昨日実施した全校朝礼の内容をまとめました。
早いもので明日から2月です。
ついこの間お正月だったのに…。月日の経つのは早いものです。
厳しい寒さが続いていますが,暦の上では確実に春が近づいています。
今日は1月30日,寒さはまだ厳しいものの,来週からはいよいよ2月です。
ついこの間お正月だったのに早いですね。ちなみに1月は「行く」,2月は一年で最も短い月という事で「逃げる」とも言われてます。さらに3月は「去る」と言われ,3学期は本当にあっという間です。
さて2月と言えば,今週の金曜日,2月3日は「節分」です。本来の節分の意味を調べると,節分は年に4回あるそうです。
節分とは本来,季節の節目である「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前日のことで,漢字の通り「季節の分かれ目」「季節の変わり目」のことを指します。
その中でも旧暦の1年の始まりである春の節分(立春の前日)が重要視され,だんだんと節分=春の節分という認識が広まっていったそうです。
そして節分といえば豆まきですね。豆まきは,季節の節目である節分の時期に,鬼が災いをもたらすと考えられていることから,鬼を寄せ付けない,追い払うために,魔除けの力をもつ豆をまいて鬼を退治するという風習です。
そういうことから,節分は,「みんなが健康で幸せに過ごせますように」という意味をこめて,悪いものを追い出す日とされています。
みんなのお家にも怖い鬼さんが来るかもしれませんね。そんな時は「鬼は外,福はうち」と言いながら豆まきをしましょう。
もうひとつ節分で有名なものが「恵方巻き」です。実はその発祥は大阪だそうです。節分に恵方を向き,願い事をしながら太巻きを黙々と最後まで食べるというものです。こちらも調べてみると「太巻きの具は,七福神にあやかり,また福を巻き込むという意味も込め,七つの具を入れるのがよいとされている。太巻きは,鬼が忘れていった金棒という見立てもあるようで,食べる=鬼退治という意味合いもある」ということでした。ちなみに2023年の恵方は「南南東」です。
このように1年の始まりである春の節分はいろんな意味で福を呼び込む縁起を担ぐ風習がいっぱいあります。
まだまだ寒い日が続きますが,春はもうすぐそこに来ているということですね。
引き続き健康に注意して過ごしてください。