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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

配慮を要する幼児への支援に役立つ感覚運動遊びと身体づくり

 7月29日(木)堺市教育センターにて、関西大学非常勤講師 森田安徳先生のご講演のもと、幼児教育研修を開催しました。特別支援教育についての指導力向上に向け、堺市内の幼児教育施設の先生方が多数参加されました。
 感覚を司る神経系の発達は、幼小期に形成されるため、幼児期から運動遊びを存分に保障することの重要性を示唆いただきました。また、多様な感覚運動をたくさん行うことで、脳を刺激するとともに、体幹が鍛えられたり、バランス感覚を養ったり、言語や人を意識し感情のコントロールや情緒の安定につながったりと、「感覚統合」がもたらす幼児の発達について学ぶことができました。参加者からは、「幼児にどのような支援が必要か試行錯誤していたので、今後の保育に活かしていきたいと思います」などの感想がありました。

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幼児の運動能力を高める運動遊び研修会

 7月27日(火)関西大学堺キャンパスにて、幼児教育研修を開催しました。関西大学との地域連携事業として行われ、堺市内の幼児教育施設の先生方に多くご参加いただきました。前半は、関西大学人間健康学部 涌井忠昭教授よりご講演をいただき、遊びが子どもの成長に重要な役割を果たしていることや、運動遊びの効果について学びました。
 後半は、大阪国際大学短期大学部幼児保育学科 玉井久実代講師による実技研修があり、楽しく体を動かす運動遊びを参加者全員で共有しました。
 幼児の運動能力を高めるには、子どもの自主的な参加が前提となり、やりたいと思う気持ちがあることで運動の効果が上がると、多数の調査結果からお話いただき、参加者からは、講演と実技を通して、「運動する楽しさを大切にした保育が、子どもの自信や意欲となって多方面に派生すると学ぶことができました」「実技が分かりやすく、今後の保育に活かしたいです」と感想がありました。

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第1回幼児教育実践交流セミナー

 7月20日(火)堺市教育センターにて、「令和3年度 第1回幼児教育実践交流セミナー」を開催しました。本研修は、堺市内の幼児教育施設の研修主任等、中核を担う教員の資質向上と交流を目的としており、常磐会短期大学の中村妙子准教授にご指導を賜り、シリーズで研修を進めています。
 第1回は、前半に「育ちや学びを捉えるヒント〜明日の保育へつなぐ」をテーマにご講演いただき、幼児教育で大切にすることや保育の専門性やメンタリングによる人材育成について学びました。後半は、各園の実践事例をもとに、遊びが充実した背景にある環境構成や教師の援助について、グループ間での意見交換と全体報告を行いました。
 第2回・第3回は、グループごとに具体的な事例検討、分析を行い、実践に役立つ事例集の作成に向けて、まとめを行っていく予定です。

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