奈良の大仏づくりに大きな役割を果たし、各地にため池を作って人々の暮らしを豊かにした「行基」（ぎょうき）というお坊さんにゆかりのお寺がこの地域にもあり、月輪寺と興源寺がそれにあたるそうです。たくさんのことを教えていただきました。ありがとうございました。

この地域で作られた千数百年前の陶器が、北は東北地方から南は九州まで、日本の各地から見つかっているそうです。優れた製品をつくりだす、すばらしい技術をもった人たちが住んでいた地域なのだとわかりました。

地名の由来はずばりこの地域が「陶器」（焼き物）の一大生産地であったことです。月輪寺の南側からは焼きあがった陶器の「検査」をしたところの遺跡が、隠地区からは、陶器を焼いていた「登り窯」の跡が見つかっているとのことでした。

お話の内容をしっかりメモしています。

「陶器」という地名の由来や、お隣の西陶器地区などを含めた、このあたりの地域の歴史について詳しく教えていただきます。

いただいた資料を見ながら、お話をきいているところです。

３年総合の学習です。東陶器地区の歴史に詳しい方に来ていただき、お話をうかがいました。

道路に近いところに住宅が多くあるのは、東陶器の校区と同じだと発言しています。校区探検で身につけた見方を使って、堺市のようすもとらえようとしていました。

道路などの交通つながりで、住宅の多いところに鉄道や道路が多く通っていることにも気づきました。これは、多くの住んでいる人の移動に便利だから、工場の多いところにも近いので、働きやすいからなどと考えていました。個々の事実がどんどんつながって、しっかりした知識になりつつあります。

この人もくだもの畑について同じように考えています。さらにこの人は、高速道路がさほど遠くないところにあるため、とれた果物をはこぶのにも便利だからだと、道路との関係から考えています。