最新更新日:2024/12/03 | |
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小学校理科教材研修「3年 電気で明かりをつけよう」研修会では、まず、学習指導要領解説から指導内容の確認を行いました。次に、3年生の子どもになったつもりで、自動車模型の豆電球が点いたり消えたりする様子を見て子どもたちがもちそうな疑問を考えました。そこから、豆電球はどんな時に点くのか、乾電池と豆電球をどのようにつなげば点くのか、また、どのようにつないだ時は点かないのか、などを考えました。いろいろなつなぎ方をしてみると、豆電球は点いたり点かなかったりします。その結果からどんなつなぎ方をすれば豆電球が点くのか、実際に子どもたちが活動するように進めました。 受講者からは、「子どもに体験させる時間をたくさんもたせたいと思いました。金・銀の色紙も面白かったです。教員でやってみたいです。」「この単元は、子どもたちも一人ひとりキットを用意して行うので、比較的関心を持ちやすい分、しっかり大切なことは知識として残るような組み立てをしていきたいです。実験をする前に予想させることの大切さを改めて感じました。」「楽しく研修を受けられました。子どもたちにも楽しんでもらおうと思います。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 「ワーク・ライフ・バランス研修、課題対応研修(第3回)」
平成30年11月29日(木)ソフィア堺 研修室1・2において、教職員企画課による「ワーク・ライフ・バランス研修」及びセンターによる「課題対応研修(第3回)」を実施しました。
ワーク・ライフ・バランス研修では、学校専門ワーク・ライフ・バランスコンサルタントの澤田真由美先生から、学校園における働き方見直しについて、意義や実際の事例を教えていただきました。 課題対応研修(第3回)では、日本産業カウンセラー協会の峯千奈津先生から、パワーハラスメントについて、起こる原因や職場に与える影響、裁判事例やパワハラの種類について教えていただきました。 受講者からは「働き方改革についてのお話は、自身の悩みを解消できるきっかけになりました。エネルギーが湧いてきました」「漠然としたものが、具体的ステップとしてみえてきました。学校内で行動にうつしていきたいです」「新たな視点、考え方のヒントをもらったような気がします。今後も協力して、より良い職場環境をめざしていこうと思いました」等の感想がありました。 研修主任研修(第3回)
平成30年11月15日(木)庭代台中学校において、中学校、高等学校、支援学校の研修主任を対象に「研修主任研修(第3回)」を実施しました。
本研修は、校内研修の運営及び内容の充実に向け、担当者の専門的知識を高め、実践的指導力・組織運営能力の向上を図ることを目的としています。 今回は、庭代台中学校が実施しているテーマ別グループ研修による公開授業及びその後の協議会を参観し、実際の校内研修をもとに研修を行いました。 庭代台中学校では全教員が8つのグループに分かれ、それぞれのグループが授業改善に向けたテーマを決め、全教員が授業を公開しています。また、授業を参観する際には授業観察チェックシートに記録したり、協議会では授業改善検証シートを活用したりして、組織的な校内研修に取り組んでいます。 公開授業や協議会の参観後は、庭代台中学校の校内研修を参考に、自校における校内研修の推進のために、企画・運営、協議会の持ち方等について話し合いました。 研修参加者からは、「実際の校内研修の様子を見ることができ、とても参考になった」「教科の壁を取って、全員でよい授業づくりをしようとしている」「研修に対する教職員の意識から変えていかなければいけない」「継続的な研修の進め方についてもっと知りたい」等、多くの感想が寄せられました。 第12期「堺・教師ゆめ塾」(第6回)
平成30年11月18日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第6回)道徳授業講座・人権教育講座2を堺市立人権ふれあいセンターで開催しました。
午前の道徳授業講座では、特別な教科道徳におけるねらいや指導法について教材を用いながら具体的に学びました。 午後の人権教育講座2では、舳松人権歴史館の見学と人権に関するDVDを閲覧し、堺市立人権ふれあいセンターの職員の方から人権教育で大切にしてほしいことについて話がありました。 塾生からは「道徳科という授業では、内面的資質を育てていくということも学びました。多面的・多角的に考えられるような発問も大切だと思いました」や「まずは私が人権教育について正しい知識を身につけていくことが大切だと強く感じました」という感想がありました。 小学校理科教材研修会「4年 ものの温度と体積」研修会では、まず小学校学習指導要領から、「ものの温度と体積」で扱う指導内容の確認を行いました。次に、お湯を入れた水槽と冷水を入れた水槽に栓をした丸底フラスコをつけるとどんなことが起こるかを観察しました。お湯の方は栓が飛び出すけれど、冷水の方は何も起こりません。フラスコを入れ替えてもやはりお湯の方だけ栓が飛び出します。温度計によって温度も確かめ、これが水の温度によって起きる現象であることを確認しました。 