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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

第70回堺市学校理科展覧会<教育委員会賞>

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 平成30年度に開催した第70回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物20,031点の中から優れた作品計779点を展示しました。
 優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。

<教育委員会賞>…食品衛生に関する作品の中で最も優れたもの 
 浅香山中学校 第2学年 岡 隆一 さん
 「大根でチーズ」
 麻婆豆腐などとろみのある食物は、食べ進めていくととろみがなくなってきます。何故とろみがなくなるのかを疑問に思い、唾液に含まれるアミラーゼを使って分解の様子を確認しました。また、父の体験をもとに、唾液によるチーズ作りが本当に出来るのかを試みました。アミラーゼを含む5種類の材料で澱粉が液化されることを確認し、全ての材料でチーズのような固形物が出来ました。一度だけ、大根のチーズのホエイ(乳清)にベネジクト液による反応が出ました。この研究で、アミラーゼは唾液以外にも身近な物に含まれていることや、アミラーゼを含む物でチーズは作ることが出来るということが分かりました。僕の大根チーズは未知にあふれる食物です。

授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)

 平成30年10月5日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)」を実施しました。
 教育センターでは、優れた指導実践を行い、教科教育等をけん引している教員を〈コア・ティーチャー〉に認定し、その教育指導技術等を広く発信・普及させることにより、本市の教育水準の向上を図っております。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である八田荘西小学校 中川 貴友 指導教諭が小学3年「分数(全7時間の第2時)」を公開しました。授業では、液量図にめもりを入れて考える活動を通して、分数の意味と表し方について理解を深めました。
 協議会では、受講者からの感想や質問等を通して、本時の学習活動の意図や教材について日々の指導における工夫、課題や習熟度に応じて意図ある分割を取り入れた少人数指導の工夫等を学ぶことができました。
 受講者からは「教材研究の大切さ、子どもの実態に合わせた授業づくりの必要性を感じました」「明日からに活かせるものばかりでした。自校に持ち帰って活用したいです」「少人数の分け方についても新しく知ることができ、参考になりました。」等の感想が聞かれました。

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第70回堺市学校理科展覧会<堺科学教育振興会長賞>

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 平成30年度に開催した第70回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物20,031点の中から優れた作品計779点を展示しました。
 優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。

<堺科学教育振興会長賞>…最も生活に密着し実用的な作品 
 浅香山中学校 第2学年 岡 咲耶 さん
 「化学飯 温熱編」
 今年はたくさんの自然災害が日本をおそいましたが、こんな時、どうしたら自分の命を守ることが出来るかを考えました。通常の環境で水の温度上昇を調べると、60度程度が上限でした。そこで、水と反応して発熱する生石灰を使ってみることにしました。生石灰は、乾燥剤などに使われていますが、その量を増やしたりするなどの工夫をした結果、98度まで温度が上がり、この高温を使って料理に挑戦し、目玉焼き・ナポリタンなどを作ることが出来ました。災害は忘れたころにやってくるので、普段の備えも必要だと思いました。

学校事務職員研修

 平成30年10月4日(木)ソフィア・堺において、「学校事務職員研修」を行いました。
 本研修は、事務職員として必要な幅広い見識と実践力の習得を図ることを目的として実施しています。
 はじめに、八上小学校 清水主査から「『チーム学校』の実現をめざした学校事務の効率化・円滑化・重点化による校務改善」について話がありました。学校徴収金等の基本情報等を入力することで必要書類が自動作成できるアプリを作成し、事務処理の効率化に取り組んでいる紹介があり、受講者の関心をひきました。
 つぎに、子ども青少年局こども青少年育成部子ども家庭課の岩本係長から「虐待から子どもたちを守るために」と題して講話がありました。虐待の現状や児童虐待を防ぐために学校としてできること等について具体的に教示いただきました。また、社会的養護についての説明を聞き、施設養護や里親制度について、認識を新たにしました。
 受講者からは「学校に勤務する者として、教諭とは違う立場から何ができるのか改めて考える場となった。先生方の事務負担の軽減として何ができるか、また子どもたちに対して事務職員として何ができるか、今後の研修としたい。」等の感想がありました。
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第12期「堺・教師ゆめ塾」(第3回)

 平成30年10月7日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第3回)堺学講座を開催しました。
 午前は、堺市博物館の見学と大仙公園日本庭園で茶の湯体験をしました。
 午後は、利晶の杜や堺伝統産業会館の見学を中心に、塾生が考えた見学ルートをもとに堺市街を巡りました。
 塾生からは「茶の湯体験では、礼儀作法だけでなく、人を思いやる心や一期一会など、人としてあるべき姿を改めて感じました。このように歴史から学べることはたくさんあり、今回学んだことを次は教師として子どもたちに伝えられるようにしたいです」「堺で生まれ育った私も知らない堺の歴史や文化に触れることができました。それぞれの場所で出会った観光ボランティアの方が、とても丁寧に説明してくださり、『堺のよさをひろめたい!』という想いが伝わってきました」という感想がありました。

