最新更新日:2024/11/05 | |
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小学校理科教材研修「5年 電磁石のはたらき」
令和2年1月14日(火)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「5年 電磁石のはたらき」を実施しました。
研修会では、まず、来年度完全実施される新しい「小学校学習指導要領理科」の目標や子ども主体の問題解決活動の意義、本単元にかかわる指導内容について確認しました。つぎに、単元全体の構成を考え、導入の事象や活動例を実際に行うことで検証し、「子どもたちがどのような問題意識を持つのか。どう考えて解決活動を行うのか。」を考えました。そして、永久磁石の性質を確かめた上で、電磁石の極に関する実験を行いました。さらに、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験を行い、調べる条件(コイルの巻き数、電流の強さなど)を意識させることの大切さを考えました。 最後に、電磁石を活用した物づくりの例として、強力電磁石や電磁石つりざお、クリップモーターなどにふれました。 受講者からは、「電磁石の原理が理解でき、様々な実験道具を紹介していただき、作ってみようと強く思いました。」、「導入の仕方を教えてもらったり、予備実験ができ、授業実践が楽しみになりました。」、「子どもの調べたい実験方法で実験させることは、子どもの意欲を高め思考力も育成することにつながると感じました。そのためには、自分自身の授業力を高めていかなければならないと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修「5年 もののとけ方」
令和2年1月8日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「5年 もののとけ方」を実施しました。
研修会では、まず、学習指導要領に記載されている理科の目標、本単元で学習する内容、児童に着目させる点について確認しました。つぎに、ものが「溶ける」ということについて問題意識を醸成するために、長さ200cm、50cmの透明パイプを使って、食塩が溶ける様子を観察しました。そこから、児童のもつ問題意識に沿って「物が水に溶けても、水と物とを合わせた重さは変わらないこと」「物が水に溶ける量には、限度があること」「物が水に溶ける量は水の温度や量、溶ける物によって違うこと。また、この性質を利用して、溶けている物を取り出すことができること」について、予備実験を中心に確認しました。 受講者からは、「初めて行う単元なので、準備物や導入の仕方などがよく分かりました。」「実際に体験させてもらい、子どもがしそうなおもしろいこと、危険なことなどを把握できて良かったです。」「教科書に載っていない実験器具の使い方が分かって良かったです。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校 英語)
令和2年2月4日(火)、授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校1年英語「My Project 2『パートナーを紹介しよう』」の単元の第1時の授業)を実施しました。
授業は単元構成を伝えて学習の見通しを持たせた後、1学期に行ったMy Project 1(自分のことを話そう)の学習を振り返り、スピーチする際に意識すべきことを確認することから始まりました。3年間の英語学習のゴールとして「自分で決めたテーマに関して3分スピーチができること」をめざし、My Project 1のスピーチよりさらにレベルアップしたスピーチになるようにするにはどうすればよいかについて、自己の課題点を考えました。また、インタビューのモデルとなるビデオを見たあと、質問内容や答え方等について話し合い、各自がパートナーにどのようにインタビューするかについて考えました。 授業後の協議会では、生徒が学習に主体的に取り組めるようインタビュービデオや生徒の実態に応じたワークシートの準備、ねらいに迫るためのさまざまな指導の工夫等、コア・ティーチャーから授業についての思いが伝えられました。また、最終のゴールを明確にすること、単元をつなげること、生徒どうしをいかにつなげるか等について話し合われました。 受講者からは「単元の見通し方、ワークシートの作成方法、言語活動、評価方法について勉強になりました」「3年間、見通しをもって授業を展開しているところが印象的でした」等の感想が聞かれました。 小学校理科教材研修「4年 もののあたたまり方」
