堺市立竹城台東小学校

今日は万博献立(エジプト)です

公開日
2025/07/10
更新日
2025/07/10

給食

7月10日の献立は

ごはん 

ムルキーヤ

コシャリ

ケバブ

牛乳

でした。




エジプトは、アフリカ大陸にある国で、国土の90%以上が砂漠です。

1年を通して雨はほとんど降りませんが、砂漠を流れるナイル川があるので、

豊富な農作物や魚介類に恵まれています。

古代から高度な食文化が存在し、

ピラミッドの壁画には、ナイル川での漁の様子や、

小麦の収穫からパンを焼く様子などが描かれています。

長い歴史の中で、いろいろな国の影響を受けながら

食文化が発展してきました。


ムルキーヤは、モロヘイヤを使ったスープのことです。

昔、エジプトの王様がモロヘイヤのスープを飲んで不治の病が治ったことから、

モロヘイヤのことを、アラビア語で王様の野菜を意味する「ムルキーヤ」と呼ぶそうです。



アラビア語では「ملوخية」と書くそうです。

「コシャリ」は、「混ぜる」という意味で、お米にパスタや豆をのせて、

トマトソースをかけて食べるエジプトの国民食です。



ニンニクがたっぷり入ったムルキーヤが多いようですが、

今日の献立では、コーンやニンジンも入った、コンソメや醤油風味のあっさりしたスープでした。

コシャリは、お店によっても味が違うそうです。

今日の献立では、レンズ豆とひよこ豆水煮と、小さなマカロニ、ほんのりクミンの香りも加わっていました。


夏になり、モロヘイヤが手に入りやすくなってきたので、おうちでも試してみてくださいね。