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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校英語)

 平成31年2月15日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校英語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である八田荘中学校 竹田 純子 教諭が2年英語「Yui−To Share Is to Live(全6時間)」の単元の第1時の授業を公開しました。
 受け身を用いた表現の意味や使い方に自ら気づき、その意味・用途を理解することやアクティビティを通して、自らその表現に慣れ親しみ、文法項目を使う文を表現することを目標にしています。
 授業では、聞きなれた音楽を用いて誰によって歌われているかをクイズ形式で質問し、グループ対抗で自然と受け身の文を作れるような工夫がされたアクティビティに取り組みました。思考・判断・表現する場面が繰り返しあり、学習内容の理解が定着していることが感じられる授業でした。
 協議会では、オールイングリッシュでの授業に必要な工夫や、分かりやすいパワーポイント作成についての質問が出たり、竹田教諭の授業にこめた思いを聞いたりすることで多くの学びがありました。
 受講者からは「様々なアクティビティを取り入れた授業で、生徒たちに楽しみながら定着させることができ、とても勉強になりました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校数学)

 平成31年1月25日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校数学)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の1人である五箇荘中学校 福元 仁美 指導教諭が2年数学「図形の性質と証明(全18時間)」の単元の第13時の授業を公開しました。
 習熟度別少人数授業で長方形、ひし形、正方形の定義を理解することや長方形の対角線の性質を調べることをねらいとしています。                    
 授業では、どの子もこれまでの学びを土台に力が発揮できるようパワーポイントを使用して、既習事項を確認しました。長方形の対角線の性質を学習する場面では、雑巾の対角線に縫われた紐を利用し、長方形の対角線の長さが等しいことを視覚的にわかるようにし、生徒の関心を引いていました。また、証明に取り組む場面では、生徒が取り組みやすいようにスモールステップを踏んだワークシートを活用し、論理的に説明できるようにしていました。
 協議会では、生徒へのかかわり方や環境づくり、具体物の準備や学習内容と日常生活をつなげることの大切さなどが受講者で話し合われました。また、授業での工夫点や生徒とのかかわり方などを福元指導教諭から聞くことで多くの学びがありました。
 受講者からは「数学と日常生活をつなげることはとても大切で実践したいと思いました」や、受講した小学校教諭からは「小学校での基礎(知識、具体的操作の経験、説明する力)が改めて大事だと思いました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校算数)

 平成31年1月17日(木)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である槇塚台小学校 松阪 一樹 教諭が6年算数「資料の調べ方(全8時間)」の単元の第6時の授業を公開しました。
 おおなわ大会に出る学校代表をどのチームにするか、練習記録の度数分布表、柱状グラフ、折れ線グラフから資料の特徴をよみ取って、なぜそのチームを選んだのか、筋道を立てて説明することを目標に展開しました。
 その後の協議会で、松阪教諭は、「ちらばりを見るには、柱状グラフは便利だけれど、折れ線グラフは、時系列に並んでいて、そのチームの上達の様子を見ることができる、それぞれの主張に根拠をもって語ってほしかった」と授業にこめた思いを語っていました。
 受講者からは「たくさんある資料を真剣に見る子どもの姿、様々な意見の交流、松阪教諭の細やかな子どもへの配慮、授業設定に感動しました」「子どもの情意をわかせるためには、単元を通した丁寧な指導と問題提示の工夫が大切だと改めて感じました」等の感想が聞かれました。
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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校国語)

 平成30年11月15日(木)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校国語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である上野芝中学校 杉本 亜喜子 教諭が2年国語「いにしえの心を訪ねる 『扇の的』―『平家物語』から(全7時間)」の単元の第4時の授業を公開しました。
 「平家物語」の武士たちの生き方と表現の効果について考えを深めることがねらいです。 
 授業では、杉本教諭から古典を読む際の複数の「読みの視点」が示され、子どもたちはその中から、対比構造や情景描写に着目し古典を読み深めていきました。
 協議会では、古典の授業づくりやグループワークの効果的な進め方等について質問が出ました。杉本教諭から質問に答えていただくなかで、日々の授業においてどのように生徒と向き合い指導しているか等の助言もいただきました。
 受講者からは「ノート指導やグループでの考えの深め合い、単元を通したカリキュラム等、これから生かしていきたいと思います」「しっかりと授業計画を立て、考えたりできる授業を心掛けたいです」等の感想が聞かれました。

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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(小学校国語)

