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教育委員会からのお知らせ(各学校園の最新記事はこの記事の下をご覧ください)

中学校教科別研修(第3回)

11月、ソフィア・堺において、「中学校教科別研修(第3回)」を実施しました。
第2回に引き続き、夏季休業中グループ別に作成したテスト問題と、授業デザインを持参し、さらなる練り上げを行いました。
受講者からは、「評価とテストと授業の関連性をもっと意識しようと思った。」「今後の自分自身の授業にどんどん取り入れたい。」といった感想がありました。
次回は2月、受講者全員で、作成したテスト問題と授業デザインについて相互に発表を行います。

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「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校国語科)」を行いました

 平成29年11月16日(木)堺市立平岡小学校第6学年1組教室を会場として、青木主幹教諭による「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校国語科)」を実施しました。
 単元名は、「筆者のものの見方をとらえ、読み取ったことや感じたことを鑑賞文で表現し、中学生と鑑賞交流しよう」です。
本単元では、単元を貫く言語活動として、「筆者のものの見方をとらえ、読みとったことを鑑賞文で表現し、中学生と鑑賞交流しよう」を位置づけています。鑑賞文を書くことで自らの感じ方やもののみかたを言葉で記述し、鑑賞文を中学生と交流するという目的のもとで、批評力と鑑賞力を子どもたちの身に付けさせようとするものです。
 子どもたちは、本時までの図工の時間に「鳥獣戯画」の鑑賞文を書いています。絵画について鑑賞文を書いてみた結果、文と文とをどのようにつなぐとよいのか、自分が読み取ったり、感じ取ったりしたことをどのような構成や表現の工夫をするとよりよく伝わるのかなど、書くことについて課題を感じていました。
本時では、こうした課題の解決に向け、教科書教材「『鳥獣戯画』を読む」の冒頭の二段落までを読み、鑑賞文を書くために生かせる表現の工夫等について、グループで話し合いました。グループでの表現の検討を進めていく中で、指導者はグループを回り、見つけている表現の工夫を価値付けたり、鑑賞文を書くうえでの課題との関係を問いかけたりするなど個別指導を行っていました。
グループ交流後の全体交流では、
・「今、ひょいと」、「飛び跳ねたり」など、描かれている人物の様子が想像しやすい表現がある。
・抑揚、濃淡、躍動 とより強調した語を使っている。
・「のびのびと」のような擬態語を使っている。
・絵から想像できることと現実とを書き分けている。
などの気付きの報告がありました。
 授業後の協議会においては、
・積極的なグループ交流を成立させるためのこれまでの取組について
・文章を分析する力の育成における取組について
・これまでにしてきたノート指導の方法について
などについて、青木主幹教諭と受講者とで質疑応答がありました。
 受講者からは、「指導者が、書く技術を教えていないのに、子どもたちから様々な視点からの書くための技術が出されていました。一つの教材に向かう集団の空気づくりにとても興味をもちました」「年度当初より計画されて子どもたちの力を育んでおられるのがよくわかりました。指名についても、綿密に計画されていることがわかり、そのような姿勢を学んでいきたいと思いました」などの感想がありました。

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授業改革<コア・ティーチャー>による公開授業(中学校 理科)

 平成29年11月15日(水)東百舌鳥中学校において、中学校理科のコア・ティーチャーに認定された木村教諭による、2年「天気とその変化『気象観測と雲のでき方』」の単元の公開授業を通して研修を実施しました。
 本時の授業の目標は、空気中の水蒸気が凝結しはじめ水滴となる露点について理解し、飽和水蒸気量曲線のグラフを活用して、気温と飽和水蒸気量の関係を理解することです。
 授業後の協議会では、授業者の授業に込めた思いに視点をあて、受講者がそれぞれの気づきをグループや全体で交流し合いました。
 受講者からは、「身近な事象を取り上げ、生徒に興味を持たせていた」「飽和水蒸気量曲線のグラフの上で、空気中に含まれる水蒸気量を棒状にしたツールを動かせるような教具が工夫されていた」などの感想が聞かれました。

