堺市立東三国丘小学校

「今年の漢字」についてテレビ朝会で話しました

公開日
2025/12/08
更新日
2025/12/08

校長室から

「今年の漢字」というのを知っていますか。「日本漢字能力検定協会」が、30年前の1995年(平成7年)に始めました。30周年を迎える今年も、日々の出来事や気持ちを“一文字”に込めて一年を振り返ります。全国から募集し、最も多かったものを「今年の漢字」として、毎年12月12日前後に京都市にある清水寺で発表しています。大きな和紙に一気に書き上げる様子は師走の風物詩になっていて、テレビのニュースなどで見たことのある人も多いと思います。

第1回の1995年に選ばれたのは「震(しん)」でした。この年には阪神・淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起きました。

22年前の2003年(平成15年)は、「虎(とら)」。この年、阪神タイガースが18年ぶりにセ・リーグ優勝を果たしました。

12年前の2013年(平成25年)は「輪(わ)」。2020年の東京五輪が決定、台風や竜巻、集中豪雨などによる自然災害で支援の「輪」が広がったことなどが理由でした。

6年前の2019年(令和元年)は「令(れい)」。平成が終わり、元号が「令和」となりました。

5年前の2020年(令和2年)は「密(みつ)」。新型コロナが流行し、感染防止のため「3密」を避けるよう呼びかけられました。

3年前の2022年(令和4年)ウクライナ侵攻やミサイル発射など「戦」を意識、円安・物価高との“戦い”で戦の字が選ばれました。

去年2024年は「金(きん)」が、選ばれました。これは、パリオリンピック・パラリンピックがあり、日本の選手たちがたくさんの金メダルを獲得しました。金メダルは一番の賞で、とても輝いていますね。また、大谷翔平選手が野球で大活躍し、特別な賞をもらったことも「金」に関連しています。非常に価値があること値千金と言います。

さて、今年の漢字は何になるか予想してみてください。今のところ有力候補は「熊」か「米」と言われています。また、自分にとっての今年の漢字1字やクラスにとっての今年の漢字1字を考えてみてください。(よければ教えてください)