3年生 授業の様子
- 公開日
- 2023/05/29
- 更新日
- 2023/05/29
3年生
3年4組と5組の理科では、電池について学習していました。
使い切りの一次電池(マンガンやアルカリなど)、充電ができる二次電池(リチウムイオン、ニッケル水素など)、そしてクリーンでエネルギーが大きい燃料電池の3種類が登場しました。特に、燃料電池は環境への影響が少なく、非常に力を入れて研究が進められています。
燃料電池は、水素と酸素が化学反応を起こして水になるときに、エネルギーが電気として放出されるというようなお話でした。
水素は燃やして酸素と反応させると爆発を起こして水ができる、というのはよく知られていますが、水素が酸素と反応する際に出すエネルギーを、電気として取り出すには一体どのように反応させているのか。
それは、触媒を利用するというものでした。水素をある触媒に触れさせることで、水素イオンと電子に分けることができ、電気を発生させるという仕組みだそうです。
また、逆に電気エネルギーを与えることで水から水素と酸素に分解し、繰り返し使うことも考えられ、それを太陽光発電でできれば・・・というお話もありました。
非常に興味深い内容でした。