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第11期「堺・教師ゆめ塾(第7回)」グループディスカッション1

平成29年11月19日(日)ソフィア・堺において、第11期「堺・教師ゆめ塾(第7回)」のグループディスカッション1を実施しました。この講座では、教職をめざす同志として、ゆめ塾生とインターンシップ生との交流を兼ねて行いました。
前半は、教育センター 石田 ユミ 指導主事の進行により、理想の先生像について想起し、半年後の自分を見据え、今からできることを考えるワークを行いました。
後半は、教育センター 相談グループ 鶴田 敦 指導主事から「子ども理解」についての講義がありました。「子ども理解をする」とはどういうことかについて考えました。また、子どもたちと信頼関係を築いていくための具体的な方法について学びました。
塾生からは、「自分が描く理想の教師像に対してアドバイスをもらったので、それを参考にさらに自己研鑚していきたい。」「教師に話しても安心できると思った子どもは、自分のことを話してくれることを知った。教師理解と児童(生徒)理解はセットであり、そこから信頼関係を築いていくことを学んだ。」という感想がありました。

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中学校理科スキルアップ研修「中学1年 地学」を実施しました。

 平成29年11月24日(金)、中学校理科スキルアップ研修「中学1年 地学」を実施しました。
 研修会では、佛教大学の平田豊誠先生の指導により、深成岩の生成期間や、砂は花崗岩の風化によってできること等、誤解しやすい概念を実践を交えて学びました。また、「雲のでき方」も実験を通じて体験しました。
 受講者からは「身近な地域の地質が理解できてよかった。」「子どもたちに地学での時間的・空間的な見方を養っていきたいです。」などの感想が寄せられました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会等を実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。

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第11期「堺・教師ゆめ塾(第6回)」スペシャリスト講座1

平成29年11月5日(日)ソフィア・堺において、第11期「堺・教師ゆめ塾(第6回)」スペシャリスト講座1を実施しました。
 NPO法人ジャパンハート代表 吉岡 秀人さんを講師に迎え、「儚き”いのち”の灯火を繋ぐ〜日本の医療界から飛び出した医師の軌跡〜」と題してご講演をいただきました。
「できないと思っている間は、何もできない。」とどんな状況であっても、日々の努力を積み重ねてこられた経験に基づくお話は、塾生にとって自分自身の今後の生き方を考える機会となりました。「教師の仕事は、世界をよくする人をつくることである」という吉岡さんの言葉が印象的でした。
塾生からは、「吉岡先生のお話を聞いて、目先の利益に飛びつくよりも、ゴールでどうなりたいかを考える、人生を長い目で見て、一時の努力ではなく、継続的な努力が大切であると改めて思いました。」という声がありました。

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第11期「堺・教師ゆめ塾(第6回)」授業実践力養成講座3

平成29年11月5日(日)ソフィア・堺において、第11期「堺・教師ゆめ塾(第6回)」授業実践力養成講座3を実施しました。
  教育センター 渡邉 耕太 主任指導主事が講師を務め、「指導案のつくり方〜よりよい授業をめざして〜」の講義とグループワークを行いました。
塾生は、「堺版・授業スタンダード」に基づく授業の組み立て方と指導案のつくり方についての講義を受け、グループワークを通して、事前課題として作成した指導案について検討しました。さらに、ノートの事例から評価を考え、「評価と指導の一体化」について学ぶ機会となりました。
塾生からは、「なぜ指導案をつくるのか初歩的なことからよく分かりました。指導案を練り直し、よりよい授業をめざしたいです。」という感想を聞くことができました。

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「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(中学校国語科)」を行いました