続く授業体験は「堺版授業スタンダード小理」の流れに従い、児童から出てくる予想を考え、その予想を確かめるための実験方法を考え、考えた予想と方法で実験し、結果、考察、まとめ、ふりかえりという流れで行いました。授業展開に沿って実習を行いながら、熱いお湯を使う上での注意点や準備物などを確認し、学校で行う実際の授業に備えました。 受講者からは、「導入の事象提示例を教えていただき、助かりました。どうしたら興味を引けるのかが難しいです。」「水の体積変化を調べる実験では、湯ざましの水を使うということを初めて知りました。勉強になりました。」「4年生にとって初めての大がかりの実験なので、楽しく丁寧に教えていただき、とても参考になりました。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 小学校理科教材研修会「5年 流れる水のはたらき」今年度より学習指導要領の改訂に伴う移行期間に入りました。そこで、研修会では、まず、小学校学習指導要領理科における理科の目標や指導内容の変更点や重点について研修ました。続いて、教科書の川の写真から考えられる問題づくり、雨の日の校庭の水の流れの観察、上流の石と下流の石の違いについての観察・実験、デジタル素材の有効な活用方法などについて考えました。 受講者からは、「この単元は活動させにくく、指導しにくい学習なので、単元展開や授業づくりを丁寧に教えてもらえて助かりました。理科的な見方や考え方を意識して授業を進めていきたい。」「いつも実験に失敗したり、思うような結果が出なかったりして困っていたので、実験のコツを教えてもらって良かった。」などの感想が寄せられました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。 第12期「堺・教師ゆめ塾」(第5回)
平成30年11月4日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第5回)堺学講座の発表、HWディスカッション・授業実践力養成講座2を開催しました。
堺学講座の発表では、塾生たちが10月7日に行われた堺学講座で学んだことをクイズ形式や劇などにして表現していました。 HWディスカッションでは、塾生が選んで読んできた教育書をもとにグループで「教壇に立った時大切にしたい点」について共通する考えを見つける活動をしました。 授業実践力養成講座2では、支援教育課 富耒佐世子指導主事から、教育のユニバーサルデザインの基本的な考え方や、算数の授業のビデオを観て、授業のユニバーサルデザインのありかたについて学びました。 塾生からは「新聞記事にまとめるだけではなく、発表をすることで、より堺のことを深く知ることができました。同じ場所や人物についても、グループによって着眼点が違い、新たな発見がありました」や「私が選んだ本の種類とは全然違った本をグループの方々が読んでいて、読んでみたい内容ばかりでした。共通点探しでは、子どもが自己肯定感や自尊感情を持てるような声かけという意見にまとまりました」や「ユニバーサルデザインの視点は全ての子どもにとって優しく、分かりやすい授業や学級づくりに繋がると思います。多面的に子どもの視点に立って、物事を考えることを大切にしていきたいです。子どもの困っていることに対して、一緒に考えていく教師に私はなりたいです」という感想がありました。 第12期「堺・教師ゆめ塾」(第4回)
平成30年10月21日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第4回)教職教養講座1、授業実践力養成講座1を開催しました。
教職教養講座1では、教職員人事課佐古田主任管理主事の進行により、ワールドカフェのスタイルで、さまざまな不祥事や、教育公務員として気をつけるべきことについて学びました。また、授業実践力養成講座1では、教育センター福岡指導主事と東浅香山小学校 阪下 夏未教諭より、模擬授業を通して、子どもを理解しながら、どのように授業づくりをするかについて考えました。 塾生からは、教職教養講座1では、「今までも意識していましたが、改めて心のブレーキをかけようと思った」「ワールドカフェ方式で、リラックスして対話できた」や「法律についても学びたい」という感想がありました。また、授業力実践講座1では、「授業づくりは、人権感覚が大切だと思った」「授業への工夫や支援を惜しまない教員になりたい」や「どの子どもの意見も学びにつなげられるようにしたい」という感想がありました。 学校衛生管理・食育研修(10月30日)前半は、公益財団法人 大阪府学校給食会 食育推進支援セミナーの日下豊子先生より、「チーム学校としての食育の推進について」というテーマで講演がありました。「柏餅はなぜ葉をまいている?」や「七草粥をなぜ食べる?」など実際の授業でも使えそうな例をおりまぜながら、食育の大切さをふりかえるお話がありました。 後半は、大阪はびきの医療センター小児科の亀田誠主任部長より「食物アレルギーの予防」というテーマで、学校全体で危機管理にあたることの重要性や、食物アレルギーの種類や現状について詳しくお話しいただきました。 