若葉薫る季節〜心を育てる〜 5/1
- 公開日
- 2022/05/01
- 更新日
- 2022/04/16
校長室から
さわやかな5月を迎え,校庭の木々の緑が一段とあでやかさを増しています。
休み時間の運動場には,子どもたちの元気に遊ぶ姿が見られます。また,教室では先生の話をよく聞き,しっかり学ぼうとする子どもたちの姿があります。
さて,私は,次のような子どもの姿を見て,「心が健やかに育っているなあ」と嬉しく感じるときがあります。
「毎朝,お辞儀をしながら元気な声で『おはようございます』とあいさつをする子」
「掃除や当番の仕事を,黙々と最後までやりぬく子」
「困っている友だちや下級生に優しく声かけをしている子」
「注意をすると『はい』と素直に返事ができる子」
このような子どもたちには,次の《4つの心》が育っていると考えています。
◇自己存在感
自分は人から認められている,大事にされていると感じられる。
◇自己有能感
自分には物事を最後までやり遂げる力があると感じられる。共に喜んでくれる人がいる。
◇自己有用感
自分は役に立っていると感じられる。
◇自己肯定感
自分にはよいところがあると感じられる。(多様な「よさ」)
《4つの心》を育てるには,子ども一人一人の多様な「よさ」を認め,その子の頑張りを励ましたり喜んだりする大人がまわりにたくさんいることが重要です。そうすることで,豊かな心を育て,さらなる意欲を高めることに繋がります。
新年度当初のこの時期は,ご家庭で学校の話題が多くのぼるときであり,ゴールデンウィーク等,ご家庭で過ごす時間が増えるときでもあります。《4つの心》を育てるための言葉かけを,ご家庭でもぜひお願いします。
学校でも,「チーム鳳南」で,愛情と情熱をもって日々の指導・支援を行っていきたいと思います