堺市立百舌鳥支援学校

こんな授業をしていますパート2 vol.8

公開日
2020/03/12
更新日
2020/03/12

支援部

 今月は中学部3年「社会生活」の裁縫の授業について紹介します。
 春に中学部3年の社会生活の様子をアップしましたが、その頃はまだまだ針の扱い、ミシンの扱いともに、担当者と恐る恐るといった感じの生徒が多かったです。しかし、1年間取り組み続けてきたことで、自信を持って取り組む姿が見られるようになりました。
 
その集大成として、今年度は卒業製作で「くつ袋」を製作しています。1人が1つのくつ袋を製作するのではなく、グループの特性に合わせて、全員で作業を分担して製作に取り組んでいます。

 (写真1)
 担当者と一緒にミシンを使い、布を袋状に縫うグループです。針の動きに注視したり、スピードボタンに興味を示し、針の動きを変則させたりしながら楽しく塗っています。

 (写真2)
 名前の布を袋に縫い付けるグループです。この名前の布は2グループが協力して刺繍したものを使っています。1学期には担当者が横について確認しながら作業している生徒もいましたが、今は1人で細心の注意を払いながら、針を扱えるようになっています。