受講者の方からは「食育を推進することが大切だと感じました。また、アレルギーに対する意識も再確認することができました。」や「危機管理として食物アレルギーのことをしっかりと確認しなければならないと感じました。情報をしっかり把握していかなければならないと思いました。」という感想がありました。 第70回堺市学校理科展覧会<読売新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <読売新聞社賞>…研究物の中で最も優れたもの 八田荘中学校 第2学年 冨士 千聡 さん 「貝〜この1年の成果とまとめ〜」 昨年の自由研究では、「琴引浜貝殻標本」を作りましたが、採集した貝殻の名前を同定するのにとても手こずりました。そこで、この1年、同定する力を身につける努力をしてきました。 今年の自由研究では、まず、貝殻を見分けるポイントについて、この1年に同定できた232種の中からよく見る種を科ごとにイラストとともにまとめました。 また、貝殻の採集した10地域を内湾(大阪湾)、外洋、砂浜、岩礫地といった環境別に分け、異なる海岸による7つの比較・検討を行いました。 第70回堺市学校理科展覧会<毎日新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <毎日新聞社賞>…製作物の中で最も優れたもの 西百舌鳥小学校 第3学年 清野 航士朗 さん 「飛行機はなぜ飛ぶのか」 飛行機はなぜ飛ぶのか、不思議に思い研究しました。そして揚力についての実験模型をつくりました。自作の送風機で揚力を発生させ、飛行機を飛ばしています。勢いよく飛ぶように、飛行機の位置、フードの形を試行錯誤しました。 第70回堺市学校理科展覧会<産経新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <産経新聞社賞>…環境に関する作品の中で最も優れたもの 浜寺昭和小学校 第5学年 升岡 渚 さん 「『シロアリ』って本当にこわい虫?」 今年、突然家の中に、シロアリの羽アリが飛びこんできました。シロアリは家の木を食べる悪い虫と言われていますが、それは本当でしょうか。そこで私は、シロアリのことを調べてみることにしました。 シロアリはゴキブリの仲間で、木を食べて生きています。実は、アリにも負けてしまうとても弱い虫で、自分たちがアリなどにおそわれないように、ぎ土やぎ道を作って外から見えないようにして生活しています。堺市内の公園でも、ぎ土やぎ道を観察することが出来ました。調べてみた結果、シロアリは、林や森でたおれた木を食べて土にもどしてくれる、地球にとってとても大切な虫だということがわかりました。 第70回堺市学校理科展覧会<朝日新聞社賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <朝日新聞社賞>…最も創意工夫に富み独創的な作品 赤坂台中学校 第1学年 登 大二郎 さん 「柿渋と漆喰 〜熊本城の壁材の研究と修復調査〜」 地震で被害を受け修復中の熊本城を見学した際、柿渋と漆喰が不足していることを知りました。城の壁の塗料として使われた柿渋と漆喰の特性を調べることを目的に研究を行いました。8つの実験を行い、1.柿渋と鉄が反応して黒くなること、2.柿渋に防カビ・撥水効果があること、3.漆喰に防炎効果があることを明らかにしました。 第70回堺市学校理科展覧会<大阪府立大学長賞>優秀賞45点の中から、さらに特別賞に選定された7作品を紹介します。 <大阪府立大学長賞>…将来の研究に最も期待を抱かせるもの 浅香山中学校 第3学年 當 真奈実 さん 「牛乳原料・豆乳原料プラスチックの研究」 趣味でレジン(樹脂)工作をしていますが、材料から自家製でできないかと思っていたところ、牛乳からプラスチックが自作できることを知りました。そこで実際に色々な牛乳や豆乳でプラスチックを作り、収量や造形性、強度などを比較してみました。 牛乳プラスチックの造形性や強度は、材料となる牛乳の脂肪分と関係していることがわかりました。 教育相談実践研修(第2回)を実施しました
平成30年10月17日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修(第2回)を実施しました。
本研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に、5回セットで実施しています。 今回は、教育相談グループの高森臨床心理士が講師となり、「見立てと支援【事例検討】(発達面が気になる子ども)」をテーマに、子どもの見立てや支援を行う際のポイントを講義と演習を交えながら学びました。後半では、事例検討の方法を学び、グループに分かれて仮想事例の検討を行いました。 受講者からは、「グループでの事例検討では、異なる立場の先生方と話すことができました。立場によって考える支援が異なり、改めて多面的に考えることが大切だと思いました。」や「知らない事を学ぶことができたので、自分のものとして活用できるようトレーニングしていこうと思います。」といった感想がありました。 |
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