今日の一言 4月21日 外国語教育について思うこと (1)
- 公開日
- 2025/04/21
- 更新日
- 2025/04/21
校長雑感 一隅を照らす
外国語には悩まされてきました。「語学習得」ということに関心を持ち始めたころ(必要にも迫られて)、
何か少しでもヒントが欲しいという気持ちから、語学の天才・達人と言われる人を探しました。
〇森鴎外・新渡戸稲造・岡倉覚三・南方熊楠 などなど・・・
その中でも印象的で、親しみやすかったのは、ハインリッヒ・シュリーマンでした。
彼の勉強方法は次のようだったそうです。
1 非常に多く音読する
2 決して翻訳しない
3 毎日1時間
4 常に興味ある対象について作文を書く
5 作文を語学教師の指導によって訂正する
6 前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱する
更に興味深かったのが「何か国語にも訳されている本(名著、または好きな本)をいろいろな言葉で読む」
というものでした。私も、シュリーマンのやり方を真似してみよう!!
ドイツ語を勉強しなくてはならなかった私は、ドイツ語と日本語で出版されている本を探しました。
モモ(ミヒャエル・エンデ)
星の王子様(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)
武士道(新渡戸稲造)
自省録(マルクス・アウレリウス)
ゲーテとの対話(J.P.エッカーマン)
七つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)
・・・・etc.
まだまだいっぱいあります。かたっぱしから手を出しました。時々うまく行くことがありましたが、でも長続きしません。
私が失敗した理由は、簡単でした。中途半端な真似しかしなかったから・・、少しでもうまくいきそうかな?と思えたときは「音読」を一生懸命したときでしたが、でも、何日も続きません。
「2~6」については、全く出来ませんでした。こんな風に、私の語学学習の挫折の歴史がはじまりました。
・・・・
そんな頃に、出会った本が「わたしの外国語学習法」(ロンブ・カトー著)でした・・・・
(つづく)
その中でも印象的で、親しみやすかったのは、ハインリッヒ・シュリーマンでした。
彼の勉強方法は次のようだったそうです。
1 非常に多く音読する
2 決して翻訳しない
3 毎日1時間
4 常に興味ある対象について作文を書く
5 作文を語学教師の指導によって訂正する
6 前日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱する
更に興味深かったのが「何か国語にも訳されている本(名著、または好きな本)をいろいろな言葉で読む」
というものでした。私も、シュリーマンのやり方を真似してみよう!!
ドイツ語を勉強しなくてはならなかった私は、ドイツ語と日本語で出版されている本を探しました。
モモ(ミヒャエル・エンデ)
星の王子様(アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ)
武士道(新渡戸稲造)
自省録(マルクス・アウレリウス)
ゲーテとの対話(J.P.エッカーマン)
七つの習慣(スティーブン・R・コヴィー)
・・・・etc.
まだまだいっぱいあります。かたっぱしから手を出しました。時々うまく行くことがありましたが、でも長続きしません。
私が失敗した理由は、簡単でした。中途半端な真似しかしなかったから・・、少しでもうまくいきそうかな?と思えたときは「音読」を一生懸命したときでしたが、でも、何日も続きません。
「2~6」については、全く出来ませんでした。こんな風に、私の語学学習の挫折の歴史がはじまりました。
・・・・
そんな頃に、出会った本が「わたしの外国語学習法」(ロンブ・カトー著)でした・・・・
(つづく)