堺市立百舌鳥支援学校

こんな授業をしていますパート2 Vol5【支援部】

公開日
2019/11/08
更新日
2019/11/08

支援部

今月は高学年部の課題別学習「ひも通し(マッチング)」の授業内容を紹介します。

 ひも通しは対象の見本をしっかりと観察し色や形を理解する、手先の器用さを養うなどの観点から比較的どの学年においても取り入れられている学習です。今回は高学年の課題別学習で取り入れているひも通しをご紹介いたします。
 3色(赤・黄・青)×3型(球・立方体・円柱)のブロックを用いた色と形を混合させたひも通しです。ブロックの容器は百円均一で売っている錠剤入れ、切手入れを用いました。
 上段・・・学期当初は見本をしっかりと見ながらひも通しを行いました。ブロックの置き方は児童が慣れるように見本通りと同じ順番で固定していました。
 中段・・・慣れてきた頃にはブロックを見本と違う順番で置いていきます。目移りしないように対象の列のみが見えるように支援していきます。
 下段・・・しっかりとひもを通すため作業に集中しています。見本に注目しながら、自分が何を選ぶべきか考えることができるようになってきました。

9種類のブロックがあるので最初は目移りすることもありましたが、段々とコツを掴んできたようで一定の流れを理解すると自分から進んで課題に取り組むことができていました。