6/5(月) 水無月 条件付特定外来生物
- 公開日
- 2023/06/05
- 更新日
- 2023/06/05
校長室から
全校朝会でお話ししたことを紹介します。
先週の金曜日に大雨が降りました。
雨は水をもたらすので、降らないと困るものではありますが、一度に多く降ると災害をもたらすこともあります。
自然の力は大きく、人の力ではコントロールしきれないこともあり、ときには人の命をも奪ってしまうこともあります。
今回はとてもたくさんの雨が降りましたが、皆さんが無事でよかったです。
下校時に、おうちの方が家の近くで見守っていただいたり,地域の方が大雨によって危ないなと思われるところを教えてくれて、そこで見守ってくれたりしました。
そして,先生方みんなが、皆さんが安全に下校できるように付き添って下校を見守ってくれました。
皆さんの安全を守るために、いろんな方々が動いていただいています。
感謝の気持ちをもって、その気持ちを伝えてくれるといいなと思っています。
さて、6月には別の言い方で、水無月というのがあります。
どうして雨がよく降る月なのに、「水が無い」というように書くのかを、去年のこの時期にお話ししました。1年たつと忘れてしまいますね。
「な」というのは、無という意味ではなく、「〜の」の意味があるそうです。
だから、水の無い月ではなく、水の月ということになります。
もう一つお話をします。
金曜日に皆さんの下校を見守りに用水路近くに立っていたのですが、田んぼの用水路の中にカメの姿を見つけました。アカミミガメです。
アカミミガメとアメリカザリガニは、外来種の中でも、条件付特定外来生物といって、
この6月から、捕まえたり、飼ったりするのにいろいろと法律できまりが定められています。
外来生物というのは、もともと日本に住んでいなくて、外国から持ち込まれて育てられたものが、逃げたり、逃がされたりして、増えて自然に見られるようになったものです。
この中でも特に、アカミミガメとアメリカザリガニについてはきまりが作られました。
捕まえて飼ってもいいですが、捕まえて飼ってから逃がすことは法律で禁止されています。人の手で、場所を変えると問題が出てくるからです。
だから、捕まえる前に、お家の人に飼ってもいいかどうかを聞いてください。
飼ってから逃がすことは法律で禁止されていますので注意してください。
通学の途中で捕まえて、学校へ持ってきても学校では飼うことができないので、途中で捕まえないでください。捕まえる前にお家の人と相談してください。