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最新更新日:2023/05/29 |
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中学校理科スキルアップ研修「電池とイオン」
令和4年4月22日(金)、堺市教育センターにおいて、中学校理科スキルアップ研修「電池とイオン」を実施しました。
最初に、生徒の興味を高める時計反応を演示しました。この反応は、ヨウ化物イオンに関係するもので、イオンであるかないかで性質が全く変わる例として紹介しました。 次に、マイクロプレートを利用した銅、亜鉛、マグネシウムのイオンへのなりやすさの比較実験、細い銅線に硝酸銀を一滴垂らすだけの銀樹の顕微鏡観察を行いました。これらの実験観察は、教科書記載とは少し異なりますが、薬品が少量で済むというメリットがあります。 その後、新しく学習することになったダニエル電池の実験を、硫酸銅水溶液、硫酸亜鉛水溶液を寒天培地にして実施しました。最後に、この硫酸塩寒天培地を作成する実習をしました。 受講者からは、「生徒が難しいと感じるイオン、電池のおもしろみを伝えられたらいいなと思いました」「化学分野は苦手なので、簡単に実施できる実験を学ぶことができて良かった」「特別な備品を購入しなくてもできる実験は、費用面でも助かります」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちが科学的に探究する力を養っていきたいと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 小学校理科教材研修「6年 ものが燃えるしくみ」
令和4年4月13日(水)、20日(水)、堺市教育センターにおいて、小学校理科教材研修「6年 ものが燃えるしくみ」を実施しました。2回目の研修では、センターでの集合研修とオンラインでの研修とを併用して行いました。
研修では、まず学習指導要領解説から「子ども主体の問題解決活動」の重要性を確認しました。 次に、ものが燃えることと空気との関係に着目した問題意識を醸成するために、穴が開いていない空き缶や穴が開いた空き缶の中で割りばしを入れて燃やすなどの活動を実際に行い、問題づくりの工夫について考えました。 その後、「ものが燃えることと空気の入れ替わりや通り道にどんな関係があるのか。」「空気の成分の中でものを燃やすはたらきのある気体は何だろうか。」「燃焼前と燃焼後の空気の成分は変わるのだろうか。」という子どもの問題を解決するための検証実験を行いました。また、火気を扱う危険な活動や実験が多いので、その際の注意点について研修の中で具体的に考えてもらいました。 受講者からは、「実際に子どもたちと同じ実験ができたので、子どもの気持ちになって考えることができました。目の前の子どもに合った方法で指導しようと思います。」「教科書の実験の進め方で疑問に思っていたことがこの研修で解けました。」「安全面や注意した方がよいことを教えてもらい、とても参考になりました。」などの感想がありました。 教育センター科学教育グループでは、これからもこのような研修を通して先生方を支援し、子どもたちの科学的な問題解決の力を養っていきたいと考えています。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 「堺サイエンスクラブ」会員募集!
理科大好きな堺の小学校6年生を募集します。
5月から年間約10回にわたり、科学に関わる様々な取組を行います。 理科が好きな堺の小学生が集い、観察・実験に取り組み、自由研究活動の進め方について共に学び高めあい、発表会を行います。また、科学についての講演会や、科学イベントに参加し、様々なフィールドでたくさんの「学び」「発見」を体験します。 教育センターで実施する観察・実験はもとより、大阪公立大学等での科学実験や見学会への参加などを体験することで、観察・実験の技能だけでなく科学的思考力や科学に取り組む姿勢などを高めます。 活動は主に土曜日や夏休みです。 この取組は、大阪公立大学が実施する「未来の博士」育成ラボとも連携しています。 4月16日(土)午前10時から、オンラインで説明会を行います。入会を検討されている方はご参加ください。 堺サイエンスクラブについての詳細は、こちらをクリックしてください。 申込は、「堺市電子申請システム」から申し込んでください。(こちら) オンライン説明会の参加方法等については、<swa:ContentLink type="doc" item="81122">こちら</swa:ContentLink>をクリックしてください。 ![]() ![]() ![]() ![]() |
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