最新更新日:2024/12/10 | |
本日:29
昨日:87 年度総数:41758 累積総数:979483 |
中堅教諭等資質向上研修(キャリアアップ研修)「必修講座(オリエンテーション)」
「中堅教諭等資質向上研修(キャリアアップ研修)」は、教育公務員特例法第24条に基づき、個々の能力、適性等に応じて、中堅教諭等としての職務を遂行する上で必要とされる資質の向上を目的として実施しています。
6月4日(火)、6日(木)・11日(火)・13日(木)の4日間、同一内容で必修講座を行いました。 はじめに、教育センター 谷野所長より、中堅教諭等は堺市教員育成指標に示された向上期の完成期にあたることにふれ、激励の挨拶がありました。 その後、教育センター 品川指導主事と雨水指導主事の進行で、オリエンテーション及びチームマネジメント研修を行いました。 中堅教諭等に求められるものについて、グループで「ペーパータワーをつくる」というアクティビティを通して、「グループ」と「チーム」の違い、チームワークがもたらす効果等を学びながら、本研修の目的や内容について確認し合いました。 最後に、「成果を出すチームに必要な要素」のひとつに「リーダーシップ」があり、チームが望ましい方向へと動くようにメンバーに対して影響を発揮するのが中堅教諭等である」と職務を遂行する上での自らの意識を高めました。 教育相談実践研修<前期>(第1回)を実施しました
令和元年6月14日(金)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修<前期>(第1回)を実施しました。
教育相談実践研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に行っている、5回セットの研修です。昨年度、24名の募集がすぐに定員に達したことをうけ、今年度はより多くの先生方に教育相談について学んでいただけるように、前期・後期の2クール行うことになっています。教育相談スキル獲得のニーズが高まっていることが感じられます。 今回は、臨床心理士である、教育相談グループの藤田佑理子相談員が講師となり、「オリエンテーション・教育相談技法の基礎」をテーマに、相談やカウンセリングの考え方、相談の進め方などについて演習を交えながら行いました。 受講者からは、「実践練習があることで、自分の普段の相談の仕方を振り返って見つめなおすことができてよかった。」「無意識のうちに実践していることもありましたが、知識として理解できたことで、自分の実践と合わせて自分なりの相談の方法が確立できそうだと感じました。」といった感想がありました。 新任校園長研修(第1回)
令和元年6月6日(木)ソフィア・堺において、「新任校園長研修(第1回)」を実施しました。
本研修は学校経営・管理運営上の課題について、校園長としての識見を高め、指導力および資質の向上を図ることを目的に実施しています。 今回は、校園長としての服務管理を中心に研修を行いました。 はじめに、教職員人事課 薮上主任管理主事から校園長の職務について、法的根拠も含め説明があり、自らの職務について再確認しました。また、教職員の服務管理について様々な事例をもとに認識を深めるとともに、昨年度より示された教員育成指標を確認し、キャリアごとに育成すべき資質・能力に基づいた人材育成、また学校教育におけるさまざまな課題に適切・迅速に対応できる体制を築くことの重要性について学びました。 つぎに、教職員企画課 伊藤主任管理主事から、労働安全衛生、勤務時間や週休日の割振、休憩時間や休暇等、適切な服務管理を行う上で必要な視点について話がありました。 受講者からは、休憩時間をなかなかとれないと申し出る教職員にどのように声をかけるとよいかなど、積極的な意見が出されました。 小学校理科教材研修会「6年 ものが燃えるとき」
平成31年4月10日(水)、4月17日(水)、堺市教育センターにおいて、小学校理科教材研修会「6年 ものが燃えるとき」を実施しました。
研修会では、まず新学習指導要領解説から指導内容の確認を行いました。つぎに、自然に親しむ(自然とかかわる)ことから、子どもたちの疑問・気づきにつなげていくような授業の導入を考えました。 穴をあけた空き缶、穴をあけてない空き缶にそれぞれ割りばしを入れて燃やす実験を行い、割りばしの燃え方や燃え残りのようすから燃え方の違いに気づく導入を行いました。その後、子どもたちの考えや疑問など出し合い、それを調べる方法へと進めました。さらに単元の予備実験や火気を扱う際の注意点などを中心に研修を行いました。 受講者からは、「グループでの実験は、とても楽しかったです。きっと子どもも同じ気持ちで実験するのだと思いました。他にも講習会に参加したいです。」「実験をする際に気を付けておくべきことなど、実際に体験することができてとてもよかったです。また、石灰水の捨て方なども気を付けるなど、実際にそくしたことが分かりました。」「本格的に授業が始まる前に、このような講習会があって本当に役立ちました。自分一人で予備実験するよりも、同じ6年生を担任している先生方と話をしながら実験できて、実際のイメージもわかりやすかったです。また、専門の方のご指導があり、とても安心して参加できました。」などの感想がありました。 特別支援教育研修(第1回)
令和元年5月31日(金)ソフィア・堺において、「特別支援教育研修(第1回)」を実施しました。
本研修は、特別支援教育に関する専門的な知識や技能及び校園内支援体制の構築等、特別支援教育コーディネーターとして必要な資質・能力の向上を図ることを目的に実施しています。 第1回は大阪大谷大学 小田 浩伸 教授に「特別支援教育コーディネーターの役割」や具体的事例に基づく「ケース会議の進め方」と題して講話いただきました。 小田教授は「特別支援教育コーディネーターは教育支援を行い、関係機関との連絡調整をするキーパーソンであり、校園内や福祉・医療等の関係機関との連携調整役として、また保護者に対する学校園の窓口の役割を担うものとして重要な立場にある」と示されました。さらに障害のある子どもも含めたすべての子どもがわかる授業を進めるためには的確な実態把握とともに「安心できる・やる気のでる集団づくりや子どもどうしをつなぐ支援」が基本であるとも話されました。 後半は、具体的な事例をもとに、支援の在り方についてグループごとに話し合いました。また、堺市特別支援教育コーディネーターセルフチェックシートやPDCAサイクルシートを活用して、自らがコーディネーターとして、一年間見通しをもって取組が進められるよう計画しました。 学校マネジメント研修(第1回)
令和元年5月30日(木)ソフィア・堺において、「学校マネジメント研修(第1回)」を実施しました。
本研修は、主幹教諭・指導教諭等を対象に、学校教育における諸課題の解決に向け、教育改善を推進するリーダーとしての組織運営能力の向上を図ることを目的に実施しています。 はじめに、自らの職務の遂行について教員育成指標により振り返りを行い、本研修の目的を明確にし、研修への意欲を高めました。また自校での実践をグループごとで発表し、交流し合いました。 つぎに、兵庫教育大学 浅野 良一教授から「主幹教諭・指導教諭の役割」と題して講話いただきました。 浅野教授は、学校の組織をシステムとしてとらえ、「人の協働システム」には7つの要素があり、「マネジメントパワー」「メンバー集団のパワー」「キーパーソン」が大切であること、またその「キーパーソン」が主幹教諭や指導教諭であり、職責は重要であること等を示唆しました。 最後に各自が学校の組織をチェックし、強み、弱みを把握し、何ができるか、演習を通して話し合いました。 受講者からは、「主幹教諭としての役割を分かりやすく論理的に解説していただき、今後の指針となる情報がたくさんありました」「キーパーソンとしての役割について考えることができ、また他校との情報交換により、学ぶことがたくさんありました」等の感想が聞かれました。 |
|