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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

第12期「堺・教師ゆめ塾」(第11回)

 平成31年3月17日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第11回)にて、卒塾ディスカッション・塾頭記念講演・閉講式が行われました。
 卒塾ディスカッションでは、7か月の講座を通して塾生たちが学んだことをグループでまとめて発表し合いました。「堺で大切にしている人権について学ぶことができてよかった」「塾生だけでなく多くの方々に出会うことができて貴重な経験になった」「学校実習を通して、先生方の子どもに対する一生懸命な姿勢に刺激を受けた」という発表がありました。
 中谷塾頭記念講演では、「願望よりデメリットを受け入れる覚悟を持とう」というタイトルでご講演いただきました。講演の中で「わからないことがあった時、それは成長のチャンスである」「『わからない』ことを存分に楽しむことの大切さ」について教えていただきました。
 閉講式では、中谷教育長より、修了証書が塾生に渡されました。塾生代表が、誓いの言葉で、「各講座での活動や堺市内でのフィールドワークなどを通してお互いの良さを知り、自分の考えが言い合えるようになってからは、塾生同士で学びあい、高め合うことができました」「教師になった時には、子どものことを一番に考え、常に学び続けていこうと考えています」と力強く思いを語っていました。
 将来、堺市で教師として活躍してくれることを心から期待しています。

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スキルアップ研修・科学教育研修「「理科の見方・考え方」を働かせて科学的に探究する地球科学」

 平成31年2月26日(火)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、スキルアップ研修・科学教育研修「「理科の見方・考え方」を働かせて科学的に探究する地球科学」を実施しました。

 研修会では、佛教大学の平田准教授の指導により、はじめに二十四節気と天気図の実習を行いました。つぎに緊急地震速報や地震についての実習を行いました。最後に風水害のタイムラインについて学習しました。これ以外にも堺市を含めた公的機関のホームページの活用や地球科学分野での主体的・対話的で深い学びの例を教えていただきました。

 受講者からは、「小中学校を通した防災の大切さを改めて実感しました。」「災害の内容の授業づくりのヒントがつかめました。」「目的とする力をつけるために、どんな資料を提示して、何を実習させるかを考えるきっかけになりました。」などの感想がありました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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スキルアップ研修・科学教育研修 「小中学校理科地学分野 理科室でできる観察実験」

 平成31年2月22日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、スキルアップ研修・科学教育研修「小中学校理科地学分野 理科室でできる観察実験」を実施しました。

 研修会では、桃山学院教育大学教育学部の間處准教授の指導により、はじめに岩石の観察と分類として、堆積岩と火成岩の見分け方、造岩鉱物の観察を行いました。つぎに月や金星の見え方と作図の実習を行いました。

 受講者からは、「これまでは岩石の見分けを難しく感じていましたが、1つ1つの特徴をしっかり見分けると分類できることがわかり、自信を持って指導することができそうです。」「月や金星の満ち欠けの作図は、理解できれば生徒にもわかりやすいと思いました。」などの感想がありました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。

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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校英語)

 平成31年2月15日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校英語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である八田荘中学校 竹田 純子 教諭が2年英語「Yui−To Share Is to Live(全6時間)」の単元の第1時の授業を公開しました。
 受け身を用いた表現の意味や使い方に自ら気づき、その意味・用途を理解することやアクティビティを通して、自らその表現に慣れ親しみ、文法項目を使う文を表現することを目標にしています。
 授業では、聞きなれた音楽を用いて誰によって歌われているかをクイズ形式で質問し、グループ対抗で自然と受け身の文を作れるような工夫がされたアクティビティに取り組みました。思考・判断・表現する場面が繰り返しあり、学習内容の理解が定着していることが感じられる授業でした。
 協議会では、オールイングリッシュでの授業に必要な工夫や、分かりやすいパワーポイント作成についての質問が出たり、竹田教諭の授業にこめた思いを聞いたりすることで多くの学びがありました。
 受講者からは「様々なアクティビティを取り入れた授業で、生徒たちに楽しみながら定着させることができ、とても勉強になりました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校数学)