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「課題対応研修(第2回)」

平成30年10月2日(火)ソフィア堺 研修室1・2において、「課題対応研修(第2回)」を実施しました。
第1回に続き横浜国立大学名誉教授 高木 展郎先生にお越しいただき「カリキュラム・マネジメント」と題してご講演いただきました。その後、各学校のグランドデザインを作成し、グループワークを行いました。
前半は、学校教育目標を実現するために、学習指導要領に基づき教育課程を全職員で編成し、それを実施・評価し改善していくことが「カリキュラム・マネジメント」であるということを教えていただきました。また、「カリキュラム・マネジメント」の手順の例や実施する具体の手順についても詳しくお話しいただきました。
後半は、「学校のグランドデザイン」を各自作成し、グループで交流しました。その際、
学習指導要領総則で示されているカリキュラム・マネジメントの6つの視点について考え、深めました。
受講者からは「学校のグランドデザインについて具体的に考えることができるよい機会となりました。」「他校との交流で他校の研修等についていろいろとわかり、とても勉強になりました。」「全職員で共有することの大切さを痛感しました。」等の感想がありました。

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小学校理科教材研修会「5年 雲と天気の変化」

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 平成30年9月19日(水)、9月26日(水)に、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「5年 雲と天気の変化」を実施しました。
 研修会では、はじめに、子どもたちが雲を観察した際にもつ疑問や気づきを予想しました。「今日は、雲が多く天気が悪い」「雲は動いている」「雲の形が違う」「雲の高さが違う」「雲の色が違う」などの気づきが予想されました。続いて、これらの問題を解決する上で有効な教材を紹介し、実際に体験しました。観察を進めるにあたってのポイントとして、雲の動きは、建物や樹木などの目標物を決めて観察するとわかりやすいことや、天気の変化の学習には気象庁や日本気象協会などのホームページで多くの情報や衛星画像が入手でき学習に活用できることなどを学びました。
 受講者からは「ペットボトルを利用した簡単な雲の発生実験は、おもしろいと思いました。」「映像のデータ、天気のことわざ、お天気クイズなど面白そうな教材をありがとうございました。」「台風や大雨などの自然災害が連続して発生しています。子どもたちに防災について伝えていきたいです。」などの感想が寄せられました。
 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。

適応指導教室の非常変災時の措置の改定について

 平素は、本教室の運営にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
 
 さて、非常変災時等の措置につきましては、入室の際に配付し、お知らせしましたが、このたび7月に発生した豪雨等の状況を踏まえて、改訂を行いました。
 つきましては、配付資料をご確認いただき、対応に十分気をつけていただきますようお願い申しあげます。なお、改定を行った内容については、網掛けをして表示しています。

(適応指導教室スプリングポートの配付資料はこちら)
(適応指導教室ユーアイルームの配付資料はこちら)

科学教育研修「木の実を使った工作」

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 平成30年9月5日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)4階実験室1において、NPO法人いっちんクラブ(堺自然ふれあいの森の指定管理)様にご協力いただき、科学教育研修「木の実を使った工作」を実施しました。
 研修会では、採集できるドングリの場所や種類、特徴などを学習しました。また、ドングリや野菜の種などを使った工作を実際に体験しました。
 参加者からは「種やドングリなど自然のもので楽しい作品が作れる楽しさを児童に伝えたいと思います。」「丁寧で十分な準備をしていただいて、安心して学べました。」などの感想が寄せられました。

堺科学教育フェスタ 東急コミュニティー

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 7月14日(土)に行われた科学教育フェスタにおいて、東急コミュニティーは、堺星空館で「Red Planet 〜火星大接近」という題名の自作番組のプラネタリウム無料投影をしました。
 この夏、15年に一度の「火星大接近」が観測されます。地球のお隣の惑星である火星では、今も探査ロボットたちが火星上を移動しつつ、数多くのデータを収集・分析しています。
 赤く輝く惑星から届く最新の映像で、火星の素顔に迫りました。

教育相談実践研修(第1回)を実施しました

平成30年9月19日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修(第1回)を実施しました。

本研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に、5回セットで実施しています。
今回は、教育相談グループの藤田臨床心理士が講師となり、「オリエンテーション・教育相談技法の基礎」をテーマに、相談やカウンセリングの考え方、相談の進め方などについて演習を交えながら行いました。

受講者からは、「ついつい我流で生徒との対応をしてしまうので、基本を学び実践に生かしていきたいと思います。」や「リソースを見つけるためにいろいろ話を聞き出すことを新しく学びました。」といった感想がありました。