令和元年12月25日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「4年 もののあたたまり方」を実施しました。
研修会では、まず、学習指導要領に記載されている理科の目標、本単元で学習する内容、児童に着目させる点について確認しました。つぎに、金属棒、金属板、示温テープなどを用いて金属のあたたまり方を観察しました。さらに、試験管やビーカーに入れた水、温度計、示温インクなどを用いて水のあたたまり方を観察しました。最後に、空気のあたたまり方についても確認しました。 受講者からは、「とても充実した2時間でした。3学期に向けての準備ができ、初めて知ったこともたくさんあり、大変勉強になりました。」「理科が好きな子ども達が育つよう、3学期も頑張っていこうと思います。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修会「4年 水のすがたとゆくえ」
令和2年1月15日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「4年 水のすがたとゆくえ」を実施しました。
研修会では、まず、新学習指導要領における目標を確認しました。つぎに、学習の導入について理科プラスを使ったり、プラコップなどに入れた湯・水・氷水を見て子どもたちが気づくことを出し合ったりしました。単元の始めに「自然に親しみ」その中で、子どもたちがいかにして違いに気づいたり、なぜだろうと思ったりできるかの準備が大切だと研修の中で先生方が気づきました。さらに、この単元では、加熱・冷却に時間がかかる実験が多いため、予備実験をたくさん行いました。 受講者からは、「予備実験をしたことで、自信をもって授業を進めることができそうです。実験は準備が大変ですが、子どもたちも大好きなので、これからも研修に参加していきたいと思います。」「研修を受けたことで初めて分かったことがたくさんありました。」「ていねいに、落ちついた環境で、なぜそうなるのか、しくみなどを分かりやすく教えていただき勉強になりました。学年の先生にも伝達したいと思います。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校算数)
令和2年2月3日(月)、授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校4年算数「分数の大きさとたし算、ひき算」の単元の第6時の授業)を実施しました。
「帯分数のたし算のしかたを『仮分数にして考える』『整数部分と分数部分に分けて考える』等を活用し、同じ単位のもので考えることができる」を目標に授業を展開しました。 授業後の協議会では、レディネステストにより詳細に児童のつまずきを分析した上で、「量感を伴った分数学習」をめざしたいというコア・ティチャーの思いが述べられました。マス図、分数ブロック、数直線、ペットボトル等、量を可視化して意識させるための教具等を準備し、児童が学びやすい環境を整えていたこと、また単元全体のつながりを意識し、児童自身が学んだことをつなぎ新たに問題解決できるよう学習を進めていたこと等が話し合われました。 受講者からは「子どもに量感をつかませたいという先生の想いが強く伝わってきました」「多様な考えをつなげて学んでいる様子を見ることができて、とても勉強になりました」等の感想が聞かれました。 特別支援教育研修(第3回)
令和2年1月31日(金)ソフィア・堺において、「特別支援教育研修(第3回)」を実施しました。
はじめに、大阪大谷大学 小田 浩伸 教授から「特別支援教育コーディネーターの役割」及び「外部機関との連携」について講話いただきました。 小田教授からは第1回での講話をより深め、根拠に基づく多面的なアセスメントや相談機能の充実、安心できる集団づくりや授業改善の推進等についてご教示いただきました。特別支援教育コーディネーターに求められる専門性のみならず、求められる感性にまで話が及びました。また、子どもたちの状況に合わせ、教育・医学・心理・福祉・労働等さまざまな分野と連携するためには各機関の情報を収集しておく必要があることも指摘されました。 後半は、各受講者が1・2学期の取組について記入した特別支援教育コーディネーターPDCAサイクルシートをもとに、小グループで発表し合い、今年度の取組について振り返るとともに、次年度に向けての改善策について交流しました。 受講者からは「自立活動や他関係機関との連携の重要性を再確認できました」「他校の先生方との交流が大変有意義でした」等の感想が聞かれました。 初任者・発展研修 (3年次) 閉講式
