今日は学校安全指導員の方に来ていただいて、不審者対応の避難訓練を行いました。午後の園庭あそびでそれぞれに好きな遊びを楽しんでいる時に、不審者が園内に侵入してきたという設定でした。子どもたちには、いつ訓練が始まるかは知らせず、指導員の方に不審者役になっていただき実施しました。驚いたり、不安や怖い気持ちを抱いたり、困惑する子ども達の姿も見られましたが、1学期からの経験や事前指導の成果もあり、遊んでいた物を置き、近くにいる教師の声掛けや友達の姿を見て、素早く遊戯室に避難することができました。施錠した避難先の遊戯室では、静かに安全が確保されるまで上手に身を隠していました。

　避難訓練の様子を見ていただき、学校安全指導員の方にお話ししていただきました。素早く避難できたことをほめていただいた後に、みんなで「３つのお願い」を守る約束をしました。

①危険を知らせる長い笛が鳴ったらすぐに逃げる。　②外出先で、知らない人に声をかけられてもついていかない。知らない人には気をつける。　③自転車・キックボードなどに乗っている間は交通事故にならないように気をつける。

　不審者訓練でも、自分の命、友達の命を守ることについて再確認できました。

　放課後、教職員に対しての講義がありました。過去に起こった事件に触れ、幼稚園の現状・体制を踏まえて具体的にたくさんの助言をいただきました。子どもたちが「おはよう」と元気に登園して、「さようなら」とお家の人と帰っていく当たり前の毎日を、これからも守っていけるように努めていきたいと思います。