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最新更新日:2021/03/01 |
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幼児教育研修「小学校教育につなぐ『言葉による伝え合い』を育む保育」
11月6日(金)、感染症対策を講じたうえで、幼児教育研修を実施しました。
今回は、「小学校教育につなぐ『言葉による伝え合い』を育む保育」をテーマとし、奈良教育大学の横山真貴子先生にご講演いただきました。 前半は、幼小接続の基本的考え方について、特に、幼児教育の本質である「遊びを通した学び」を充実させるために、「幼児期の終わりまでに育ってほしい姿」をどのように捉えるとよいかなどについて、ご教示いただきました。 後半は、「言葉による伝え合い」に焦点をしぼり、乳児期からの受容的、応答的なかかわりの重要性とともに、その後の言葉の育ちと保育者のかかわりについても、年齢ごとに具体的に示していただきました。何より、「言葉による伝え合い」が育まれるためには、「伝えたい」「聞きたい」と思える人がいること、そして「伝えたい」「聞きたい」と思えるような体験が大切であるということを、共有することができました。 参加者からも、「保育者が話す内容を『聞きたい!』『知りたい!』と思ってもらえるようにしていきたいと思った。」「『伝える』を意識しがちだったけれど、まずは遊びが大切、その中で経験することが大切であり、それが『伝える』につながることがわかった。」などの声が聞かれました。 今回の研修を受けて、子どもたちの豊かな言葉の育ちにつながるような実践が広がることを願います。 ![]() ![]() ![]() ![]() 幼児教育研修「配慮を要するこどものみかた」
10月22日(木)に、感染症対策を講じたうえで、幼児教育研修を実施しました。神戸大学大学院の赤木和重先生を講師にお迎えし、「配慮を要するこどものみかた」と題してご講演いただきました。
子どもが「できないこと」ではなく、「今できること」を中心に保育を組み立てることで、「楽しい」と思える経験を積み重ね、意欲につなげることが大切だということを、動画や事例など、具体的な子どもの姿を通して教えていただきました。 参加者からも、「今すぐどうしようと解決策を見つけようとするのではなく、子どもの今を見つめられるようにし、かかわっていきたい。」「多様な意見を聞く機会になり、考え方の幅が広がった。子どもを変えるのではなく、子どもが変わる楽しい保育を考えていきたい」などの声が聞かれ、今後の保育を見直すよい機会となりました。 ![]() ![]() ![]() ![]() 第1回 幼児教育実践交流セミナーを開催しました
8月6日(木)に、感染症対策を講じたうえで、「幼児教育実践交流セミナー」を開催しました。
本研修は、市内幼児教育施設の研修主任等、中核を担う教員の資質向上を目的としており、今年度から2年計画で研修を進めていきます。 初回となる今回は、常磐会短期大学の中村妙子先生を講師にお迎えし、「幼児教育で大切にしたいこと」をテーマにご講演いただきました。幼児期の遊びを大切にした保育が、いかに子どもの育ちや学びにつながるか、具体的な事例を交えてお話いただきました。 参加者からも、「子どもたちが主体となって遊んだ時のわくわく感、ときめき、ひらめき、心揺さぶられる体験を、子どもと一緒に楽しんでいきたいと改めて思いました。」「若い先生の指導をする際にも否定でなく、肯定的に。そして、ともに考えよりよい保育をチームでしていきたいと強く思いました」との声が聞かれ、充実した研修となりました。 次回以降は、参加者の実践をもとに、幼児の育ちや学びにつながる保育について深めていく予定です。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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