令和2年1月30日(木)に初任者・発展研修(3年次)閉講式を行いました。本市では「堺市初任者・発展研修」を3年間の研修として継続的に行っています。本日は、その「初任者・発展研修」の総まとめの閉講式でした。
まず、中谷 省三 教育長より「初心忘るべからず」の心構えで日々自己啓発・自己研鑽に努めること、社会人・教育公務員として信用失墜行為につながる行動は許されないことについての講話がありました。 次に、教職員人事課 佐古田 主任管理主事より、3年間の成長についてのふりかえりをグループで共有し、不祥事や体罰、個人情報の取り扱いなどについての講話がありました。グループの話し合いでは、「授業で子どもたちの意見がでるまで待てるようになった。」「見通しをもって教材研究できるようになった。」と自己の成長についての同僚の意見に共感している姿がみられました。 最後に、教育センター 福岡指導主事より堺市教員育成指標を活用したふりかえりワークや、4年目以降の行動についての講話がありました。グループの話し合いでは、「今まで先輩に教わっていたので、今後は後輩を助けていきたい。」「個人ではなくチームで取り組んでいきたい。」など、受講者は来年度に向けて決意を新たにしていました。 小学校理科教材研修「6年 発電と電気の利用」
令和元年12月27日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校教材研修会「6年 発電と電気の利用」を実施しました。
研修会では、まず初めに令和2年度から完全実施する新しい小学校学習指導要領(理科)の目標や内容に基づき、エネルギー領域についての見方・考え方の確認、学習の流れなどを行いました。次に学習にともなう実験・観察を順に行いました。 教科書の写真にあるモーターの分解を実際に行ってみたり、手回し発電機で発電してみたり、接続する豆電球の種類によって明るさや電流・電圧がどのように変わるのか試したりしました。また、コンデンサーを使った具体的な指導について、体験を通じて参加者で共有しました。 受講者からは、「電気の単元は苦手意識がありましたが、授業をするのが楽しみになりました。」「今までにも指導はしたことはありましたが、新たな発見があり、教材研究を深めることができました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修「3年 じしゃくのふしぎ」
令和元年12月27日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「3年 じしゃくのふしぎ」を実施しました。
研修会では、まず、新学習指導要領における教科の目標を確認し、続けて、この単元の目標・内容や、導入のしかたを考えました。個の単元の学習にあたっては、磁石を手に取って様々な活動をすることが必要です。身近なところにある磁石の使われ方、子どもたちが考えそうな気づきや疑問を想定するところから問題づくりを行いました。そして、予備実験を中心に研修会をすすめました。 受講者からは、「子どもに確かめたいと思わせる、確かめる方法を考えさせるように「本当にそうなの?」を大切にしたいと思いました。」、「モールやクリップなど身近なもので、児童の興味をひきつけられる活動が分かって良かったです。」、「子どもが、「なぜそうなるの?」と考えたくなるような問いがたくさんあって勉強になりました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修「3年 ものと重さ」
令和元年12月26日(木)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校教材研修会「3年 ものと重さ」を実施しました。
研修会では、まず、学習指導要領から指導内容の確認を行いました。つぎに、問題を解決する実験を行いました。実験の内容に応じて扱う実験器具を変えなければならないことや、変化の前後の重さを測定するときには重さが目減りしないようにビニル袋の中で細かくすることなど、実際に実験を行い実験方法についても考えました。 受講者からは、「体積が同じでも物によって重さが変わる指導の仕方やてんびんやはかりの提示の仕方が分かった。特に野菜や果物で重さ比べをする導入の仕方が良かった。」「教科書に載っていない実験を紹介して頂いたり、理科全体で指導につけたい力について話を聞かせて頂いたりしたことを、ぜひ3学期の指導に役立てたいと思いました。」「手ごたえから単元を導入し、重さを比べたり、測ったりする必然性を感じさせてから、はかりを使用するように指導したいと思いました。」「子どもに主体的に問題解決しようとする態度を養えるよう、今日の研修を授業に生かしたいと思いました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修「3年 電気で明かりをつけよう」
