最新更新日:2024/12/10 | |
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第70回堺市学校理科展覧会<読売新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <読売新聞社賞>…研究物の中で最も優れたもの 八田荘中学校 第2学年 冨士 千聡 さん 「貝〜この1年の成果とまとめ〜」 昨年の自由研究では、「琴引浜貝殻標本」を作りましたが、採集した貝殻の名前を同定するのにとても手こずりました。そこで、この1年、同定する力を身につける努力をしてきました。 今年の自由研究では、まず、貝殻を見分けるポイントについて、この1年に同定できた232種の中からよく見る種を科ごとにイラストとともにまとめました。 また、貝殻の採集した10地域を内湾(大阪湾)、外洋、砂浜、岩礫地といった環境別に分け、異なる海岸による7つの比較・検討を行いました。 第70回堺市学校理科展覧会<毎日新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <毎日新聞社賞>…製作物の中で最も優れたもの 西百舌鳥小学校 第3学年 清野 航士朗 さん 「飛行機はなぜ飛ぶのか」 飛行機はなぜ飛ぶのか、不思議に思い研究しました。そして揚力についての実験模型をつくりました。自作の送風機で揚力を発生させ、飛行機を飛ばしています。勢いよく飛ぶように、飛行機の位置、フードの形を試行錯誤しました。 第70回堺市学校理科展覧会<産経新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <産経新聞社賞>…環境に関する作品の中で最も優れたもの 浜寺昭和小学校 第5学年 升岡 渚 さん 「『シロアリ』って本当にこわい虫?」 今年、突然家の中に、シロアリの羽アリが飛びこんできました。シロアリは家の木を食べる悪い虫と言われていますが、それは本当でしょうか。そこで私は、シロアリのことを調べてみることにしました。 シロアリはゴキブリの仲間で、木を食べて生きています。実は、アリにも負けてしまうとても弱い虫で、自分たちがアリなどにおそわれないように、ぎ土やぎ道を作って外から見えないようにして生活しています。堺市内の公園でも、ぎ土やぎ道を観察することが出来ました。調べてみた結果、シロアリは、林や森でたおれた木を食べて土にもどしてくれる、地球にとってとても大切な虫だということがわかりました。 第70回堺市学校理科展覧会<朝日新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <朝日新聞社賞>…最も創意工夫に富み独創的な作品 赤坂台中学校 第1学年 登 大二郎 さん 「柿渋と漆喰 〜熊本城の壁材の研究と修復調査〜」 地震で被害を受け修復中の熊本城を見学した際、柿渋と漆喰が不足していることを知りました。城の壁の塗料として使われた柿渋と漆喰の特性を調べることを目的に研究を行いました。8つの実験を行い、1.柿渋と鉄が反応して黒くなること、2.柿渋に防カビ・撥水効果があること、3.漆喰に防炎効果があることを明らかにしました。 第70回堺市学校理科展覧会<大阪府立大学長賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <大阪府立大学長賞>…将来の研究に最も期待を抱かせるもの 浅香山中学校 第3学年 當 真奈実 さん 「牛乳原料・豆乳原料プラスチックの研究」 趣味でレジン(樹脂)工作をしていますが、材料から自家製でできないかと思っていたところ、牛乳からプラスチックが自作できることを知りました。そこで実際に色々な牛乳や豆乳でプラスチックを作り、収量や造形性、強度などを比較してみました。 牛乳プラスチックの造形性や強度は、材料となる牛乳の脂肪分と関係していることがわかりました。 教育相談実践研修(第2回)を実施しました
平成30年10月17日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修(第2回)を実施しました。
