10月の天体観測 その1
- 公開日
- 2023/10/02
- 更新日
- 2023/10/02
各教科より
10/9(月)16時頃りゅう座流星群の活動が極大になり、宵のころが見ごろとなります。放射点が高めで月明かりがないという良い条件ですが、活動的には小規模なので、1時間あたり5個程度となります。流れ星の速度は遅く、ふわっとした独特な光の流れで『ジャコビニ流星群』という名称でも知られ、1時間あたり数千個もの流星を降らせたこともあります。
10月上旬から中旬頃、未明から明け方の東の空で『明けの明星』(金星)としし座の1等星レグルスが接近して見られます。最接近は10/10(火)ころで前後数日は双眼鏡の同一視野の中にみることができます。夜明けの東天を駆け上がるライオンの胸元で2つの星が共演する光景を楽しみましょう。11日(水)には上図にあるような細い月も参加してきます。