堺市立五箇荘東小学校

「音読の大切さ」について

公開日
2024/05/30
更新日
2024/05/30

学校行事

 音読(文を声に出して読むこと)はとても大切です。
 昨年から本校では「音読の大切さ」について話し合い、以下の点を確認しました。

・発声・発語のトレーニング
・文を目で追うトレーニング
・言葉のまとまりの意識づけ
・語彙の拡大
・漢字(既習や新出)の読み方の定着
・文の構造をつかむ(内容のより深い読みとりにつながる)
・日本語のリズム(俳句や短歌、古典文学などを含む)に慣れ親しむ
・言葉の抑揚や強弱、間の取り方などの工夫を身につける(話す力につながる)

 音読は黙読(声に出さないで目で文を読むこと)と違い、脳への刺激があり学習効果が向上します。また、目だけでの読み方では一つ一つの言葉を正確に読めていない場合もあり、文を丁寧に読む癖と脳への刺激の効果で、文の内容を想像する力となり、読解力の向上につながっていきます。

 ご家庭でもこれらのような意識を少し加えて聴いていただけるとお子様の力につながるのではないかと思います。「音読の大切さ」についてご理解いただき、家庭学習の際にご指導いただければ幸いです。お子様の学力向上のため、学校での様々な取組についてご紹介していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。