本日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
いよいよ今週末からGWがスタートです。
それにちなんで「昭和の日」についてお話をしました。
子どもたちにとっては「昭和」はどのようにうつっているのでしょうか?
もうすぐ楽しみなGWが始まりますね。早速4月29日に祝日があります。残念ながら土曜日と重なってしまいましたが、4月29日は何の日か知っていますか?
意外と知られていませんね。4月29日は「昭和の日」です。
「昭和」って知っていますか?「令和」に生きるみんなにとっては、「昭和」はふた昔も前のことですね。校長先生に置き換えると「大正」時代や「明治」時代の事でしょうか。「大正」といえば鬼滅の刃の時代ですね(笑)。
このようにみんなにとっては古い時代の話かもしれませんが、今日は「昭和の日」にちなんで「昭和」の話をしたいと思います。
実は、「昭和」と「令和」はいくつか共通点があります。よく見ると字もよく似てますね。
例えば「オリンピック」です。
2021年(令和3年)に東京オリンピックが開催されたのは記憶に新しいですが、実は「昭和」にも東京オリンピックが開催されています。1964年(昭和36年)に実施されています。この時も大変な盛り上がりでした。開会式の10月10日は祝日(スポーツの日)になっている程です。
もうひとつは「万博」です。
2025年(令和7年)に大阪で日本国際博覧会、通称「万博」が開催されることはもうご存じだと思いますが、1970年(昭和45年)にも「万博」が大阪で開催されています。その時建てられたのが「太陽の塔」です。これも当時は社会現象になるくらいの人出でにぎわいました。77か国の参加のもと6400万人を超える入場者により好評のうちにその幕を閉じました。入場者数は2010年の上海万博までは万国博覧会史上最多の入場者数でした。もちろん校長も先生行きましたよ。当時はみんなと同じ小学校5年生でした。今でもはっきりと覚えています。
一方でつらい歴史もあります。
それは戦争です。1941年(昭和16年)12月8日〜太平洋戦争がはじまりました。真珠湾攻撃、日本のアメリカ、イギリスへの宣戦布告で始まり、1945年(昭和20年)9月2日、日本の降伏文書調印によって終わった戦争です。この戦争の最後には日本の広島や長崎に原爆が落とされました。
そして今、2022年2月24日(令和4年)ロシアのウクライナ侵攻が始まり、未だ戦争が続いています。さらにロシアのプーチン大統領は核の存在をちらつかせた脅しのような発言も行っています。核開発といえば、近隣の国の北朝鮮がロケット実験を繰り返しています。
「昭和」と「令和」このように、共通点はいっぱいですが、いいことは繰り返してもいいですが、戦争のような悪いことは絶対に繰り返してはなりません。「昭和」を知ることで、今を振り返ったり、平和について考えたりすることで、是非「令和」のこれからの生活に生かしてほしいと思います。そして君たちの手で明るい未来を作っていってもらいたいと強く願っています。