 平成30年9月28日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校国語)」を実施しました。
 授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である平岡小学校 青木 寛典 主幹教諭が4年国語授業を公開しました。
 単元名は、「物語を読んで、考えたことを話し合い、決めつけないで見方を変えよう」教材は「ごんぎつね」の授業でした。単元の中で並行読書を位置づけ、子どもたちに幅広く読書する力や、単元で培った力が自力で本を読む際に転移できるような展開でした。
 本時は、全体計画の3時間目の授業公開でした。子どもたちが、物語を読み、疑問に思ったことや、友だちと考えていきたいことを出し合い、学習計画を立てました。子ども自身が、自分たちの読むための課題を見出し、目的をもって単元の学習を進めることができる展開でした。友だちと教材と対話しながら学習を進めていました。
 授業後の協議会では、青木主幹教諭の、ノート指導や音読指導の工夫など、普段の授業改善に資する質問が多数ありました。青木主幹教諭の授業にこめた思いを聞くことで、日々の学習の積み重ねの大切さと、次期学習指導要領の改訂の趣旨をふまえた授業づくりについて学ぶことができました。
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教育相談実践研修(第5回)を実施しました

平成31年2月20日(水)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)セミナールーム1において、教育相談実践研修(第5回)を実施しました。

本研修は、子どもの見立てや支援方法を学び、子どもや保護者との信頼関係を築くための技能を習得して実践できるようになることを目的に5回セットで実施してきました。
今回は、教育相談グループの藤田臨床心理士、高森臨床心理士が講師となり、「実践報告・自己理解」をテーマに研修を行いました。
まず、本研修を通して“取り組めそうだ・活用できそうだ・自分にしっくりくる”と感じた方法・考え方や、それをどのように実践したかをグループで共有しました。その際、聞く人は話している人を労い、話している人のリソースを見つけながら聞くなど、本研修で学んだことを活用しながら行いました。その後、アンガーマネジメントの視点から自分の思考のタイプを知り、自己理解につなげました。

受講者からは、「取り入れやすい内容も多く、とても勉強になりました。ぜひまた継続して学びを深めたいです。」や「最後、みなさんの取組を聞かせていただけたので、今後の参考にさせていただきます。」といった感想がありました。

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第12期「堺・教師ゆめ塾」(第10回)

 平成31年2月17日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第10回)にて、模擬授業を行いました。
 今までの学びを活かして、それぞれが考えた授業を行い、同じグループの塾生は児童・生徒役で参加します。模擬授業の後、塾生同士で、よりよい授業にしていくためにはどういった部分を修正していけばよいか活発な討議がなされていました。最後には指導主事やゆめ塾担当指導員から、指導助言を受け、授業づくりをするうえでのアドバイスをもらいました。
 塾生からは、「主体的に学びに取り組むために、子どもの疑問を引き出すことの大切さや、子どもが学んだことを実感するためのふりかえりの時間の大切さを他の塾生の授業を受けることで学ぶことができました」「学年ごとの発達段階を考えた表現の仕方はとても重要であることを学びました。今回の経験は貴重な時間となり、この学びを生かして教育現場で授業を行うのが楽しみです。」という感想がありました。

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特別支援教育研修(第3回)

 平成31年2月7日(木)ソフィア・堺において、「特別支援教育研修(第3回)」を実施しました。
 第3回は、校園内支援体制づくりにおける特別支援教育コーディネーターの役割を中心に研修しました。
 はじめに、第2回の研修で作成したアセスメントに基づく「個別の指導計画」を各学校園でどのように活用したか等について交流しました。受講者は「校内委員会で検討した。学年で共有し、組織的に対応した。」等、自校の実践について活発に話し合いました。
 次に、東浅香山小学校の特別支援教育コーディネーターである若林教諭から校内支援体制づくりについて実践報告がありました。東浅香山小学校では「学習支援対策委員会」として校内委員会を開催し、担任が気になる児童について相談できる場として、また実態把握をもとに個別の支援の手だてやどのような学びの場が必要か等を検討する場としています。支援を必要とする児童を全教職員で情報共有するため、共有フォルダにあらかじめ情報を入力するなど工夫し、実効性のある校内支援体制をめざして取り組んでいます。
 最後に、実践報告に対する助言とともに「校内支援体制の構築と専門機関との連携」と題して、関西国際大学 中尾繁樹 教授からご講話いただきました。的確なアセスメントのために実態把握の視点を増やすこと、分析の精度を高めること、聴く力や伝える力、共感する力が大切であること、教員の立場でなく困っているAさんの立場で見るといった教員の意識をかえること、情報を共有し組織的に対応すること、そして対応した後の評価をすることも必要であるとご教示いただきました。
 受講者からは「個を見て考えることの重要性をあらためて感じました」「組織としての支援体制の重要性について再認識しました」等の感想がありました。
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学校マネジメント研修(第2回)