本研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に、5回セットで実施しています。 今回は、教育相談グループの高森臨床心理士が講師となり、「見立てと支援【事例検討】(発達面が気になる子ども)」をテーマに、子どもの見立てや支援を行う際のポイントを講義と演習を交えながら学びました。後半では、事例検討の方法を学び、グループに分かれて仮想事例の検討を行いました。 受講者からは、「グループでの事例検討では、異なる立場の先生方と話すことができました。立場によって考える支援が異なり、改めて多面的に考えることが大切だと思いました。」や「知らない事を学ぶことができたので、自分のものとして活用できるようトレーニングしていこうと思います。」といった感想がありました。 第70回堺市学校理科展覧会<教育委員会賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <教育委員会賞>…食品衛生に関する作品の中で最も優れたもの 浅香山中学校 第2学年 岡 隆一 さん 「大根でチーズ」 麻婆豆腐などとろみのある食物は、食べ進めていくととろみがなくなってきます。何故とろみがなくなるのかを疑問に思い、唾液に含まれるアミラーゼを使って分解の様子を確認しました。また、父の体験をもとに、唾液によるチーズ作りが本当に出来るのかを試みました。アミラーゼを含む5種類の材料で澱粉が液化されることを確認し、全ての材料でチーズのような固形物が出来ました。一度だけ、大根のチーズのホエイ(乳清)にベネジクト液による反応が出ました。この研究で、アミラーゼは唾液以外にも身近な物に含まれていることや、アミラーゼを含む物でチーズは作ることが出来るということが分かりました。僕の大根チーズは未知にあふれる食物です。 授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)
平成30年10月5日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)」を実施しました。
教育センターでは、優れた指導実践を行い、教科教育等をけん引している教員を〈コア・ティーチャー〉に認定し、その教育指導技術等を広く発信・普及させることにより、本市の教育水準の向上を図っております。 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である八田荘西小学校 中川 貴友 指導教諭が小学3年「分数(全7時間の第2時)」を公開しました。授業では、液量図にめもりを入れて考える活動を通して、分数の意味と表し方について理解を深めました。 協議会では、受講者からの感想や質問等を通して、本時の学習活動の意図や教材について日々の指導における工夫、課題や習熟度に応じて意図ある分割を取り入れた少人数指導の工夫等を学ぶことができました。 受講者からは「教材研究の大切さ、子どもの実態に合わせた授業づくりの必要性を感じました」「明日からに活かせるものばかりでした。自校に持ち帰って活用したいです」「少人数の分け方についても新しく知ることができ、参考になりました。」等の感想が聞かれました。 第70回堺市学校理科展覧会<堺科学教育振興会長賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <堺科学教育振興会長賞>…最も生活に密着し実用的な作品 浅香山中学校 第2学年 岡 咲耶 さん 「化学飯 温熱編」 今年はたくさんの自然災害が日本をおそいましたが、こんな時、どうしたら自分の命を守ることが出来るかを考えました。通常の環境で水の温度上昇を調べると、60度程度が上限でした。そこで、水と反応して発熱する生石灰を使ってみることにしました。生石灰は、乾燥剤などに使われていますが、その量を増やしたりするなどの工夫をした結果、98度まで温度が上がり、この高温を使って料理に挑戦し、目玉焼き・ナポリタンなどを作ることが出来ました。災害は忘れたころにやってくるので、普段の備えも必要だと思いました。 学校事務職員研修
平成30年10月4日(木)ソフィア・堺において、「学校事務職員研修」を行いました。
本研修は、事務職員として必要な幅広い見識と実践力の習得を図ることを目的として実施しています。 はじめに、八上小学校 清水主査から「『チーム学校』の実現をめざした学校事務の効率化・円滑化・重点化による校務改善」について話がありました。学校徴収金等の基本情報等を入力することで必要書類が自動作成できるアプリを作成し、事務処理の効率化に取り組んでいる紹介があり、受講者の関心をひきました。 つぎに、子ども青少年局こども青少年育成部子ども家庭課の岩本係長から「虐待から子どもたちを守るために」と題して講話がありました。虐待の現状や児童虐待を防ぐために学校としてできること等について具体的に教示いただきました。また、社会的養護についての説明を聞き、施設養護や里親制度について、認識を新たにしました。 受講者からは「学校に勤務する者として、教諭とは違う立場から何ができるのか改めて考える場となった。先生方の事務負担の軽減として何ができるか、また子どもたちに対して事務職員として何ができるか、今後の研修としたい。」等の感想がありました。 第12期「堺・教師ゆめ塾」(第3回)
