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中学校理科スキルアップ研修「できる!観察実験(生物編)」
平成30年5月18日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、中学校理科スキルアップ研修「できる!観察実験(生物編)」を実施しました。
細胞分裂の観察では、まず、発根したネギの種子をうすい塩酸と酢酸オルセイン液の混合液に入れました。こうすることで、観察したい根の一部分が赤く染まり取り出しやすくなります。さらに、カバーガラスにろ紙をかぶせ、ずれないように気をつけながら『強く』垂直に押しつぶすことで、観察しやすくなります。 受講者からは、「うすい塩酸と酢酸オルセイン液を使うことは初めてでしたが、とても効果的な方法だと思います。」「言葉でいう『強く』の程度が分かりにくかったのですが、実際にやってみることでよく分かり、これからは自信をもって生徒への説明ができます。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 小学校理科主任研修研修会の前半では、先月行われた全国学力学習状況調査(理科)の問題から、今子どもたちに必要とされる資質・能力について考えました。 後半では、安全な理科室の管理・運営の実際について、具体的な例をあげながら研修しました。また、注射器を使った手軽な実験を通して、空気の重さについて考えました。 受講者からは、「全国学力学習状況調査の問題を読み解いていくことで、国のめざす方向 がよく分かりました。」「物に触れながら学ぶことが、理科を好きになるきっかけになると感じました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 「新任保健主事研修」(第1回)
平成30年5月21日(月)ソフィア・堺 研修室3において、「新任保健主事研修」(第1回)を実施しました。
畿央大学より、高田恵美子教授にお越しいただき、研修を行いました。 前半は、保健主事の役割について講義がありました。学校保健計画作成のポイントや留意点・内容、また学校保健委員会運営のポイント・意義など詳しく話していただきました。 後半は、『学校保健委員会の実施要項を作成しよう』というテーマでグループワークを行いました。学校保健目標や健康課題に関するテーマを設定し、自校で開催したい内容を踏まえて話し合いを行いました。最後に話し合った内容を発表しました。 受講者からは、「学校保健委員会の開催にあたり、どのように進めていけばよいのか具体的にわかりました。」「よい情報交換でき、保健主事としての意識が高まった。」「学校保健委員会の計画の立て方を具体的にイメージすることができた。」等の感想がありました。 「心肺蘇生法実技研修」
平成30年5月15日(火)・5月17日(木)の2日に分けて ソフィア・堺、リハーサル室において、「心肺蘇生法実技研修」を実施しました。
日本赤十字社大阪支部より、沖田 美由紀指導員と瀬戸 善治郎指導員にお越しいただき、3時間の講習を行いました。 前半は、心肺蘇生法の意義と方法についての講義がありました。救急車が到着するまでの6分〜10分の心肺蘇生の大切な時間について説明がありました。バイタルサインのチェックの仕方や救急の対応・救急隊との連携などについて講義がありました。受講者は、熱心にメモを取っていました。 後半は、実技研修を行いました。グループに分かれて心肺蘇生マネキン(レサシアン)を使用して、心臓マッサージ・人工呼吸・AEDの使い方や協力者を呼ぶことの大切さを学びました。 受講者からは、「練習がたくさんでき、実技をしっかり学べたのでよかった。」「定期的に実技研修を受けることが大切だと感じました。」「命を守る大切さを改めて感じました。」等の感想がありました。 教科別研修(小学校社会科)第2回
平成30年4月26日(木)みはら歴史博物館において教科別研修(小学校社会科)第2回を実施いたしました。
前半は、堺市博物館の續学芸員が、美原区の歴史について博物館の展示品を使用しながら講話しました。特に「黒姫山古墳」の講話では、世界遺産登録の国内推薦を受けている百舌鳥古墳群、古市古墳群の中間地点にあるとの話で興味深いものがありました。鉄の鎧が多く出土していることから、鉄の文化の一端に触れることができました。さらに美原区は「河内鋳物師」の発祥の地として、全国の梵鐘製造や奈良の大仏修理にかかわる人々は美原区から多く出ていることがわかりました。 後半は担当指導員から、社会科学習のスタンダードについて講話がありました。参加された先生方の日頃の社会科授業についての悩みの相談もありました。 「研修主任研修(第1回)」
平成30年5月15日(火)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)研修室1・2において、「研修主任研修」(第1回)を実施しました。
