最新更新日:2024/12/03 | |
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堺科学教育フェスタ ダイキン工業(株)冷たさを伝えやすい材料調べでは,木・プラスチック・銅・アルミ・ステンレスの5種類の中で予想したのちに実験を実施しました。結果は銅・アルミニウムの順で冷たさを伝えていました。 またどんな(フィンの)形が冷えやすいかを銅管だけのものとアルミニウムのフィン付のものとを比べました。銅管やアルミニウムのフィンの中の冷媒(熱を運ぶもの)を通してその周囲の空気の温度をどんどん下げていました。デジタル温度計の数字を見て、子どもたちは冷えの大きさにびっくりしていました。帰りに、エアコンの断面を切断されたものを見ながら、教えてくれた先生方に質問する子どもたちもいました。実験を通して、しっかりと学んでいました。 第70回堺市学校理科展覧会を開催しました各学校から出品された作品は、日常生活のふとした疑問から生まれた研究から興味を抱いた内容をさらに深く探究したものまで多様な分野にわたりました。また、製作物や生物標本も、長い時間をかけて作られたものが多く出品されました。 また、展示作品の中から、45点を優秀賞とし、入賞者に賞状とメダルを授与しました。また、優秀賞の中から特別賞7作品を選定しました。 堺科学教育フェスタ ゼロワンネーブルハウス・西川リビング(株)参加した人たちは、実際に自分の身長や体型から、適切な高さの枕を自分で計算し、枕を作成しました。作成後は、実際にベッドで試してみて自分に合うよう微調整をして完成です。眠りについてのクイズもあり、眠りの大切さや知識を楽しく学習することができました。 堺科学教育フェスタ ゼロワンネーブルハウス・(株)幸和製作所この日体験できた歩行車は、上り坂では補助がはたらいて楽に上ることができ、下り坂になると自動でブレーキをかけてくれる、自動制御機能が付いたものです。 体験した子どもの、「これがあるとおばあちゃんが助かるわ。」という声も聞かれました。 堺科学教育フェスタ (株)誠文社空気鉄砲体験コーナーでは、4年生で学習する「空気と水」の教材を使用し、まとを狙って得点を競う活動を通じて「空気」の性質を体感することができました。工作コーナーでは、磁石やゴムの性質を利用したおもちゃを作成し、小学校で学習する理科の内容を元にした科学体験ができました。 「平成30年度 第70回堺市学校理科展覧会」を開催します本展覧会では、堺市内の小、中、高等学校、及び支援学校に在籍する児童生徒が学校へ提出した夏休み自由研究合計約20,000点の中から優れた作品(合計約800点)を展示します。 9月16日(日)には、優秀作品の表彰式並びに代表者3名による研究発表が行われます。 また、優秀作品の中から特に優れた作品を、大阪府学生科学賞や大阪府生徒児童発明くふう展、全国児童才能開発コンテスト科学部門等に推薦します。 児童生徒の力作を是非ご覧ください。 〔展示〕 平成30年9月15日(土)、9月16日(日) 午前10時〜午後4時30分 1Fギャラリー・ホール前 〔表彰式・研究発表〕 平成30年9月16日(日) 午前10時30分〜正午 1Fホール 〔実験コーナー〕 大阪府立大学IRIS・関西科学塾による実験コーナー 「彩の科学〜かくれた色を探そう〜」 平成30年9月16日(日) 正午〜午後3時 図書館棟・多目的スペース 堺科学教育フェスタ 日本技術士会近畿本部「(1)すごいぞ!日本の化学力」では、スライム作りを通して化学反応の不思議さを知り、科学に興味を持つように学習を進めました。 また、「(2)割り箸を使って橋をつくろう」では、三角形の構造のもつ強さを知りました。細やかで根気のいる作業にもかかわらず、参加した子どもたちは集中して取り組んでいました。 小学校理科教材研修会「4年 月や星」研修会は前半の部として、月や星の高度・方位の測定法、方位磁針、星座早見盤、月齢くんの実習を行いました。夜の月や星の観察を補うものとしてのNHKの学習コンテンツをはじめ、インターネット上で活用できるデジタル教材についても学びました。 後半の部では、研修会場をプラネタリウム「堺星空館」に移し、「今日の星空解説」を聞くとともに、子どもたちが夜空の観察を行える機会として、「堺星空館」で週末に実施している「天体観察会」の紹介がありました。最後に4年生対象の学習投影プログラムを鑑賞し、学習内容を事前に確認することができました。 受講者からは、「苦手な単元で、覚えてもすぐにわからなくなります。具体に教えていただき、わかりやすかったです。」「月の満ち欠けを表にしていただき参考になります。」「昼間に月を観察できることや、デジタル教材を活用することも大切なことを知りました。是非、やってみたいと思います。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 第12期「堺・教師ゆめ塾」(第1回)
平成30年9月2日(日)ソフィア・堺において、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第1回)市長による堺市教育講座、開講式を実施しました。