令和元年11月13日(水)・15日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校教材研修会「3年 電気で明かりをつけよう」を実施しました。
研修会では、まず、学習指導要領解説から指導内容の確認を行いました。つぎに、3年生の子どもになったつもりで、自動車模型の豆電球が点いたり消えたりする様子を見て、子どもたちが持ちそうな疑問を考えました。そこから、乾電池と豆電球をどのようにつなげば点くのか、また、どのようにつないだ時は点かないのか、などを考えました。いろいろなつなぎ方を試してみると、豆電球は点いたり点かなかったりします。その結果からどんなつなぎ方をすれば豆電球が点くのか、予備実験のつもりで進めました。 受講者からは、「私自身がまだまだ電気について理解が甘いな・・と感じました。今日、学習して初めて知ったこともたくさんありました。学習しておもしろいと思ったことを、今度は私自身が、子どもたちに伝えていきたいと思います。」、「とても楽しかったです。子どもたちに予想の例や、どうしたら予想しやすくなるかなど、ヒントをたくさん頂けて、すごく良かった。」、「本当にとてもおもしろかったです。乾電池のコーティングをとると、+極があんなにたくさんあるということを知りました。2時間があっという間でした。学校で伝えていこうと思いました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 「プログラミング教育授業づくり研修」を開催しました
令和2年1月14日(火)から24日(金)に、ソフィア・堺において、「プログラミング教育授業づくり研修」を行いました。全7回で、約400名の小学校の先生方が参加しました。
この研修は、来年度からのプログラミング教育の必修化にともない、プログラミング教育を取り入れた総合的な学習の時間の授業づくりのために実施しました。 公開される予定のモデルカリキュラムを使って、児童用タブレット端末とレゴWedo2.0を操作しながら模擬授業として体験した後、研修終盤のふりかえりでは、受講者による来年度の実施に向けた交流を行いました。 受講者のアンケートからは「授業の流れを知り、子どもの様子や反応を想定できた。操作法を知ることができたため、子どもに指示するときに役立つと思う。まずは、自分自身が楽しく取り組むことができた。」「校内研修で教えていただいたことに加えて、プログラミング教育をどのようにしていけばよいかという部分まで学べたので、参加してよかったと感じました。」「ただレゴを使うのではなく、子どもたちの生活に根付いたものからできることを考えていくことが大切だと思った。」「来年度のカリキュラムに、何をどう位置付ければよいかを具体的に考える機会になった。」等の感想がありました。 (令和2年1月29日公表)堺高校プロジェクター一式の賃貸借に係る一般競争入札を実施(教育センター)教育相談実践研修<後期>(第4回)を実施しました
令和2年1月15日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修<後期>(第4回)を実施しました。
教育相談実践研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に行っている、5回セットの研修です。 今回は、教育相談グループの臨床心理士 藤田佑理子相談員が講師となり、「見立てと支援【事例検討】(児童生徒に影響する要因が多く複雑な場合)」をテーマに、子どもの見立てや支援を行う際のポイントを講義と演習を交えながら学びました。 研修の前半では、複雑なケースへの相談・支援を行う際の視点について確認しました。具体的には子どもたちが心理的・PTSD的・発達的な問題を抱えていたり、保護者自身が問題を抱えていたりする場合に、どのようなことが考えられるか、またどう対応するとよいかを学びました。後半は、「例外さがし」と「ミラクルクエスチョン」「スケーリングクエスチョン」という3つの方法を相談員のデモンストレーションを見て学び、その後受講者がペアになりそれらの方法を使って話を聞き合う実習を行いました。 受講者からは、「実際の相談の場面を再現してもらって、これまで学んだ話を聞く時のスキルをどう使っているのかがイメージできてとても参考になりました。」や「最後の実習で、自分の困っていることを人がゆっくり聞いてくれるという安心感を体験することができたので、これを現場でも実践できたらと思いました。」といった感想がありました。 |
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