交通事故に気をつけよう
- 公開日
- 2025/12/16
- 更新日
- 2025/12/16
校長室から
月曜日のテレビ朝会で、交通事故の話をしました。
「平安時代の頃から12月の事を師走と言います。なぜ師走=「師が走る」というかというと、12月は忙しくて、普段は落ち着いている師(先生)= 僧侶も、忙しそうに走り回っているからと言われています。(諸説あります)そのためか、12月は1年中で一番交通事故が多い月です。
忙しい以外にも理由があります。12月は、一年の中でも最も暗くなるのが早い月です。薄暗い時間帯(薄暮といいます)には、自動車と歩行者が衝突する事故が最も多く発生しています。そのほとんどが、歩行者が道路を横断中におこっています。特に、横断歩道以外での発生が多いです。冬の薄暗い時間帯は、歩行者や自動車ともに交通量が自然と多くなります。「冬の薄暗さと交通量の多さ」から、12月は特に交通事故が起きやすいのです。
皆さんが、学校に来るとき、学校から家に帰るとき、それから、 学校から帰って、遊びに行くときや習い事に行くときに、交通事故に遭わないか心配です。校区の中には、大きな道路があって、車がたくさん走っています。 また、見通しの悪い道路もあります。車や自転車が急に出てくることもあります。
そこで、交通事故に遭わないために、確認しておきたいこと4つお話します。
① まず、学校の登下校では、「通学路」を通りましょう。ふざけたり、横に 広がったりしないで、歩道を歩きましょう。
② 次に、道路を渡る時は、できるだけ横断歩道を渡るようにしましょう。「右を見て、 左を見て、もう一度、右を見て」、安全を確かめて渡りましょう。
③ 信号のある横断歩道では、歩行者用の信号が「青」になって、車が全部止まったことを確かめてから渡りましょう。「青」が点滅しているときは、横断するのをやめましょう。
④ 「飛び出し」は、やめましょう。止まっている車の陰から飛び出て、 事故に遭う場合が多いです。
自分の「命」はたった一つです。皆さんが事故に遭ったら、お家の人はとても悲しみます。 先生たちも悲しいです。 是非、皆さんは、交通事故に遭わないように 気を付けて行動してください。