本日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
トルコ,シリアの大地震の報道に胸が痛みます。3.11を一か月後に控え,改めて防災意識を高めてまいりたいと思います。
標語コンクールの表彰と保健委員会,放送委員会からの連絡がありました。
連日の報道でみなさんもすでに知っていると思いますが,先週の6日にトルコとシリアでマグニチュード(M)7.8の巨大地震が発生しました。あれから1週間近くがたち,「両国の死者数は計2万8000人を超えた。」と昨日のニュースで伝えていましたが,今朝のニュースでは3万人を超える見込み,という情報も流れています。また,イギリスの報道では「がれきの下まで捜索する必要があるので正確な予測は難しいが,犠牲者は現在の倍以上になると考えている」とも言われています。
本当に信じがたい大変な災害です。一方で,がれきに埋め尽くされた被災地では,生存者の奇跡的な発見も続いています。震源近くで70歳の女性が救出される様子を国営トルコ・ラジオ・テレビ放送が伝えました。また,2歳の女児,妊娠6か月の女性,4歳の女児とその父親が救出された報道もありました。さらに,生死を分けるデッドラインが72時間といわれている中,生後2か月の赤ちゃんが地震発生から128時間後に,また,みなさんと同じ年頃の10歳の少女が140時間ぶりに救出されたというニュースも流れるなど,懸命な救助活動が続けられています。
ちょうど先月,みなさんには,1・17と題して,阪神淡路大震災のお話をしたところですね。そして一か月後には3・11東日本大震災の日が訪れます。震災,天災はいつどこで起こるかわかりません。特に関西地方は南海トラフ地震がいつ起きてもおかしくない状況にあります。この機会に,もう一度防災の意識を高め,日々の生活を過ごしてもらいたいと思います。
最後に,改めてこのトルコとシリアでの震災で犠牲になられた方々に,心から哀悼の意を伝えたいと思います。