平成30年10月7日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第3回)堺学講座を開催しました。
午前は、堺市博物館の見学と大仙公園日本庭園で茶の湯体験をしました。 午後は、利晶の杜や堺伝統産業会館の見学を中心に、塾生が考えた見学ルートをもとに堺市街を巡りました。 塾生からは「茶の湯体験では、礼儀作法だけでなく、人を思いやる心や一期一会など、人としてあるべき姿を改めて感じました。このように歴史から学べることはたくさんあり、今回学んだことを次は教師として子どもたちに伝えられるようにしたいです」「堺で生まれ育った私も知らない堺の歴史や文化に触れることができました。それぞれの場所で出会った観光ボランティアの方が、とても丁寧に説明してくださり、『堺のよさをひろめたい!』という想いが伝わってきました」という感想がありました。 「課題対応研修(第2回)」
平成30年10月2日(火)ソフィア堺 研修室1・2において、「課題対応研修(第2回)」を実施しました。
第1回に続き横浜国立大学名誉教授 高木 展郎先生にお越しいただき「カリキュラム・マネジメント」と題してご講演いただきました。その後、各学校のグランドデザインを作成し、グループワークを行いました。 前半は、学校教育目標を実現するために、学習指導要領に基づき教育課程を全職員で編成し、それを実施・評価し改善していくことが「カリキュラム・マネジメント」であるということを教えていただきました。また、「カリキュラム・マネジメント」の手順の例や実施する具体の手順についても詳しくお話しいただきました。 後半は、「学校のグランドデザイン」を各自作成し、グループで交流しました。その際、 学習指導要領総則で示されているカリキュラム・マネジメントの6つの視点について考え、深めました。 受講者からは「学校のグランドデザインについて具体的に考えることができるよい機会となりました。」「他校との交流で他校の研修等についていろいろとわかり、とても勉強になりました。」「全職員で共有することの大切さを痛感しました。」等の感想がありました。 小学校理科教材研修会「5年 雲と天気の変化」研修会では、はじめに、子どもたちが雲を観察した際にもつ疑問や気づきを予想しました。「今日は、雲が多く天気が悪い」「雲は動いている」「雲の形が違う」「雲の高さが違う」「雲の色が違う」などの気づきが予想されました。続いて、これらの問題を解決する上で有効な教材を紹介し、実際に体験しました。観察を進めるにあたってのポイントとして、雲の動きは、建物や樹木などの目標物を決めて観察するとわかりやすいことや、天気の変化の学習には気象庁や日本気象協会などのホームページで多くの情報や衛星画像が入手でき学習に活用できることなどを学びました。 受講者からは「ペットボトルを利用した簡単な雲の発生実験は、おもしろいと思いました。」「映像のデータ、天気のことわざ、お天気クイズなど面白そうな教材をありがとうございました。」「台風や大雨などの自然災害が連続して発生しています。子どもたちに防災について伝えていきたいです。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 適応指導教室の非常変災時の措置の改定について
平素は、本教室の運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
さて、非常変災時等の措置につきましては、入室の際に配付し、お知らせしましたが、このたび7月に発生した豪雨等の状況を踏まえて、改訂を行いました。 つきましては、配付資料をご確認いただき、対応に十分気をつけていただきますようお願い申しあげます。なお、改定を行った内容については、網掛けをして表示しています。 (適応指導教室スプリングポートの配付資料はこちら) (適応指導教室ユーアイルームの配付資料はこちら) 科学教育研修「木の実を使った工作」研修会では、採集できるドングリの場所や種類、特徴などを学習しました。また、ドングリや野菜の種などを使った工作を実際に体験しました。 参加者からは「種やドングリなど自然のもので楽しい作品が作れる楽しさを児童に伝えたいと思います。」「丁寧で十分な準備をしていただいて、安心して学べました。」などの感想が寄せられました。 |
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