4/23(日)こと座流星群の活動が極大となります。極大時刻は午前10時ごろと予測されているので、23日未明から明け方にかけてが見ごろとなります。月明かりの影響を全く受けないので条件はいいのですが、もともと流星数が少ない流星群なので1時間当たり数個程度と思われます。流星の母天体はサッチャー彗星で、少ないながらも明るい流星の割合が高いので目にできれば印象に残る流星ショーになることでしょう。
　また、同じ23(日)の夕方から宵、西北西の低空で月齢３の細い月と金星(宵の明星)が大接近して見られます。地球照を伴った幻想的な細い月と宵の明星の共演は、数ある月と惑星の接近の中でも随一の美しさになります。