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第12期「堺・教師ゆめ塾」(第2回)

 平成30年9月23日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第2回)「人権教育講座」を開催しました。
 人権教育課西岡指導主事から、「学校実習に向けて」と題した講義がありました。
西岡指導主事からは、「学校実習に向けて、教育の基盤である人権という観点から、気づく力を高め、ゆめ塾生として心がけたいこと(協力・尊重・守秘)を感じることの大切さについて」の話がありました。
 講座を受けた塾生からは「児童・生徒に『人権を大切にしようね』と言う前に、まずは先生として自分が人権について理解し、深く学ばないと指導することはできないと実感しました。」や「朝の会や終わりの会で、お互いを認め合える機会を設けてみれば、人権教育につなげることができるのではないかと考えました。また、私自身がもっと人権教育を勉強しなければと思いました。」という感想がありました。

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堺科学教育フェスタ (株)つぼ市製茶本舗

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 7月14日(土)に行われた堺科学教育フェスタにおいて、「株式会社つぼ市」は「一杯のお茶が出来るまで」のテーマでワークショップを開催しました。
 はじめに、お茶の製造工程をビデオも見ながらに勉強しました。緑茶・ウーロン茶・紅茶は、お茶の葉を加工して作ったお茶の仲間です。茶の葉は、摘み取るとすぐに酸化して傷むので、すぐに蒸します。その後、何回ももんでは乾燥させ、形や大きさを整え、お茶が出来上がります。昔は、手作業で行っていましたが、今は、機械でほとんど作業をしています。
 お茶には、色・味・香があり、その違いを楽しむことがお茶の味わいです。お茶は、適温で入れて早く飲むことが大切であることを知りました。
 お茶をおいしくいれる方法として、お茶碗にお湯をいれて人数分の量を量り、一人3gの茶葉の量を使って、70度ぐらいのお湯を入れると、お茶のうまみ味や甘みが出て、とてもおいしいお茶を飲めますよと教えていただきました。

堺科学教育フェスタ 大醤(株)

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 7月14日(土)に行われた堺科学教育フェスタにおいて、「大醤(株)」は、「醤油の科学」というテーマでワークショップを開催しました。
 醤油には、独特の味・香り・色があり、ブースの外までいい香りが漂っていました。
 香りの成分は、約300種類もあるそうです。原料は、大豆・塩・小麦・こうじ菌ですが、それを知っている子どもたちもいました。蒸した大豆、炒って砕いた小麦、濃い塩水、こうじ菌を混ぜ合わせてもろ味とし、約半年間空気を入れながらねかせるともろ味から醤油の元へと育っていくことを、材料や途中のもろ味を見比べながら学びました。
 また、新鮮な醤油の色は光を当ててみると赤っぽく見えます。それが醤油の色です。しかし、使っているうちに空気にふれて、だんだん黒っぽくなるそうです。
 さらに、小麦のデンプンが糖に変わる変化では、ヨウ素液と酵母を使った実験がありました。デンプンにヨウ素液を入れると青紫色になりましたが、酵母を入れた液を入れるとだんだん青紫色が消えヨウ素液の薄い茶色に変わりました。
 クイズ、観察、実験があり、楽しいワークショップでした。

「人権教育研修」(第4回)

 平成30年8月9日(木)ソフィア・堺において「教職員人権研修(障害者理解)」を実施しました。本研修は、「人権教育基本法方針」及び「人権教育推進プラン」等の意義を踏まえ、同和問題をはじめとする様々な人権問題について認識を深めるとともに、人権意識の高揚と実践力の向上を図ることを目的としています。
 今回は、平成29年4月「堺市手話言語の普及及び障害者のコミュニケーション手段を促進する条例」の施行に伴い、教職員として手話や聴覚障害者への正しい理解と認識を高めることをねらいとし、「伝えあうために 教師ができること〜ろうあ者から学ぶコミュニケーション言語〜」と題して、先天性聴覚障害者の方と手話通訳士の方からご講話いただきました。
 グループワークや講話を通して「聞こえないこととは」という具体的なお話の中から、「手話は言語である」こと、「伝えたいという気持ちで接する」こと、「日常での配慮や緊急時の対応」などについて学びました。また、学校現場で日常的に使用する手話を学ぶことで、手話を学ぶことの意義を伝えていただきました。
 受講者からは「とても勉強になりました。“伝える”ということも言語、手話、様々な方法があり、多様に対応できるよう柔軟にフラットでいたいと思います。また、発展的に手話などの研修があれば受けてみたいです。多様性、多様性と口に出していますが、本当の意味での多様性をもっともっと学び、配慮支援できる自分でありたいなと強く感じました。」等の感想がありました。

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