 平成31年2月5日(火)ソフィア・堺において、「学校マネジメント研修(第2回)」を実施しました。
 はじめに、主幹教諭や指導教諭の役割の確認、第1回の研修のリフレクション、そして、事前の課題レポートをもとに今年度、各校においてどのような役割を果たしてきたかを交流しました。
 その後、主幹教諭・指導教諭の重要な職責の一つである人材育成について、兵庫教育大学 浅野 良一教授から「学校における人材育成の推進」と題して講話いただきました。
 浅野教授は「教職員が伸びる機会は(1)個別指導や(2)学校内外の研修会といった『意図的な教職員への育成活動』もさることながら、(3)校務分掌・仕事の割り当て等、管理職のマネジメントのあり方や(4)職場内でのコミュニケーション等、本来は育成を目的とした活動ではないが、結果的に教職員の育成に影響を与えている『無意図的な教職員への育成活動』がある。学校内で行われているさまざまな活動や取組を教職員の育成の観点から見直すことが重要である。」と指摘されました。
 また、教職員のやる気を引き出す手立てについて、達成、承認、仕事そのもの、責任、昇進等、動機づけ理論に基づき、分かりやすく説明いただきました。
 受講者は学校規模ごとの小グループで、自校における人材育成について意見交流しました。「若手教員を育成するヒントを得たように思います」「何気ない声かけが育成につながると感じました」「講話や交流を通して、人材育成の具体的アイデアを聞き、是非自校で実践したいと思います」等の感想が聞かれました。
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「研修主任研修(第4回)」

 平成31年1月24日(木)堺市教育文化センター(ソフィア・堺)研修室1・2において、「研修主任研修」(第4回)を実施しました。今回のねらいは、今年度実施の研修を振り返り、見出された課題を次年度につなぐ組織的・継続的な研修実施の方法についての理解を図ることでした。
前半は、幼稚園・小学校は研修室1・2、中学校・高等学校・支援学校は研修室3に分かれ、チェックリスト(本市「校園内研修ガイドブック」35ページに掲載)により、今年度の研修状況を振り返りました。各自での振り返りをもとに、組織的・継続的な研修について、各学校園の状況等についてグループ内で意見交流をしました。
 後半は、研修室1・2において、「次年度に向けた、研究テーマの見直しや発展」と題し、大阪教育大学 木原俊行教授より、
・3つの情報源(日々の子どもの様子、全国学力・学習状況調査等のテスト結果、学校教育アンケート)をもとに、成果と課題を整理し優先順位をつけ、何ができていれば「よし」とするかを共通理解しておく。
・研究テーマの設定にあたっては、どのようなキーワードで子どもの育ち(めざす子ども像)を共有するか。
・研究テーマの組織化のためには、テーマを4つ程度の視点で具体化する。
など、来年度の研究テーマ設定について助言・提案がありました。
 受講者からは、「めざす子ども像や教員それぞれの考え、学校として取り組みたいことについて、本日の研修で使ったシートを全員に配付し記入してもらいしっかり話し合おうと思います。」、「来年度の研修に向けて、研修主任だけではなく、周りの先生たちも巻き込む必要があることが深くわかりました。」などの感想がありました。

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第12期「堺・教師ゆめ塾」(第9回)

 平成31年2月3日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第9回)にて、「卒塾生と学ぶ」を開催しました。
 堺・教師ゆめ塾、卒塾生の8名の現職の先生方を講師として招き、「2030年の学校はどのようになっているか」というテーマについて一緒に対話を重ねながらアイディアを出し合いました。その後、それぞれのグループが考えたことを模造紙やホワイトボードなどを使用しながらわかりやすく説明したり、劇にしたりして発表しました。最後に、今回のワークショップを通して、学習者が主体の授業とはどのようなものか考えて今回の活動を振り返りました。
 塾生からは、「今回の『卒塾生と学ぶ』講座を通して、一番印象に残ったことは、教師は学び続けなければならないということです。将来どんどんICTが発展していく中で、それをどのように活用すれば学び手がよりよく学習できるのかを考えていく必要があると思いました」「実際の現場で働く先生方の話を聞くことができました。私が特に印象に残ったことは、新しく取り入れられたことは自分で学んでいかなければならないということです。教員自身も学び続ける姿勢が大切だと思いました」という感想がありました。

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第12期「堺・教師ゆめ塾」(第8回)

