一年間の気こうや、見つけた動植物について記録をしました。等こう線で区切って作ったジオラマで、種子島と屋久島の特ちょうをくらべることができます。 「よく回るこまの実験と研究」 堺市立南八下小学校 6年生児童作品〔写真中〕 (作品についての説明用紙より引用)工作用紙とつまようじでいろいろな形のこまを作り、どんなこまがよく回るのかを研究しました。たくさんのこまを作るのは大変でしたが、楽しい研究でした。 「カブトムシの飼育で大切なこと −4年間の観察記録−」 堺市立登美丘西小学校 6年生児童作品〔写真下〕 (作品についての説明用紙より引用)カブトムシを飼育して、どうしたら大きく丈夫に育ち、長生きできるのかを、4年間研究しました。どのようなカブトムシが長生きするのか、身体の大きさにちがいが出るのはどうしてかを考えて、体の大きさを比べられるように、1年ごとに標本にしました。 |
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