一昨日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
一気に冷え込むようになりました。体調管理に十分お気を付けください。
当日は大谷選手からの「素敵な贈り物」のお話をしました。その行動と配慮に頭が下がりました。
今朝は一段と冷えこみました。校長先生もセーターをひっぱり出してきましたが、朝の登校時にはジャンパーを着たりズボンをはいたりしたお友達が多くみられました。先週は半そでで過ごしていたのを考えるとジェットコースターのような温度差です。なので体調管理には十分気を付けてください。また、インフルエンザも流行しています。こちらの感染予防にも努めてほしいと思います。
さて今日のお話は「素敵なプレゼント」のお話です。すでに報道等でみなさんも知っていると思いますが、米大リーグ・エンゼルスの大谷翔平投手が9日、「日本の小学校にグローブ6万個を寄贈したことをインスタグラムで報告した。」というものです。グローブとともに「野球しようぜ!」と記した画像も投稿され、アメリカ、日本のファンからと称賛の声が上がっています。金額にすると送料を別にしても何億というとんでもない数字になり、その桁違いのプレゼントに注目が集まっています。そして投稿の文面には次のように記されています。
「この度日本国内約20,000校の全小学校に各3つのジュニア用グローブ約60,000個を寄贈いたします野球を通じて元気に楽しく日々を過ごしてもらえたら嬉しいです。このグローブを使っていた子供達と将来一緒に野球ができることを楽しみにしています! またご協力頂きました関係者の皆様に感謝申し上げます」
野球愛、子ども愛を感じる内容で本当に素敵でかっこいいですね。
さらに今日のお話には続きがあります。実はその後、SNS上では「キャッチボールは2人いればできるけど、なぜ3個なんだろう?」といった声が上がっていました。
校長先生も予備用かな?予算の都合で3個になったのかな?と思っていました。実は、理由があったのです。その理由、みなさんはわかりますか?ちょっと考えてみてください。
では答えを言います。大谷選手がグローブを3個ずつ寄贈することにした理由とは…、
大谷選手が寄贈するグローブのスポーツメーカーの説明によると「大谷翔平選手は、幼少期から野球を楽しんでいた経験から、日本全国の各小学校へ3つのジュニア用野球グローブ(右利き用2個、左利き用1個、小学校低学年用サイズ)を寄贈することで、子どもたちが楽しくキャッチボールをする場面を想像しています」 つまり、左利きの子どもたちへの配慮からグローブの数を三つにしたということでした。 これを知ったファンからは、「配慮が素晴らしすぎる」「さすがやで…」「左利きの長女の顔がパッと輝いた」「大感動しています」などと反響が集まっているようです。なんと人権感覚が豊かな人なのでしょう!校長先生は全く気付かなかった自分のことを恥ずかしく思っています。見習いたいと思います。
グローブは来月から3月までに届くそうなので、届いたらみんなで一緒にキャッチボールをするイベントを企画したいと思います。楽しみにしておいてください。「一緒に野球しようぜ!」