令和6年度 第1回避難訓練の様子から
- 公開日
- 2024/04/19
- 更新日
- 2024/04/19
校長室から
4月15日(火)に全校児童を対象に,火災を想定した避難訓練を行いました。
この避難訓練では,火災発生・避難指示の校内放送を受け,教員の誘導に従って運動場まで避難する児童の様子を,消防署の方々に見ていただき,ご指導いただきました。
1年生から6年生まで各学級の子供達は,安全に落ち着いてすばやく避難することができました。5・6年生は,避難開始から避難後の整列・話の聞き方まで,在校生に立派なお手本を示すことができました。
(※1年生は,訓練の後,消防自動車の見学もしました。)
私からは,避難訓練の終わりに,訓練の講評として,次のような内容の話をしました。
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今日は,今年度初めての避難訓練でした。地震や火事はいつ起こるか分かりません。
だから,命を守るために避難訓練を行います。
今日は,火災を想定した訓練でしたが,今日の訓練のめあては,「安全に落ち着いて,すばやく避難する。」ということでした。もう一つ「新しい教室からの避難の仕方を覚える。」ということも目標となったのではないでしょうか。
校長先生は,みなさんの避難の様子を観察していました。
安全に,落ち着いて(あわてずに冷静に),すばやく避難できたかということについて,みなさんの避難の様子を見守りました。
一つ目の「安全に」は,走らずにここまで避難できていました。
二つ目の「落ち着いて」は,どうだったでしょうか?先生の指示に従って,あわてず,真剣に避難することができていました。
三つ目の「すばやく行動する」は,どうでしたか?避難指示の放送が入ってから,みなさんが集合するまでにかかった時間は,5分48秒でした。この時間については,一年間に今日のような訓練は何回かありますから,第1回目今日の記録と比べていきたいと思います。
「おはしも」という合言葉がありました。「おさない,走らない,しゃべらない,もどらない」ですね。
「おはしも」を守って行動するためには,毎日の学校生活での行動が大切になります。
「授業中に,先生や友達の話を静かに聞くこと」,「廊下は静かに右側を歩くこと」,「多くの人数が集まる時には口々に話はしないこと」。これらはすべて,命を守るための訓練になります。
「おはしも」を守ることは,自分だけではなく,友達の命を守ることにもなります。
いつ起こるか分からない地震や火災に備えて,「おはしも」の合言葉がいつでも守れるように,毎日の生活の中でも,正しい行動ができるようにしておきましょう。
今日の避難訓練は,目標が達成できて,みんなとてもよかったです。