本日実施した終業式の内容をまとめました。
猛暑の8月から極寒の12月まで,長い長い2学期が終了しました。
その間,子どもたちは様々な経験を通して心身共に大きく成長しました。
新年に元気に再会できることを楽しみにしています。
いよいよ終業式となりました。長い長い2学期が終わりました。
2学期の初めは8月29日,まだ夏真っ盛りで熱中症を心配していたくらいです。それが季節も移り,こんなに寒くなりました。
この間,修学旅行や宿泊学習,校外学習など,大きな行事も全部2学期にあり,充実した毎日を送ってきたと思います。
すなわちそれは,そのまま君たちの成長と重なっているわけです。
その具体的な様子が書かれた通知表を,今日,担任の先生から配ってもらいます。
校長先生は事前に,みなさん全員の通知表を読みました。そこにはみんなの頑張っている姿がいっぱい書かれていました。担任の先生が一人一人に思いを込めて書いた文章です。教科の成績だけでなく,その部分もしっかりと読んでほしいと思います。
最後にもう一つお話します。
先ほど,季節の移り変わりのお話をしましたね。今日は12月23日ですが,昨日の22日はなんの日か知っている人いるでしょうか?
答えは,「冬至(とうじ)」です。「冬至」は一年の中で最も昼が短く、夜が長い日のことを指します。
「冬至」の日によく行われている風習には、「ん」がつく食べ物を食べる,柚子湯(ゆず湯)に入る ,かぼちゃを食べる,などがあります
昨日,おうちの食卓やお風呂でそんな経験をしたお友達もいるかもしれません。
なぜこのような風習があるかというと「冬至」は季節の変わり目のポイントとして重要な意味を持っているからです。
「冬至」は1年で最も日が短いということは、翌日であるまさに今日から日が長くなっていくということになります。
中国や日本では「冬至」は太陽の力が一番弱まった日であり、この日を境に再び力が甦ってくることから「冬至」を境に運が向いてくるとしています。つまり、今日はみんなが上昇運に転じる日なのです!
日に日に暗くなるのが早くなるのと,これから日ごと日が長くなるのを比べて考えると,なんだかそれだけで気持ちが明るくなりますよね。
昔,校長先生の尊敬する先輩の先生も同じ意味で,「1年で1番好きな日は『冬至』」とおっしゃったことを今でもよく覚えています。
明日から冬休みになりますが,年末年始の楽しいイベントだけでなく,「冬至」の次の日,まさに運気が上がっていく今日からの毎日を大事にしてもらいたいと思います。