まず、本市の校園内研修の課題の概要と、その解決に向け組織的・継続的な授業改善のために「校園内研修ガイドブック」等を作成した経緯について、森嵜主任指導主事から説明がありました。 次に、自校園の研修の進捗状況について考えました。そのために「堺版教師の学び合いスタンダード」に基づき作成したチェックリストにより確認した後、グループ内で、組織的、継続的、可視化、科学的根拠を視点として、「校園内研修のPDCAサイクルシート」に記入された研修計画のなかで、昨年度より改善がみられる点を紹介し合いました。 グループ交流後、大阪教育大学 木原俊行教授から研修計画について次のような指導助言がありました。 ・研究仲間が増えたか、研究ネットワークに広がりがあるか。学び合いが三次元になっているかを見直す。全体研修会だけが校内研修ではない。同じテーマの他校園の研修主任を招聘するのもよい。 ・授業研究会こそが研修の中心である。校園内研修のテーマに迫っていくためには、実施回数、実施時期の検討、質を高めるために工夫が必要である。 木原教授の指導助言に続いて、組織的・継続的な研修が可能になるための方策について、考えました。一つの事例(年間6回の研究授業を実施しているが、深まりをもたせることができない)の解決策を「校園内研修ガイドブック」を参考に各自で考えたのち、グループ内で意見交流しました。 グループ内交流後、木原教授からは主として次の2点について講評がありました。 ・校園内研修の根本は、授業の提案性にある。研究授業には、学習指導に対してその授業者なりの考えが欠かせない。そのためには、研修主任が積極的に授業準備に関わることがあってよいのではないか。 ・付箋の活用などワークショップ型の討議会が一般的になり、多くの気付きが生まれているが、それぞれの気づきが拡散したままとなっていないか。概念化シートで整理するとともに、前回の討議会での討議内容を示すなどし、授業研につながりを生み出す工夫も必要である。 受講者からは、「指導案の形式を工夫したり、これまで討議の柱は学年に任せきりであったので、今後は、研究テーマに即しているかを一緒に考え設定したりするなどして、活発で深まりのある討議会を工夫していきたい。」「討議会の運営は、冒頭で前回の討議内容を確認するなど、つながりのある研修としていきたい。」などの感想がありました。 「課題対応研修(第1回)」
平成30年5月11日(金)教育センターにおいて、「課題対応研修(第1回)」を実施しました。
横浜国立大学名誉教授 高木 展郎先生にお越しいただき「新学習指導要領のめざすもの」と題してご講演いただきました。 前半は、学習指導要領改訂の経過やカリキュラム・マネジメントの意味について詳しくお話しいただきました。 後半は、「主体的・対話的で深い学び」を、実現していくための授業改善の方向や学習評価のあり方について、具体的な例を示して教えていただきました。 受講者からは「教育の在り方について長期的・将来的な視点でとらえることができた」「社会が変わっていく中で、子どもが求められるものは何か。子どもが育っていく社会に合わせた教育があるから、教師は常に見通しを持っていなければならない」「子どもが卒業していく時の姿を見通して、学校全体でカリキュラムを作っていく系統性の大切さを学びました」等の感想がありました。 小学校理科教材研修会「4年 電気のはたらき」研修会では、学習指導要領から指導内容を確認し、この単元への入り方を考えました。 3年生で学習した「電気で明かりをつけよう」の復習として、豆電球を点灯させるところから始めました。次にモーターを使ったおもちゃづくりで、簡単扇風機を作り、気づきや疑問に結びつけ、そこから問題を作り、問題を解決していく流れを考えました。 子どもたちは、プロペラの回転の向きや、風が動く向きに気づいたり、もっとプロペラを速く回したいと考えたりするだろうと予想しました。初めに、子どもたちに関心の高いプロペラを速く回す方法を考えると、すぐに乾電池の数を2個に増やすことが考えられるので、そのつなぎ方を数多く考え、整理し、実験してみました。次に、プロペラの回転の向きについて考えました。そこでは、発光ダイオードや検流計も使いました。 受講者からは、「いかに子どもたちの疑問や発見から問題にもっていくかということで、参考になりました。」「10年前に4年生を担任しましたが、電気のはたらきについてはすっかり忘れていたので、実際に実験させていただいたり、安全面でのお話(ショート回路)について教えていただいたりと、とてもためになりました。キットを買わなくても、あるもので実験できるんだなあと思いました。その方が子どもたちも工夫することを学習できるのでいいなあと思いました。」「豆電球でソケット無しのときがおもしろかったです。実験が多くて楽しかったです。子どもたちにもたくさん実験させてあげたいです。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 「出張適応指導教室(栂教室)」を開室しています
5月15日(火)から毎週火曜日と金曜日、栂文化会館で、「出張適応指導教室(栂教室)」を開室しています。今年度から開室日を週1回から週2回に増やします。入室を希望される場合は、学校の先生にご相談ください。(詳しくはコチラを)
適応指導教室では、自分の思いや考えを他の人に伝えることが不得意であったり、グループや集団に入っていくことができず一人になりがちであったりするなど、学校や集団生活に対する不安が強く、学校に行きたくても行けなくて悩んでいる子どもたちが、さまざまな活動をとおして元気を取り戻し、学校に復帰することを目的に指導・援助しています。 出張適応指導教室(栂教室)は、距離が遠いなどの理由で、適応指導教室スプリングポートや適応指導教室ユーアイルームに通室することが難しい子どものために開室しています。 |
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