 平成29年11月9日(木)堺市立上野芝中学校第1学年3組教室を会場として、杉本教諭による「コア・ティーチャー公開授業(中学校国語科)」を実施しました。
 単元名は、「いにしえの心に触れる、蓬莱の球の枝―『竹取物語』から」です。本単元では、単元を貫く言語活動として、「『竹取物語』が現在まで愛され続けているのはなぜかについて、引用を用いて自分の考えを紹介する」を位置づけています。
 これまでに、生徒たちは、教科書本文を読み、『竹取物語』が愛されている理由について仮説を立てています。そのうえで、この物語に登場する貴公子たちのいずれか一人が登場する場面を選んでいます。そして、『竹取物語』の該当する場面の原文を読み、仮説の根拠となる記述を整理し、分析していきます。
 本時では、選んだ場面ごとにグループになり、意味の分からない語を古語辞典で調べたり、書いてあることや貴公子の人物像などについてグループ内で相談したりして得た分析結果をYチャートという思考ツールにまとめていきました。
 中学校になってはじめての本格的な古典で、現代語との違いに困難は感じつつも、自分が選んだ場面であることが大きな動機となって、生徒たちは意欲的に『竹取物語』を読んでいました。グループで読み進めていく中で、指導者はグループを回り、疑問に答えたり、その当時の時代背景等を説明したりするなど個別指導を行っていました。
 授業後の協議会においては、
・グループ編成にあたっての考え方
・Yチャートという思考ツール
・中学校における古典の指導法
などについて、杉本教諭と受講者とで質疑応答がありました。
 受講者からは、「身に付けさせたいことは何かをはっきりと決め、指導者が多くを語らず、子ども自らが考える指導でした。そのために、様々な工夫をされているのに気付きました」「杉本先生は、とても優しく、かつ、丁寧な姿勢で生徒に接していました。自分もそのような姿勢を見習っていかなければならない」などの感想がありました。

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小学校理科教材研修会「4年 ものの温度と体積」

 平成29年11月1日(水)と8日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「4年 ものの温度と体積」を実施しました。

 研修会では、小学校学習指導要領から「金属、水、空気と温度」で扱う指導内容の確認をしました。続いて、この単元では、熱いお湯やガスコンロなどを実験に使用するので、児童の火傷などの事故防止に向けての注意点を学びました。また、大量のお湯を実験に用意する必要があるので、その準備の具体的な方法も提案しました。
 単元の導入として「お湯の中に、しぼんだボールや空のマヨネーズ容器などを入れると、どのような変化が起きるのかな?」を体験し、「お湯(温度の変化)によってボールの大きさ(空気の体積)が変化するのではないかな?調べてみたい。」という問題意識をもたせて学習を進めることを確認しました。その後は、授業展開に応じた実験教材の実習を順次行い学校で行う実際の授業に備えました。
 受講者からは、「自分が先に経験できて子どもの気持ちで実験できるので、何が児童の指導に必要なのかよくわかりました。」「学校でお湯を大量に準備する方法を教えていただき役に立ちそうです。」「水や空気の温度による体積変化を、一人ひとりで実験する方法は役立つと思いました。」などの感想が寄せられました。

 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。
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授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)

平成29年10月27日(金)、「授業改革〈コア・ティーチャー〉による公開授業(小学校算数)」を実施しました。
教育センターでは、優れた指導実践を行い、教科教育等をけん引している教員を〈コア・ティーチャー〉に認定し、その教育指導技術等を広く発信・普及させることにより、本市の教育水準の向上を図っております。
授業改革〈コア・ティーチャー〉の一人である槇塚台小学校 松阪 一樹 教諭が小学5年「表や式を使って(全5時間の第4時)」を公開しました。
伴って変わる2つの数量の関係を図や表を用いて考察し、その関係を式に表して問題を解決するという本時の目標に向け、松阪先生は子どもたちとの対話を楽しみながら授業を展開されました。
協議会では、受講者からの感想や質問等を通して、本時の学習活動の意図や松阪先生の日々の指導における工夫、算数授業に対する考え方等を学ぶことができました。
受講者からは「日頃から子ども一人一人の学習意欲を大切にして発表のスキルもつけさせながら算数授業を行おうと思いました」「子どもを育てる大切さを学んだ。育っている子どもたちはとても楽しそうに学習している」「子どもたちが考えたい!と思えるような授業を今後心がけたい」等の感想が聞かれました。