 平成31年1月25日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校数学)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の1人である五箇荘中学校 福元 仁美 指導教諭が2年数学「図形の性質と証明(全18時間)」の単元の第13時の授業を公開しました。
 習熟度別少人数授業で長方形、ひし形、正方形の定義を理解することや長方形の対角線の性質を調べることをねらいとしています。                    
 授業では、どの子もこれまでの学びを土台に力が発揮できるようパワーポイントを使用して、既習事項を確認しました。長方形の対角線の性質を学習する場面では、雑巾の対角線に縫われた紐を利用し、長方形の対角線の長さが等しいことを視覚的にわかるようにし、生徒の関心を引いていました。また、証明に取り組む場面では、生徒が取り組みやすいようにスモールステップを踏んだワークシートを活用し、論理的に説明できるようにしていました。
 協議会では、生徒へのかかわり方や環境づくり、具体物の準備や学習内容と日常生活をつなげることの大切さなどが受講者で話し合われました。また、授業での工夫点や生徒とのかかわり方などを福元指導教諭から聞くことで多くの学びがありました。
 受講者からは「数学と日常生活をつなげることはとても大切で実践したいと思いました」や、受講した小学校教諭からは「小学校での基礎(知識、具体的操作の経験、説明する力)が改めて大事だと思いました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校算数)

 平成31年1月17日(木)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である槇塚台小学校 松阪 一樹 教諭が6年算数「資料の調べ方(全8時間)」の単元の第6時の授業を公開しました。
 おおなわ大会に出る学校代表をどのチームにするか、練習記録の度数分布表、柱状グラフ、折れ線グラフから資料の特徴をよみ取って、なぜそのチームを選んだのか、筋道を立てて説明することを目標に展開しました。
 その後の協議会で、松阪教諭は、「ちらばりを見るには、柱状グラフは便利だけれど、折れ線グラフは、時系列に並んでいて、そのチームの上達の様子を見ることができる、それぞれの主張に根拠をもって語ってほしかった」と授業にこめた思いを語っていました。
 受講者からは「たくさんある資料を真剣に見る子どもの姿、様々な意見の交流、松阪教諭の細やかな子どもへの配慮、授業設定に感動しました」「子どもの情意をわかせるためには、単元を通した丁寧な指導と問題提示の工夫が大切だと改めて感じました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校国語)

 平成30年11月15日(木)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校国語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である上野芝中学校 杉本 亜喜子 教諭が2年国語「いにしえの心を訪ねる 『扇の的』―『平家物語』から(全7時間)」の単元の第4時の授業を公開しました。
 「平家物語」の武士たちの生き方と表現の効果について考えを深めることがねらいです。 
 授業では、杉本教諭から古典を読む際の複数の「読みの視点」が示され、子どもたちはその中から、対比構造や情景描写に着目し古典を読み深めていきました。
 協議会では、古典の授業づくりやグループワークの効果的な進め方等について質問が出ました。杉本教諭から質問に答えていただくなかで、日々の授業においてどのように生徒と向き合い指導しているか等の助言もいただきました。
 受講者からは「ノート指導やグループでの考えの深め合い、単元を通したカリキュラム等、これから生かしていきたいと思います」「しっかりと授業計画を立て、考えたりできる授業を心掛けたいです」等の感想が聞かれました。

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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校国語)

 平成30年9月28日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校国語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である平岡小学校 青木 寛典 主幹教諭が4年国語授業を公開しました。
 単元名は、「物語を読んで、考えたことを話し合い、決めつけないで見方を変えよう」教材は「ごんぎつね」の授業でした。単元の中で並行読書を位置づけ、子どもたちに幅広く読書する力や、単元で培った力が自力で本を読む際に転移できるような展開でした。
 本時は、全体計画の3時間目の授業公開でした。子どもたちが、物語を読み、疑問に思ったことや、友だちと考えていきたいことを出し合い、学習計画を立てました。子ども自身が、自分たちの読むための課題を見出し、目的をもって単元の学習を進めることができる展開でした。友だちと教材と対話しながら学習を進めていました。
 授業後の協議会では、青木主幹教諭の、ノート指導や音読指導の工夫など、普段の授業改善に資する質問が多数ありました。青木主幹教諭の授業にこめた思いを聞くことで、日々の学習の積み重ねの大切さと、次期学習指導要領の改訂の趣旨をふまえた授業づくりについて学ぶことができました。
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教育相談実践研修(第5回)を実施しました

平成31年2月20日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修(第5回)を実施しました。

本研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に5回セットで実施してきました。
今回は、教育相談グループの藤田臨床心理士、高森臨床心理士が講師となり、「実践報告・自己理解」をテーマに研修を行いました。
まず、本研修を通して“取り組めそうだ・活用できそうだ・自分にしっくりくる”と感じた方法・考え方や、それをどのように実践したかをグループで共有しました。その際、聞く人は話している人を労い、話している人のリソースを見つけながら聞くなど、本研修で学んだことを活用しながら行いました。その後、アンガーマネジメントの視点から自分の思考のタイプを知り、自己理解につなげました。

受講者からは、「取り入れやすい内容も多く、とても勉強になりました。ぜひまた継続して学びを深めたいです。」や「最後、みなさんの取組を聞かせていただけたので、今後の参考にさせていただきます。」といった感想がありました。

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