 平成31年1月20日(日)、第12期「堺・教師ゆめ塾」(第8回)にて、選択講座、スペシャリスト講座を開催しました。
 選択講座では、「情報教育講座」「外国語講座」「理科実験講座」の中から、塾生が選択した講座を受けます。情報教育講座では、「情報教育のめざすもの」と題して実際にICT機器に触れながら授業のつくりかたや校務での活用例を学びました。外国語講座では、福泉小学校 田宮教諭による模擬授業を通して外国語の授業に求められることや授業づくりに大切なことを学びました。理科実験講座では、実験室にて回路を作って電球を光らせたり、雪の結晶を作ったりして実際に実験を行いながら本物に触れることの大切さや理科の授業づくりについて学びました。塾生からは「自分たちが楽しんで英語で活動することで、子どもたちも英語が好きになると学びました。」「実際に現場で使われているタブレットや電子教材を使わせてもらい、操作が意外と簡単で、今までよりも効率的に授業を行えることを学びました。」「実際に自分でやってみることで、間違いや法則に気づけ、わからないことをどんどん聞く探究心も生まれることに気づきました。」という感想がありました。
 午後のスペシャリスト講座では、堺市出身の脚本家今井雅子さんから、「石ころを宝石に『なんで』『そんで』で光らせる」の演題でご講演いただきました。講演では、キャリア教育の一つの視点として「脚本家」としての視点や教員はどのように「働く」ことを考えるとよいのかについて、脚本家の仕事と教師の仕事の共通する部分にも触れながらお話ししていただきました。塾生からは、「今井先生は『なんで?』『そんで?』『へぇ〜!』を多く拾うというのは授業で大切なことだと教えていただきました。教育とのつながりが多く、一つひとつの言葉が学びになりました」「問いかけを大人がきちんと拾ってあげることで、子どもたちの想像力・好奇心を育てることがわかりました。子ども一人ひとりの個性を教師が認めることで、子どもたちでもお互いの「色」を見つけられるようなクラスを作りたいと思いました」という感想がありました。

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小学校理科教材研修会「4年 水のすがたとゆくえ」

 平成31年1月9日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「4年 水のすがたとゆくえ」を実施しました。

 研修会では、まず新学習指導要領における目標を確認してから、水が沸騰しているやかんや、プラコップに入れた湯・水・氷水などを観察しました。実験では、水を加熱・冷却するにも時間がかかりますから、その所要時間も計りながら観察しました。また、氷・水・水蒸気のうち、水蒸気だけが目に見えないことや、冬に見られる水道管の凍結などについても確認しました。

 受講者からは、「教科書を見ただけではわからない実験のポイントがわかってよかったです。」「いつもわかりやすい講習会で助かります。子どもたちも理科の成績がだんだん上がってきているように感じています。」「可能な限り講習会に参加して学んでいます。いつも楽しく学べるし、コツや豆知識を教えてもらえるので助かります。」などの感想がありました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。
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小学校理科教材研修会「5年 電磁石のはたらき」

 平成31年1月4日(金)と9日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「5年 電磁石のはたらき」を実施しました。

 研修会では、まず、今年度より移行期間に入った新しい「小学校学習指導要領理科」の目標や本単元にかかわる指導内容について考えました。続いて、単元全体の構成を考えた後、導入の事象や活動例を紹介し、実際に実験を行うことで、子どもたちがどのような問題意識を持つのかを考えました。また、永久磁石の性質を確かめた上で、電磁石の極に関する実験を行いました。さらに、電磁石の強さを変える条件をつきとめる実験では、調べる条件(コイルの巻き数、電流の強さ、導線の長さなど)を意識させることの大切さを考えました。最後に、電磁石を活用した物づくりの例として、強力電磁石や電磁石つりざお、クリップモーターなどにふれました。
 受講者からは、「実際にやってみるとよく分かります。子どもにも実際にやらせて、そこから確認できたり疑問を持たせたりすることが、深い理解につながることが分かりました。」「実際に使えるプリントや教材をいただき、ありがとうございます。子どもたちに楽しい理科の授業ができそうです。」などの感想が寄せられました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。
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小学校理科教材研修会「3年 じしゃくのふしぎ」

 平成30年12月28日(金)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「3年 じしゃくのふしぎ」を実施しました。

 研修会では、まず、新学習指導要領における教科の目標を確認し、続けて、この単元の目標・内容や、導入のしかたを考えました。学習にあたっては、磁石を手に取って様々な活動をすることが必要です。身近なところで使われている磁石、またその使われ方を確認し、子どもたちが考えそうな気づきや疑問から問題作りへ。その後、理科授業スタンダードの流れで問題解決を進め、想定される実験を実際に行いました。

 受講者からは、「毎回、理科の授業をする前に教師自身が実験する大切さを感じます。実際に体験すると、よく身につくことを実感します。子どもに疑問をもたせた上で活動することが、本当に大切だと思いました。」「理科は、事前の準備や実験が大切だと強く感じました。また、子どもたちがやりたいと思ったことをさせてあげられるように、積極的に理科室を活用したいと思います。理科のこの楽しさを子どもたちも感じることができるよう、3学期もがんばります。」「自分自身、童心に帰って楽しむことができました。クラスの子どもたちにも十分活動する時間を確保してあげようと思います。」などの感想がありました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。
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