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◆第69回堺市学校理科展覧会 特別賞 その7「堺科学教育振興会長賞」◆

 平成29年9月16・17日に開催した第69回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物20,100点の中から優れた作品785点を展示しました。また、その中から7点を特別賞に選定しました。
 特別賞に選定された特に優秀な作品をシリーズで紹介します。

◆最も生活に密着し実用的な作品◆
<堺科学教育振興会長賞>「よく回る風車のけんきゅう」
原山台東小学校 第4学年 宮本明果さん

「よく回る風車とはどのようなものか興味を持ち、羽根の数や材料、大きさ、形を変えて実験をしました。また、その羽根を使って風力発電ができるか、光電池モーターとLEDを使って確かめました。」
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◆第69回堺市学校理科展覧会 特別賞 その6「教育委員会賞」◆

 平成29年9月16・17日に開催した第69回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物20,100点の中から優れた作品785点を展示しました。また、その中から7点を特別賞に選定しました。
 特別賞に選定された特に優秀な作品をシリーズで紹介します。

◆食品衛生に関する作品の中で最も優れたもの◆
<教育委員会賞>「大根おろしに医者いらず」
東百舌鳥中学校 第1学年 佐々木拓真さん

「大根おろしには、様々な消化酵素が含まれていて、殺菌効果などもある事から、昔から『大根おろしに医者いらず』と言い伝えられてきました。この大根おろしの効果について、調べました。」

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小学校理科教材研修会「5年 流れる水のはたらき」

 平成29年10月18日(水)、25日(水)、堺市教育文化センター(ソフィア・堺)において、小学校理科教材研修会「5年 流れる水のはたらき」を実施しました。
 研修会では、まず、小学校学習指導要領における指導内容の確認をしました。続いて、教科書の川の写真から考えられる問題づくり、雨の日の校庭の水の流れの観察、上流の石と下流の石の違いについての観察・実験、デジタル素材の有効な活用方法などについて考えました。
 受講者からは、「単元の導入から終わりまでの指導の流れが理解できて良かった。」「映像教材の活用の際に観点をしっかりと持たせることが重要だと分かった。」「曖昧だった実験の方法もしっかり教えていただき、良かった。」などの感想が寄せられました。
 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修会などを実施して先生方を支援し、子どもたちの科学的な見方や考え方を養っていきたいと考えています。

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◆第69回堺市学校理科展覧会 特別賞 その5「毎日新聞社賞」◆

 平成29年9月16・17日に開催した第69回堺市学校理科展覧会では、市内小・中・高・支援学校の児童生徒の理科研究物や製作物20,100点の中から優れた作品785点を展示しました。また、その中から7点を特別賞に選定しました。
 特別賞に選定された特に優秀な作品をシリーズで紹介します。

◆製作物の中で最も優れたもの◆
<毎日新聞社賞>「動物の歩き方の研究と製作(ウサギ編)」
浜寺中学校 第1学年 杉前郁和さん

「ぼくは、家で飼育しているウサギの歩き方を研究し、紙で骨格を、アイスキャンデーの棒で筋肉、モーターと電池を使って本物のウサギに似せた動く骨格模型を製作しました。」
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第11回堺サイエンスクラブを実施しました。

 平成29年11月4日(土)、第11回堺サイエンスクラブの活動として、大阪府立大学の白鷺祭に参加しました。白鷺祭では各研究室が研究している内容を一般に公開して、最先端の科学を知る機会を提供しています。
 堺サイエンスクラブ生は、実際に大学の研究室を訪問し、海上での風力発電の研究や、超電導物質の効率の良い作成方法の研究など、最先端の科学を学びました。
 身近な先輩として直接大学生から説明を聞き、科学への興味関心をより高める大変貴重な体験ができました。

 このような活動を通じて研究の基礎を学習し、堺から「未来の科学者」を育みたいと思います。

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