堺市教育講座では、市長が「堺の歴史と先人を知り、順送りとお陰様の心を大切にしながら、ともに支え合い成長する堺っ子を育ててほしい」と熱い思いを述べられました。 開講式では、中谷省三塾長(堺市教育長)が式辞において、「塾生自らが生きる力につながる探究的な学びを実現してほしい」と激励しました。 式後は、作家の中谷彰宏塾頭(堺親善大使)が「承認関係より、学び関係で繋がろう!」という演題で記念講演を行いました。 塾生からは、「堺市の教育についてもっと学びたい」「感謝と尊敬の気持ちを大切に生活したい」などの感想がありました。 これからの7か月間、ゆめの実現に向け、自ら課題意識を持ち、教師としての力量を仲間とともに高め合うことを期待しています。 堺科学教育フェスタ 堺いきもの情報館(堺市環境共生課)ミニセミナーでは、今年1月に特定外来生物に指定されたクビアカツヤカミキリのお話があり、その幼虫はサクラ・ウメ・モモなどの木の内部を食べ枯らしてしまうとのことでした。大阪府でも2015年から見つかっているそうです。 クビアカツヤカミキリ・ヒアリなどの標本があり、スケッチコーナーで注意深く観察しスケッチしている姿も見られました。また、堺いきものクイズコーナーでは、アライグマ・アメリカザリガニ・タマムシ・ニホンカナヘビなどのクイズがあり、子どもたちはクイズに挑戦し、ヒントを頼りに全問正解をめざしていました。 「幼児教育研修」(第3回)
平成30年8月24日(金)堺市立中央図書館集会室と大仙公園において、「幼児教育研修」(第3回)を実施しました。
京都光華女子大学より、菅井 啓之 教授にお越しいただき、研修を行いました。 「身近な自然を見る視点について」と題して前半は、講演をしていただきました。 「身近な自然を見る視点は、ものの見方、考え方であり豊かに生きることである。指導者が様々な気づき、驚く心を持つことが大切である。」と話していただきました。 後半は、公園をフィールドワークして実際に自然にふれ、気づきの観点・自然観察指導のポイントを教えていただきました。 その後、「自然に親しむことは、人間の中核を創ること」と題して自然に触れると情緒豊かになれる、学問の根底である驚く心が育まれる等10個のポイントを教えていただきました。 受講者からは、「大人でも楽しいフィールドワークを子どもたちに伝えていきたいと思いました。」「先生の自然を楽しむ気持ちがひしひしと伝わり、自分もこんな視点を持ちたいと思いました。」「全てが楽しかったです。このわくわくする気持ち、豊かな見方、感じる心、驚く気持ちを是非子どもたちに感じてほしいと強く思いました。同時に自然の大切さ一つひとつが命、生きているということも伝え子どもたちに、感じさせたいです。」等の感想がありました。 堺科学教育フェスタ 堺ディスプレイプロダクト(株)液晶ディスプレイを実際に拡大してみると「赤・緑・青」の光の3原色の色を見ることができ、色がこの3原色から作られていることを学習しました。暗いところで、「赤・緑・青」の光を集めると、「白」が出来ることも、実際に確かめることができました。 また、液晶ディスプレイにまつわる実験やクイズもあり、「偏光シート」の性質について楽しく学ぶことができました。クイズに正解するとさせてもらえる「ガチャガチャ」が、とても人気を集めていました。 堺科学教育フェスタ さかい環境学習クラブ・堺エコロジー大学牛乳・卵・野菜・砂糖や食塩などの食べものや飲み物、土の中などの中から電気を持った原子である「イオン」探しの実験を「電気が通るか通らないか」の観点で進めていきました。 小学生には少し難しい内容でしたが、クイズ方式で実験をもとに丁寧に教えていただきました。分かったときの喜びは大きなもののようで、子どもたちは目をキラキラ輝かせていました。 堺科学教育フェスタ 堺化学工業(株)午前は、「発光ビーズのブレスレット作り」です。参加者は、紫外線で色が変わるビーズを紐に通し、そのビーズに太陽光線を当てて色の変化を確かめました。 午後は、「ぷよぷよビーズ(人工イクラ)作り」です。特別に用意された水溶液をスポイトで吸い取り、別の水溶液に落とすとぷよぷよビーズができます。参加した子どもたちは、綺麗で不思議な化学変化を体験することが出来ました。 科学教育研修「小学校の電気単元の指導」
平成30年8月10日(金)、ソフィア・堺4階実験室において、科学教育研修「小学校の電気単元の指導」を実施しました。
研修会では、3年「電気の通り道」、4年「電気の働き」、5年「電流がつくる磁力」、6年「電気の利用」の単元を平成32年度から完全実施する新しい小学校学習指導要領(理科)の目標や内容に基づき、子どもたちの電気エネルギーについての見方・考え方が発達段階に応じて、どのように深まっていくのかを研修会の前半で考えました。後半は、4学年の主要な12の実験を行い、理科の指導における実験の大切さを実感しました。 受講生からは、「子どもの気持ちになって、いろいろ楽しく経験できました。『すごい!』『やったあー』という感動が授業で大切だと分かりました。」「新しい学習指導要領について各学年のポイントが分かりました。3年から6年の系統性について改めて考えることができました。」「電気単元の単元は苦手意識がありましたが、子どもたちに『楽しい!』と思ってもらえるよう、今日の研修を活かしたいと思いました。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 |
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