本日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
彼岸を過ぎましたが、まだまだ暑い日も多く、引き続き熱中症対策をお願いします。
今日は「秋の交通安全運動」「学ぶこと」についてお話ししました。
朝夕は少し秋の気配も感じるようになりました。
それでも油断大敵、今週はまた暑くなる日も多いらしいので、引き続き熱中症には注意してください。
さて今日のお話は二つです。
最初は秋の交通安全運動についてです。
今週は秋の交通安全運動週間となっています。これは春と秋に全国一斉に国や警察署が中心となって交通安全を呼びかける取り組みです。
今回のキャッチフレーズは、「まずはみんなで安全確認」「みんなで守ろう交通ルール」です。
この機会にさらに、交通安全への意識を高めてもらいたいと思います。
もう一つのお話は、学ぶこと、勉強すること、についてです。
先週、6年生の連運の綱引きの練習のために、ゲストティチャーをお招きして指導をしてもらいました。
いくつかのポイントやコツをわかりやすく教えていただきました。例えば、綱は手で引くのでなく、足で引く、手はロックするだけで使わない、真後ろに引く、タイミングを合わせるなどですが、それがいちいち目からうろこでした。(目からうろこ=「目からうろこが落ちる」:今までわかっていなかったことが一気にわかるようになること)
一緒に聞いていた校長先生もめちゃくちゃ納得し、間違いなく授業後は綱引きが上手になったということを実感できました。これが、学ぶということ、もっと簡単に言うとかしこくなったということです。1時間前の自分より今の自分の方がかしこくなったことがわかるってすごいことだと思いませんか。これは君たちも校長先生も一緒です。いくつになっても学べますし、かしこくなれます。
そしてかしこくなるには、決して一人ではできなかったということです。いくら我流でチャレンジ、努力しても、絶対わからないことはあります。
先生がいて、お話を聞いて、お手本を見せてもらって、その上で、自分で体験して、さらにみんなと一緒にやってみて、確認しあって、アドバイスしあって…、これら全部が学習の過程です。
考えてみれば毎日みんなが受けている授業もそうです。1時間前の自分よりかしこくなること、それが授業です。かしこくなることをためらったり、拒否する人はいませんし、かしこくなったと感じるととっても幸せな気持ちになります。
そんな風に考えると、授業の受け方も変わるかもしれませんね。